京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

晩秋の名残と初冬の風物詩

2019-12-14 07:10:37 | 園芸・植物・自然環境
下鴨神社の玉垣から糺の森の社叢に目をやると、社叢林にからみついたキカラスウリ(黄烏瓜)の実がひとつだけ寒風に揺られながらぶらさがっていました。


(キカラスウリ)


10月下旬に少し離れた場所で色づいていたカラスウリ(烏瓜)が朱色の実をつけるのに対し、キカラスウリは名前のとおり黄色い実をつけます。


(カラスウリ→紹介記事はこちら


熟しすぎてか、ちょっと萎びていますが、晩秋の名残のひとつでしょうか。またキカラスウリの近くでは、初冬の風物詩のひとつ、ビワ(枇杷)の花が咲き始めていました。




冬に花を咲かせる果物は珍しく、日本にもビワの野生種がありましたが、現在栽培されているのは中国からもたらされた品種だそうです。

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