2024年を振り返る…膀胱癌編の⑥
私の大好きな夏は長い治療中に過ぎて
10月3日には入院、8日に手術が決まっていた
術前検査や 低残渣軟菜食(ていざんさなんさいしょく)胃と腸に負担のないもの での手術への準備や
2リットルの変な味の下剤😿
数々の点滴などがある為、入院が早めだった
同じ病院に3回目の入院なので
看護師さんたちは顔見知りで
また来たのー
なんて言われて…
テヘッ😊 トドメの総摘出です‼️
前回と部屋は同じだったが窓際のベッドになり!!
空が見えたので やる気が出た✌️
抗癌剤をやる前は素人目にもわかるような酷いデキモノがいっぱいあったのに、今回
内視鏡で膀胱内を見ると 明らかに
綺麗に治っているように見えた
2箇所だけ虫刺されのような赤い腫れがあっただけだ!
S先生も この抗癌剤は効くねー!!
などと感激していた
確かに
効いたかもしれないけど、マイナス要素のほうが多過ぎた!
あんなに短期間に広がっていったからコロナワクチンでも打ったかと思ったけど…
とも言った
私(打ってません)
私は ここまで綺麗に治ったのは
お守り達と、アストラの実の母と
姫川薬石と、黒にんにくのお陰だと思いました。
でも全部は治ってなくて
当初の計画通り
ロボット支援 膀胱総摘出の手術と回腸導管造設術
をするのは残念だが 避けられない
ノナさんの助言でこれで助かるのはわかっているから手術に対する不安は一つもなかった💗
手術の日は旦那と娘が来てくれた。
朝の9時から夕方7時まで
先生も大変だ
私は朝、歩いて
まるでディズニーの入口のように長い列に並んで手術室に入る時から
終わって ベッドで運び出される時まで寝ていたから……廊下で待ってた二人を見て……あっ、知ってる顔
とボケーっと思っただけだ
その二人もずっと待っていたわけでもなく
家に帰って 電話連絡があるまでずーっと麻雀ゲームをしていたらしい
すぐHCUに運ばれ 全身 寒さでガタガタ震え 歯も噛み合わず 電気毛布でくるまれても ずっと寒いままで
私が 寒い 寒い しか言わないので
娘が冷凍マグロのようだと言った!!
笑うと全身が痛かった
痛い時には 我慢せずこのボタンを押してねと
硬膜外麻酔のスイッチを教えられたが
なんか
全然効かない……
後ほどわかったことだが
その麻酔のチューブは抜けていて背中の皮膚は2箇所破れていた
稀な例らしいです
私は見てないけど娘と旦那は
取れたてのわたしの膀胱を見たら綺麗だったと、癌らしくなかったと言っていました
やっぱ!! そぉ?
もしかして治ってたんじゃ? それ取っちゃったんじゃあるまいな?
などと
再び医者への疑いの目が🤔
でも後にノナさんの派遣してくれたアストラの実の母が
取り切れずにすみませんでした
と言ってくれていたので
本当なんだなと思いました😮
S先生は
抗癌剤では治っていない浸潤性の癌の根っ子の先から他の臓器に転移するのが
危険すぎるので、膀胱のみならず
子宮もリンパ節も周辺全部取り除いてくれたそうで、最善を尽くしてくれたようでした。
疑ってごめんなさい 🙏
麻酔のせいか?頭の中ではいつも音楽がなっていて 昔よく聴いたクラシック?パイブオルガンの麗しい和音??🎶💤🎶
病棟でなるわけないので 自分の頭の中でなっていた
寒さはいつまでも続いた
それからも点滴三昧の日々が続き 食事が始まるのは5日後くらいかな??
術前も食べてないから6日間くらいは点滴のみ
点滴でお腹いっぱいなので 大丈夫だったが
点滴の針を刺すところがなくなってきて
看護師さん達6人くらいであちこち探すも見つからず、上腕部内側から身体の真ん中辺の静脈にステントを通すというぷち手術っぽいものをイケメンの若い医者がやって解決してくれた。
稀にあるらしいです
この日からこの医師を
スーパーヒーロー点滴マンと
心のなかで呼んでいた。
頭の中のクラシックも止んできたのでYouTubeでフジコ・ヘミングさんや辻井伸行さんの演奏を聴いて過ごしていた🎹
そんなこんなで10月も終盤
順調に回復し、退屈で院内を散歩するのも飽きた頃
それまで看護師さんがやってくれていた
パウチの張り替えが自分で出来るようになったら退院出来るよというので
一発合格してみせた
他の入手患者さんはみんな短期間で退院してゆくので、長居してる私は3人部屋だけど度々貸し切り状態になって、
フレンドリーな看護師さんたちとお話したり皆さん優しかった
画像の
友達がお見舞いにくれた花束は看護師さんたちをも癒やしていた
花のパワーは凄い🪷🌸🪻
お世話になりました
しかしもうここには戻らないぞーと心に決め
10月末
めでたく退院となりました✨
膀胱癌編はこれでおしまい です✨
⚫おまけと説明⚫
(回腸導管造設術)というのは
膀胱がないので尿が出る場所を小腸の一部を使って尿管とつなぎお腹から出るようにする手術です
この出口の仕組みを
(ウロストミー 尿路ストーマ という)
真っ白いお腹から赤い腸がポコッと出て
いるので 最初に見た時は
キモ過ぎて ショック!
尿意はなく始終タラタラと腸の先から出てくるので
それを漏れないようシールの着いた袋をお腹に密着させ貯めて、満タンになったらトイレに捨てる。(およそ2時間おき)
その袋をパウチとよぶ
パウチは2日〜3日毎に取り替えなくてはならない 一生それを繰り返す!!
障害者手帳を入手した
誰が考えた仕みなのか………
慣れれば 大丈夫だろう😺