元気を失くしたＳさん

所長の意向で辞めることになった、

Ｓさん大好きＢ子さん。

そのことを木曜日の夜、

私はＳさんから聞いたのですが。

金曜日休みだったSさんは、

今朝はだんまりで、

作業場と少し離れた所にある、

席にずっと居ました。

納品の為に残りの仕上げに早出して作業している私にも

気が付かずにいました。

所長が送迎を終えて戻り、

納品のことを尋ねてから、

慌てて残っている仕上げを手伝ってくれました。

注文を持って帰ってからも、

私達に支持はしましたが、

作業はしませんでした。

私は納品迄を計算しながら、

急いで初期作業をしました。

帰る時間にはまだ早いのに、

「もう、作業止めよう。

今日は作業する気にならない。」

と、自分がしない言い訳に、

私たちの作業も止めさせました。

次の納品は木曜日です。

水木、Sさんはお休みです。

今日始めたばかりなのに、

今、作業止めて、

水曜日、仕上げをして完成させるのは私です。

木曜日にはまた、次の注文が来ます。

その段取りをするのも、私です。

今から、作業止めたら、

間に合わなく成るんですが。

私がそう言うと、

この数ならなんとかなるだろう。

今日は仕事したくないんだ。

私はＳさんを無視して、

時間まで作業しました。

帰ってから、

あー、と気が付きました。

今までなら、

午後にＳさん大好きＢ子さんが

来ていたのに居なくなったから、

Sさんは元気が出なかったんでしょう。

私は、

二人の様子をこの３か月しか知りませんが、

定年退職前の作業所で、

数年、Sさんは午後はＢ子さんと、

お喋りするのが日課だったようです。

その様子はＡ子さん、Ｔさんから、私は聞いていました。

参ったな～。

６０代のＳさんにしてみれば

４０代後半のＢ子さんと毎日話すのが失くなったのだから、

これは元気も無くなるか〜😅

定年後の再就職の時、

他の仕事も考えたけど、

再度、サビ管の仕事をして、

週３日、Ｂ子さんとお喋りして過ごす計画は

壊れてしまったのですから。

ちょっと心配です。

Ｓさん、

仕事辞めるかも?😅