日高の山に魅せられて !!

ハンパな山男の山行記録 !!

雌阿寒岳~阿寒富士縦走

2009年07月13日 | 日高以外の山
雌阿寒岳~阿寒富士縦走

7月11(土) 曇時々晴 単 独 

行動距離 約10.500km
行動時間 約4時間40分
行動時消費水量 800ml



              阿寒富士から観た雌阿寒岳



 
自宅 9:30 → 11:30 雌阿寒温泉ルート(野中温泉)登山口 11:46 → 12:15 3合目 12:17 → 13:10 8合目 10:40 → 13:36 雌阿寒山頂 13:50 → 14:10 阿寒富士手前CO 14:12 → 14:38 阿寒富士 15:00 → 15:19阿寒富士手前CO 15:20 → 15:53 4合目 15:54 → 16:25 オンネトールート登山口

来週末の縦走をひかえているのにもかかわらず、半月も山から遠ざかっていた。前日まで、この日トレーニングのつもりで10km程歩こうと思っていたが、目を覚ましテレビを見ているうちに「そうだ、どうせなら雌阿寒にでも行ってこよう!!」と思い即決する!! 装備を点検し出発(まずいとは思ったが登山計画書は交番に提出せず)。空には雲があるものの晴れている。11時半ころ、雌阿寒温泉ルート(野中温泉)登山口に到着。硫黄というか硫化水素というか臭いが漂う。
 この時間では登山者はいないだろうと思っていたが、10名ほどの団体と若者3名が登って行く後を追うように私も登山道を進む。日高以外の山は6年ぶりだ。登山道というより遊歩道がついているように感じてしまう。来週の縦走を意識して少しハイピッチで登る。


    3合目手前付近?


               山頂手前付近からの火口

すぐに若者3人に追いつき挨拶を交わし先に進む。10分ほどで10名ほどの団体にも追いつく。最後尾の方が進路を開けるよう指示をして下さり、難なく先に進む事が出来た。見事に統制の取れた団体であった。何となく心地よい気持ちで先へ進んでいると3合目過ぎあたりの道ばたに汚物とティッシュが・・・。どうして・・・。こんなに人通りの多い登山路でよくできたものだとあきれてしまう。ちょっと藪に入って始末するとか、少なくてもティッシュは持ち帰るべきではないかと思う。太い這い松も切断し整備され苦労すること無く進むことが出来る。それにしても人に会う。日高ではあまり人に会う機会がないので何とも気が抜けてしまう。4合目を過ぎたあたりから山頂付近が一気に見通せるようになる。枯れ沢を越え徐々に這い松も薄くなり傾斜もきつくなり活火山ぽくなってくる。8合目手前で4名の方とお会いする。山頂までの時間を聞くと20~30分くらいという。13時半ころ山頂に着く。

            
心霊写真のようになったが雌阿寒山頂(ショットにセンスがない)
 
虫が多い。家族登山の方に写真を撮って頂く。その家族に8歳前後の男の子がいた。未来の登山家・冒険家か?!大したものだ!!早々に食事を取り、阿寒富士へオンネトーコースを下る。コマクサがあちこちに咲いている。何とも綺麗なものだ!!ほかにも名を知らない花が何種類か咲いていた。(少しは花の名を覚えようか?)

 
             コマクサ          と             ???
コルより阿寒富士へは溶岩の細かい火山礫っぽい斜面をジグを切りながら登る。いまいち踏み切れずちょっとは疲れる。25分ほどで山頂に着く。誰もいない。なぜか落ち着く。

        雌阿寒山頂よりも好きな感じの山頂


             晴天であればもっと綺麗では・・・

雲が通り、なかなか見晴らしはきかない。釧路方面を観たかったが、あきらめ14半過ぎに下山。オンネトールート5合目付近で、登りで会った若者3人に再開する。少しの会話の後お先に下山。
                  
                          
阿寒富士手前コルの標識(分岐にはほとんど設置)  オンネトールート6合目下降時の木の根

このルートも木の根が張っていて段差はあるものの特に難しくはない。16時半前オンネトー登山口に着く。登山口から野中温泉へ進み出してすぐに、見知らぬ車が横に止まる。野中温泉へ行くのかを訪ねられ同乗を進めて頂き、ご好意に甘え乗車する。有り難い。聞くと大阪からご夫婦で大雪・十勝岳と登り明日は雌阿寒に登るという。その下見に来たところとのこと。明日、この夫婦をどなたか送っていただければよいのだが・・・。

            
                     入浴した温泉
送っていただいた分ゆっくり野中温泉につかり、19時過ぎに自宅に着く。来週末の縦走に緊張感が高まる。

     
《つぶやき》

無計画な登山だった。
登山道もはっきりしていて迷うことはないと思う。
特別危険なところはないが、木の根につまづいたり、火口に落ちるとただではすまない。
日高以外の山もたまには良いかも?!
登山路で会う人が多すぎる。
登山路の汚物には悲しくなった。
火口を見て新たに地球を感じた。
オンネトー登山口より野中温泉まで見知らぬ方に送っていただき人の情けに感動する。(大阪のご夫婦、有り難う御座いました。本当に嬉しかった!!)
今週末の天候にもよるが何とかエサオマン~コイカク縦走を成功させたい。

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