本来3月の中旬に計画していたものが腰痛・天候等でづれて、やっとこの時期に実行する事が出来たのだが・・・。
計画ルート 登山ルート
単独
登り6:00 下り1:45
山小屋 (発)6:30→11:30(着)P1690撤退(発)11:40→13:25(着)山小屋
27日(金)
風はあるものの晴れ、予定通り芽室岳~久山岳~剣山への縦走を決行する。12時半に自宅を出発。剣山の神社前に車を置き友人に芽室岳手前の丸山牧場林道入り口まで送ってもらう。着いてみるとなんと月曜日に下見に来た時、林道は雪に覆われていたはずなのにきれいに除雪されている。材出しか何かで途中まで開けたのだろうとスキー歩行を覚悟しつつ車を進めてもらう。結局山小屋まで道は開いていた。道路の両サイドの雪は多いところで1mくらいの積雪があり北側の雪は直角に切り立っていて除雪して間がない事が想像出来る。おそらく清水町役場で除雪したのであろう?感謝です。
写真1 芽室岳登山小屋(28日の朝)
14時には山小屋に着いてしまい、今回の山行は何か運が良く素晴らしいものになるだろうとわくわくしてしまう。山小屋には誰もいないしきれいで貸し切り状態。早速薪を焚き暖を取る。独特の柔らかい暖かさが心地よい。ビールで一人乾杯!!そしてウ井スキーの水割りと嬉しさと時間があるのでちょっと飲み過ぎ。17時過ぎに男女2名が来られる。明日芽室岳から伏美岳への縦走に5名で来て剣山の山小屋に泊まるが下見に来たもよう。
写真2 山小屋から見たP1160と月
少しの会話で帰られる。夕食をすませラジオを聴きながら就寝とする。テント泊とちがい熊の心配もなく安心して眠りにつく。何時頃かわからないが車の音で目がさめる。山小屋に来られるのかと思い片づけていたら帰っていってしまった。外を見ると原付バイクが1台置いてあった。薪ストーブが暖かくぐっすり寝ることが出来た。快適だった。小屋は畜産大学山岳部で管理しているとの事。またまた感謝
28日(土)
4時に起床し食事を取りパッキングし5時半に川の向こう側でスキーを取り付け出発。風は朝になってもやまない。上の分岐コルが気になる。歩き出してすぐにスキーは要らないのではと思う。無理すると痛み出す右股関節を意識しゆっくりしたペースで進む。
写真3 1000m付近から見えた平野
900m付近まで上がっても固雪状態、つぼ足でも充分、スキーが一段と重く感じる。行くしかない。
写真4 コブの向こう下に登山口山小屋
写真5 かすかに見える北十勝平野
1400m付近で休憩しながら写真を撮ったり上の状態を観察していると5人パーティーが登ってくる。話をすると昨夕の方とその仲間との事。一足先に出発するも急斜面に入りスキーがじゃまになってくる。ジグを切りコースを選んでいるうちに5人パーティーがまっすぐ登って行く。固雪で危険を感じスキーを外しつぼ足で登る。スキーが重い。風はますます強くなるし時折氷に打たれる。時折山頂は見えるものの雲がせわしく動く。やっとの思いでP1690にたどり着く。風が爆風状態。5人パーティーと再開。コルの風が強く稜線の状況も望めないので下山するとの事。行けるところまで行こうと気合いを入れコルへ。ものすごい原爆級の爆風だ。20m位進むも動けなくなり四つん這いどころか少し顔を出したはい松にしがみつきべったり伏せている状態。私の登山歴の中で初めて命の危険を感じた瞬間であった。ほんの少し風が弱くなった瞬間を選んでははいずってP1690に戻る。写真を撮る余裕もない。そこにショートスキーの方が2人来られていた。雪洞を掘って停滞も考えたが日程的に久山岳からのエスケープルートを使っての下山なのでここで撤退を決める。残念!! 無念!! 携帯がつながるので知人に迎えに来てもらい帰りに芽室鳳の舞温泉(380円)につかり体を癒す。脱衣室で山で会った5人パーティーの一人の方と偶然会う。家に帰り一人で安着祝いをし、爆睡する。あ~、無念!! 昨年の12月の十勝ポロシリ、3月の妙敷山とこれで3連続撤退。悔しい!!
