第50回 近畿高等学校演劇研究大会【速報】

2015年12月26日(土)・27日(日)に呉竹文化センターで行われる、
第50回近畿高等学校演劇研究大会の速報です。

【上演校紹介3】 上演1 京都府立東宇治高校

2015年12月20日 | 近畿大会
上演校の皆さんが、質問に答えてくださいました!


京都府立東宇治高等学校

☆上演日時 : 12月26日(土)9:30~10:30

☆上演作品 : 「ブンナよ、木からおりてこい」

☆作 者 : 水上勉〈既成〉/小松幹生〈脚色〉、たまきはる〈潤色〉 



◎東宇治高校について、教えてください。

東宇治高校は見晴らしの良い御蔵山の高台、静かな住宅街の中という恵まれた環境にあり、そんな中で私たちは日々勉学に励んでいます。

しかし、東宇治高校は勉学だけではありません。
体育前のアップや近くの山を越えるマラソン大会など、運動面に関しても力が入っています。
体力がない者にしては大変なのですが、将来を切り開くために鍛えられていると思えば、先生方の優しさを感じます。

高校生活、学校だけでは息が詰まります。
学校の近くには一息つける場所も沢山あります。
少し足をのばしてみようと思えば、六地蔵にはJR・京阪・地下鉄が1箇所に固まっているので便利なものです。

落ち着いた環境、豊かな感情とおおらかな人間性。
併せて、自分とは違う様々な考えを持つ仲間たち。
そんな仲間たちと一緒に刺激的な毎日を送れる。とても素敵な学校です!


◎演劇部はどんな雰囲気ですか。

私たち演劇部は、31名の部員と4名の顧問がおり、京都府下1番の賑わいです。
個性豊かなメンバー揃いですが、"演劇が好き"という想いが私たちを繋いでいます。
普段は基礎練から、エチュードやゲーム感覚で楽しめるワークなど、様々なことを行っています。
人数が多いため大変なこともありますが、『全員で1つの舞台を創り上げる』ことを大切にして、この人数を東宇治高校演劇部の強みにできるよう努めています。


◎「ブンナよ、木からおりてこい」の上演にあたって、一言お願いします!

今回、私たちが演じる「ブンナよ木からおりてこい」は私たちが生まれるよりかなり前に書かれた作品で、古い表現や考え方を吸収する事がとても難しかったです。
ですが、今を生きている私たちが見る世界と重なる部分も多く、それにより人間の根底にあるものはいつの時代も変わらず存在していることを学びました。
日々の想いを役を通して全力でぶつけ、私たちにしか出せない色で観客席の隅まで染め上げたいと思います。

▼「ブンナよ、木からおりてこい」の舞台写真です。