午前中は太陽も出ていたのですが、お昼ごろからどんよりとした空模様になった長野です。気温は14度になると言っていますが、曇っているので「そんなに暖かいのかな?」と疑問に思ってしまいます。明日は雪の予報で、春らしくなるのはもう少し先のようです。
昨日(4日)、天気も良かったので「善光寺七福神巡り」をしてきました。
春になったというのに、ウクライナの侵攻が始まってしまい、このところ気分がスッキリしません。
そこで、年寄りにできることは「神頼み!」。出かけてきました。

七福神とは、「寿老人、大黒天、福禄寿、弁財天、布袋尊 、恵比寿天、毘沙門天」の七つの神様の総称。七福神を参拝すると「七つの災難」が除かれ、「七つの幸福」が授かると言われています。 ウクライナを襲った災いを除き、そこの人々に幸せをもたらすことをお願いするには最強です。
用事があるという婆さんとは途中で別れ、最初に向かったのは、長野駅に近い中央通りに面した「かるかや山西光寺」の「寿老人」、「長寿延命、富貴長寿の神 」です。本堂の手前、左側に安置されています。



2番目に向かったのが、昭和通りの長野中央郵便局横にある「大国主神社」の「大黒天」。お社の中に祀られていて見ることは出来ませんが、こんなお姿をしていて、「財宝、福徳開運の神様」として信仰されています。



3番目が、中央通りから寿町通を入った角にある「秋葉神社」の「福禄寿」。「幸福、財産、長寿」を授ける神様 です。




秋葉神社と同じ境内に「善光寺七社」の一つ「十念寺」があります。ここには大きな「出世大仏」がありますので、大仏様にも「平和」をお願いしてきました。


4番目に向かったのは、善光寺参道の手前にある「藤屋御本陣」。そこへ行く途中のお店の前に飾られた、啓翁桜が春を告げていました。


「布袋尊」は藤屋御本陣の正面右に祀られています。「笑門来福、夫婦円満、子宝」の神 です。ガラスケースに写真を撮っている私の姿が写り込んでしまいました。残念!


藤屋御本陣では結婚式が行われますので、ピッタリの神様です。
次の「毘沙門天」を祀る「世尊院釈迦堂 」は、善光寺の仲見世通りにありますので、その前に、善光寺へもお参りに。



今日は金曜日ですので、少し、参拝客の姿も多目の様子。
途中、蝋梅の様子を見て来ました。ずいぶん開花が進んでいました。


本堂に上がり、今日は「ウクライナの平和」をお願いしてきました。


「世尊院釈迦堂 」は、参道の横道を北に上がった所にあります。鮮やかなお堂が目を引きます。ここに祀られているのは「毘沙門天」。特別公開以外には拝観できません。こんなお姿をしているようです。



毘沙門天は北の方角を守る戦の神様ですが、福の神としても信仰されています。
次に向かったのが、「えべっさん 」で知られる西宮神社。恵比寿様を祀る神社です。漁業の神様ですが、商いの神様として信仰され、七福神の中で、唯一日本の神様 なんだそうです。




最後の弁財天は、権堂商店街の中。
その前に、ぱてぃお大門にある河津桜をチェック。開花していました。長野市内で1番早い桜だと思います。これからの散歩が楽しみです。


ちょっと得した気分で、権堂商店街へ。商店街にある往生院の境内にお堂があります。弁財天は七福神の中で、唯一の女神 で「知恵財宝、愛嬌縁結び」の徳があるようです。ここもお姿を見ることは出来ません。



これで七福神を全てを回ることが出来ました。婆さんとの待ち合わせ時間があったので急ぎ足でのお参りになりましたが、私なりに努力をしたつもりですので、七福神のパワーがウクライナの人々にも届いてくれると思います。
今日の散歩は、8,977歩。散歩も、七福神にお参りも出来ましたので、少し気分が晴れたような気になりました。