今日も真夏日になりそうな長野です。空は秋らしい青空ですが、時々、怪しげな風が強く吹きます。台風の影響が出始めているのでしょうか。

昨日(16日)も真夏日、「何処か涼しい所に行こう」と珍しく婆さんと意見が一致。海まで行くのは無理だから湖にしようと野尻湖まで行って来ました。
気温が上がって来た11時前に出発。まずは黒姫高原入口にある道の駅「しなの」を目指しました。最後のトウモロコシとハックルベリーが目的です。
ここには地場産品直売所があります。直売所の周囲にはコスモスが満開。


しばし高原の秋の気分を味わっていましたが、婆さんはサッサと直売所へ。
あわてて直売所に向かう途中、駐車場の手前に「赤そば」の花を発見。「こんな場所にあるとは」と少々ビックリしました。


ここで大問題が。カメラのバッテーリーが切れてしまいました。予備のバッテリーに交換したのですが何とそれも残量無し。せっかく秋の景色を撮影しようと楽しみにしていたのにガッカリです。
婆さんからは「日頃の行いが悪いからだよ!馬鹿だね~!」と笑われたのは言うまでもありません。いちいち気に障ることを言う婆さんですが、結婚以来それに耐えてきた私は「偉い!」。「交際時期にはそんな気配は感じなかったのに」と悔やんでもいます。
目的のトウモロコシは「入荷無し」でしたが、嬉しいことにハックルベリーがゲット出来ました。


このハックルべりー、正確には「ガーデンハックルベリー」と言うんだそうで、何と「茄子科」に属するんだそうです。
ブルーベリーと同じように見えますが、生で食べると不味い上に毒になるのでジャムにして食べます。
アントシアニンがブルーベリーより多く、目が気になる高齢者とっては有難い味方です。
道の駅から10分程で野尻湖の駐車場に到着。野尻湖は夏の賑やかさが消えひっそりとしていました。婆さんのスマホを借りて、「写真は5枚まで!」という約束で写真を撮って来ました。


陽射しは強く暑かったのですが、湖面を渡って来る風は心地よく、柔らかな秋の風でした。歩きたいという婆さんの要望もあり湖畔を散策。公園の木陰で「ナウマン象」を眺めながら「湖の秋」に浸って来ました。
ナウマン象は氷河期に日本に住んでいて、ここ野尻湖にも生息していました。昭和23年に臼歯が、その後8万点以上の化石などが発掘され、“ゾウのいた湖” として有名になりました。ナウマン象博物館もあります。


時計を見たら13時少し前、お昼を食べようかと思ったのですが、二人ともお腹が空いていないので長野市内まで戻ることに。
結局、アップルライン(国道18号線)にあるJAの農産物直売所「アグリながぬま」でお昼とブドウを買うことに。
ブドウ三姉妹(シャインマスカット、ナガノパープル、クイーンルージュ)が目的です。お昼過ぎでしたのでまだ残っているかと心配でした。
須坂産のブドウが三種類ともありました。ただ、クイーンルージュの値段は、他の二種類の値段を合計しても足りません。「昨年食べたから」ということにしてクイーンルージュは諦めました。
私のような庶民が、「女王様の赤い唇」に触れられる日は来るのでしょうか!

そのかわりに直売所の一角にあるお蕎麦屋さんへ。以前から気になっていたのですが結構人気で、私達の所で本日のお蕎麦は終了。しっかりとした美味しいお蕎麦でした。
昨日(16日)の歩数は、4,799歩。高原と湖の秋の空気を満喫できた散歩でした。
今朝起きたら、婆さんが栗をゆでてありました。昨日、黒姫高原の直売所で買ってあったようです。

秋の味覚が揃ってきました。婆さん、なかなか気が利くじゃないか!