日高の山に魅せられて !!

ハンパな山男の山行記録 !!

海の見える広尾岳へ !!

2008年11月16日 | 日高山脈
11月15(土) 晴れのち曇り 日帰り   尾根登り
単 独
行動距離 約6.800km
行動時間 約4時間30分(登り約2:30、下り約2:00)
行動時消費水量 600ml

 
                     青色ルートは間違えた下りルート

自宅7:10 → 9:50幹線(広尾岳林道登山口)終点10:10 → 10:40 509m10:05 → 11:20 776m 11:35 → 12:32 広尾岳山頂 13:10 →
14:00 西広尾側380m → 14:55 幹線(広尾岳林道登山口)終点 15:15→ 16:30 更別福祉の里温泉 17:15→ 17:50 自宅


                             右端の尾根より取り付く
 

予定より10分遅く自宅を出発。日高の稜線を眺めながら広尾へ向かう。時々止まり山の確認?!何とか判る山からたどり確認する。(いい加減にこの道を走りながら見える山々の名を口ずさみたいものだ。やはり私は中途半端な山登りか?)1時間ちょっとで広尾町に着く。コンビニで水を買い林道への道を確認。林道までの地図がない。今回は忘れ物がないと思ったがやはり。そばに警察署があるので確認に行く。親切に教えてくれたのだが聞き間違えたのか違う道路に進み違いを感じつつ適当に林道まで入ってしまう。行き止まりで明らかに違うので街に戻る。水産加工会社の若い方がいたので道を聞くと、親切にも林道入り口まで案内してくれた。ありがたいのと自分のいい加減さに反省させられる。
             
フクハラを過ぎ赤く光っている信号機を右折する           標識の幹線5kmの標識に従って左折する
          
     まっすぐ進んでも100mほどで行き止まりの広場 手前左折行き止まりが登山口

広尾岳への道は帯広から広尾町本通りを襟裳方面に南進するとスーパー「フクハラ」の大きな看板が見える。それを過ぎてすぐの信号を右折し道なりにまっすぐ進む。

水量が無いこの時期、石を渡り渡渉出来た

しばらく進むと幹線への左折標識に従い左折。砂利道を道なりに進むと行き止まり駐車スペースに着くが登山口は100mほど手前を左折したところにある。
早速準備し出発する。計画では8時半出発が10時を過ぎている。絶景を望むことはあきらめる。西広尾川の水量は少なく登山靴で石を飛び渡りながら渡渉出来た。(水量が増えると長靴等がいる。素足で渡るのが手っ取り早いかも?)沢沿いに廃林道を進む。赤色の布・ピンクのテープ等が目印になり迷うことはない。少し進むと文字が剥げかすかに広尾山岳会と読みとれる看板が目に入る。その後ねまがり竹林を踏み後沿いにかき分け進む。
   
寂しさを感じる看板     6月にはねまがり竹が取れそう      尾根取り付き

            
     尾根取り付きすぐの斜面                   尾根中腹  

     山頂急登直下(普通かも?!)
 
けっこうな取り付きを、ねまがり竹をかき分け尾根に出る。登山路らしきものは無く獣道が数多く交差している。都合のよい獣道を利用して尾根を山頂目指して進む。迷うことはない。776mで簡単な食事を取る。落葉しているのでそれなりに眺めがきいていたが11時ころより雲が出てくる。
特別危険なところもなく山頂直下へ。ここからは結構厳しく気を緩めては危険かも!?12時半すぎに山頂に着く。這松の幹でごつごつした山頂だ。

          広尾岳山頂                 左ピロロ岳 右楽古岳

左端の雲の向こうにアポイ岳が見えるのだが

広尾方面の海は雲に隠れ全く視界がない。残念だ。えりも町方面はかすかに望め金色に輝く海が綺麗だ。眼前の日高主稜線もこのあたりまでくると何となく迫力には欠けるが引きつけられる。今回の山行目的の一つに「南から楽古岳を眺めたい」なのだが、雲に隠れて観られない。待つこと30分ほどでかすかに眺めることが出来た。東からの眺めほど鋭角ではないが楽古岳らしい。隣に眺めるピロロ岳?いつか登ると決める。シャッターを切り下山開始。山頂直下まで降りると緊張感が解け観察力も落ち気がつくと下山路を間違えたようだ。地図で確認。登山口の沢の上流に下るのでそのまま下山する。沢沿いに少し下ると廃林道に出る。その後40程度で登山口出発点に戻る。

            ヒグマに襲われたのか子鹿の残骸

出発時には気がつかなかったが車の前に、子鹿の残骸があった。自然の厳しさを感じる。着替えて早々に更別福祉の里温泉に入り帰宅する。



《つぶやき》

広尾の市街地図を忘れてしまった。やはりハンパな山男だ!
夏場は葉が覆っていてつまらないかも
登山路というよりは獣道だ。薄く左右上下に多くあり下りでは、尾根筋からはずれて沢の上流に下山する
6月頃に下山時にねまがり竹を取って帰るのも良いかも
ピロロ岳、なぜか登りたい
広尾沖の太平洋を眺める事が出来なかった
子鹿の残骸、可哀想というより生きる力強さを感じた
日高もここまで南下すると厳しさは半減するのかも
西広尾川、東にあるのに西広尾川?!西にあるのに東広尾川???調べてみよか?!
登山口に、たばこの吸い殻、空き缶等ゴミが目立って残念!!
広尾山岳会とは今も存在するものなのか?
更別福祉の里温泉、現在はただの銭湯。現在ボーリングし泉質を改善して今月末に温泉再開とのこと。入浴料大人一人350円
今年はあと何回日高で楽しめるのだろうか???


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