青空が広がった長野です。明日からは、再び梅雨空に戻る予報が出ています。
せっかくの青空でしたので、車でミニドライブに出かけて来ました。婆さんは「今日は休養日」とのことでした。毎日が休養日のように思うのですが。
少し前の新聞に、若穂にある「清水寺(せいすいじ)」の記事が掲載されていました。一度行きたいと思っていましたのでそこを目的地に。若穂は、長野市街の東側、菅平に向かう途中の地域です。
若穂の清水寺は、700年代に行基が創建し、800年代に坂上田村麻呂が再興した古刹です。京都にある清水寺(こちらは、きよみずでら)も、坂上田村麻呂が関係していますので、繋がりがあるのかも知れません。千手観世音菩薩を安置していることも共通していますし。
このお寺は、桜、紅葉、牡丹で知られています。本堂前の小さな池には蓮が、少ないですが紫陽花も咲いていました。境内からは、遠くに長野市街も望めました。
奥の院にある観音堂に向かいます。観音堂へは、本堂の横から行くことが出来ますが、一旦外に出て、直接、観音堂へ続く門の方から向かいました。
門をくぐると、観音堂までの長い石段が続いています。青モミジのトンネルです。
観音堂へはこんな石段を、約15分ほど登ることになります。別につづら折りの坂道もありますが、お寺を創建した行基さん達のご苦労を偲ぶ(?)ために石段を選択。
深い木立の中を歩くのですが、背中には汗が流れてきます。途中途中で立ち止まりながら歩き、ようやく観音堂が見えてきました。
ここからは、緩やかな坂道を歩いて観音堂に向かいます。大きな枝垂桜が目を引きます。桜の時期の見事さが目に浮かびました。観音堂は、大正時代の大火で、三重塔等の多くの堂宇と共に焼失、昭和になって観音堂だけが再建されました。
帰りは、坂道を下ります。青モミジを楽しみながら。
本堂周囲もモミジに囲まれています。鐘楼脇の桜も大きな木です。
本堂に上がってきました。
コロナの影響もあって、暫くの間、京都の清水寺には行けませんが、若穂の清水寺(せいすいじ、ですが)で青モミジをたっぷりと楽しむことが出来ました。
松代にも清水寺があるようなので、機会を見て行って見ようと思っています。
今日の歩数は、3,700歩。坂道の散策でしたので、歩数の割には疲労感を感じました。