今回の反省としてスキーは要らなかった。つぼに和カンを選ぶべきだった。気象条件の見込みが甘かったのと過去のデータを生かせなかった。計画に停滞予備日を組み込まなかった。 山行じたいはP1690直下の急登がきついのとP1690からのコルの風には気を付けなければならない。芽室岳以降は全く未知の世界である。来年のこの時期にリベンジしたい。自宅近くから見える芽室岳の頂上から十勝平野に突き出ている剣山へ十勝平野を眺めながら稜線を歩いてみたい。
写真6 縦走計画では遠き左手前の剣山→丸く低く見える久山岳→右の突き出た芽室岳
はて、今週末はどこの山へ行こうか
計画ルート 登山ルート
単独
登り6:00 下り1:45
山小屋 (発)6:30→11:30(着)P1690撤退(発)11:40→13:25(着)山小屋
27日(金)
風はあるものの晴れ、予定通り芽室岳~久山岳~剣山への縦走を決行する。12時半に自宅を出発。剣山の神社前に車を置き友人に芽室岳手前の丸山牧場林道入り口まで送ってもらう。着いてみるとなんと月曜日に下見に来た時、林道は雪に覆われていたはずなのにきれいに除雪されている。材出しか何かで途中まで開けたのだろうとスキー歩行を覚悟しつつ車を進めてもらう。結局山小屋まで道は開いていた。道路の両サイドの雪は多いところで1mくらいの積雪があり北側の雪は直角に切り立っていて除雪して間がない事が想像出来る。おそらく清水町役場で除雪したのであろう?感謝です。
写真1 芽室岳登山小屋(28日の朝)
14時には山小屋に着いてしまい、今回の山行は何か運が良く素晴らしいものになるだろうとわくわくしてしまう。山小屋には誰もいないしきれいで貸し切り状態。早速薪を焚き暖を取る。独特の柔らかい暖かさが心地よい。ビールで一人乾杯!!そしてウ井スキーの水割りと嬉しさと時間があるのでちょっと飲み過ぎ。17時過ぎに男女2名が来られる。明日芽室岳から伏美岳への縦走に5名で来て剣山の山小屋に泊まるが下見に来たもよう。
写真2 山小屋から見たP1160と月
少しの会話で帰られる。夕食をすませラジオを聴きながら就寝とする。テント泊とちがい熊の心配もなく安心して眠りにつく。何時頃かわからないが車の音で目がさめる。山小屋に来られるのかと思い片づけていたら帰っていってしまった。外を見ると原付バイクが1台置いてあった。薪ストーブが暖かくぐっすり寝ることが出来た。快適だった。小屋は畜産大学山岳部で管理しているとの事。またまた感謝
28日(土)
4時に起床し食事を取りパッキングし5時半に川の向こう側でスキーを取り付け出発。風は朝になってもやまない。上の分岐コルが気になる。歩き出してすぐにスキーは要らないのではと思う。無理すると痛み出す右股関節を意識しゆっくりしたペースで進む。
写真3 1000m付近から見えた平野
900m付近まで上がっても固雪状態、つぼ足でも充分、スキーが一段と重く感じる。行くしかない。
写真4 コブの向こう下に登山口山小屋
写真5 かすかに見える北十勝平野
1400m付近で休憩しながら写真を撮ったり上の状態を観察していると5人パーティーが登ってくる。話をすると昨夕の方とその仲間との事。一足先に出発するも急斜面に入りスキーがじゃまになってくる。ジグを切りコースを選んでいるうちに5人パーティーがまっすぐ登って行く。固雪で危険を感じスキーを外しつぼ足で登る。スキーが重い。風はますます強くなるし時折氷に打たれる。時折山頂は見えるものの雲がせわしく動く。やっとの思いでP1690にたどり着く。風が爆風状態。5人パーティーと再開。コルの風が強く稜線の状況も望めないので下山するとの事。行けるところまで行こうと気合いを入れコルへ。ものすごい原爆級の爆風だ。20m位進むも動けなくなり四つん這いどころか少し顔を出したはい松にしがみつきべったり伏せている状態。私の登山歴の中で初めて命の危険を感じた瞬間であった。ほんの少し風が弱くなった瞬間を選んでははいずってP1690に戻る。写真を撮る余裕もない。そこにショートスキーの方が2人来られていた。雪洞を掘って停滞も考えたが日程的に久山岳からのエスケープルートを使っての下山なのでここで撤退を決める。残念!! 無念!! 携帯がつながるので知人に迎えに来てもらい帰りに芽室鳳の舞温泉(380円)につかり体を癒す。脱衣室で山で会った5人パーティーの一人の方と偶然会う。家に帰り一人で安着祝いをし、爆睡する。あ~、無念!! 昨年の12月の十勝ポロシリ、3月の妙敷山とこれで3連続撤退。悔しい!!
今回の反省としてスキーは要らなかった。つぼに和カンを選ぶべきだった。気象条件の見込みが甘かったのと過去のデータを生かせなかった。計画に停滞予備日を組み込まなかった。 山行じたいはP1690直下の急登がきついのとP1690からのコルの風には気を付けなければならない。芽室岳以降は全く未知の世界である。来年のこの時期にリベンジしたい。自宅近くから見える芽室岳の頂上から十勝平野に突き出ている剣山へ十勝平野を眺めながら稜線を歩いてみたい。
写真6 縦走計画では遠き左手前の剣山→丸く低く見える久山岳→右の突き出た芽室岳
はて、今週末はどこの山へ行こうか
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