ててとの言い訳

適当な日々の言い訳をつらつらと書こうかと

カサンドラ症候群その2

2023年05月03日 | 障がい

先日カサンドラ症候群の話を投稿しましたが、障がい者の家族も就労や復職が非常に大変です。家庭に縛られる時間が長期に及び、いざ復職しようと思っても非常に困難です。

私の妻は元々英会話学校のスタッフとして働いていました。電車や駅の雑踏の中から「今日は~~で遅れる」みたいな講師からの連絡、しかも生徒に対してではないのでなまりが強い英語、を受け、シフトを調整するような仕事をしていました。

ですが私を含む障がい者の家族のお世話をしているうちに時が流れ、いざ復職しようとすると、掃除か介護しかありません。妻はよりキャリアアップの可能性がある後者を選びましたが、介護現場は最低賃金なのに、過酷な肉体労働と、システム化されていないバッドノウハウが満載で、しかも人の命がかかっているというプレッシャーの大きな仕事です。人手が少ないから求人があるわけですが、それは即ち息をつく暇もないということです。(もちろんちゃんとした現場もあるかと思います)

介護を受ける側の不満、介護する側の不満、どちらも耳にします。

復職前は介護職の間に、英検1級かその類の資格を取って、元のような英語を使う職場への復帰を目指す、と言っていましたが、家でも職場でも24時間他人のお世話をする日々の中で、流石に勉強まで手が回らないようです。

それはそうですよね……。

なお妻が復職しなきゃ、と思うようになった原因は、私が壊れて残業ができなくなり収入が減った事、小中と教室に入れなかった子どもがプログラムの塾に通うようになった(当時は予定でしたが)ためであることを付記しておきます。後者は大変喜ばしいことなのですが、そもそも授業料も高いし通学定期も出ないのです。


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