4月29日に行われました、長崎県は樺島灯台の一般公開に行ってきました。
昨年の伊王島灯台の一般公開の後、樺島灯台を巡りましたが
その「大型レンズ」に魅了され、必ずや一般公開に「逢瀬」に行くぞと、秘かに
計画しておりました。
GWのため、裏部長の許可はいらないし、あとは財布と相談のみです。
色々と調べた結果、博多でレンタカーを借り出し、長崎まで南下する事としました。
前回、島原地方の灯台は巡ったため、雨のリベンジ伊王島灯台と樺島灯台
そして、いけたらいいなの高後埼灯台を目標としました。
前日、伊王島近くの宿に泊まり、夜景や朝一番の伊王島灯台を楽しんだ後
樺島灯台に向かいました。
公開は10時から、この日は8時半過ぎに灯台付近まで来ることができ、遠景を
撮影していると、ありゃ人影が見えるぞ??
回廊部の扉も開いてるがな。
1時間以上も前から、準備されていました。
その後、灯台まで移動し、この写真を撮ったのは9時前少し前。
もう、看板も準備されております。
この頃までは、青空も少しのぞいておりました。
万国旗ではなく、国際信号旗ですよ。粋な演出です。
伊王島の一般公開でも出勤していた「おくんち、うーみん・うみまる」です。
今回も、出勤ですね。
年に一度のお化粧姿、少し背が低いですが、別嬪さんです。
つつじも美しく咲いております。
すでに、公開が始まりました(早や!)
ひょっとして、お祭りが10時からで、公開はもっと早い??
まぁ、お祭りですから、固いことは抜きで。
海側展望台から。
今日は、早くから仕事しております(笑)
3等大型レンズとの逢瀬、ドキドキします。
それでは、見学させていただきましょう。
まずは、いつもはフェンスに邪魔されて撮影できない灯光会の看板から。
今日は、良く見えますが、撮影するのはやはり後方のフェンスが邪魔でした。
まずは、お約束の初点プレートです。
いつもは閉まっている扉から。
まあ、いつもは扉にたどり着くこともできないのですが。
建物に入ってすぐの機器室です。
制御器だけがポツンと寂しげにありました。
説明してくださった保安官様は
「昔は色々な機械があったんですけど、今はこれだけですよ~」
ちなみに、本当(?)の初点プレート(野母埼灯台のもの)は内部に見当たらず。
聞いてみますと
「門司(第7管区本部)にあったような気がするなぁ~。たしか、ここにはないですね」
との事でした。
つまらない質問に、色々と相手をして頂いて、ありがとうございました。
それでは、レンズを拝見させていただきましょう。
螺旋階段をスルスルと、の前に「見学者注意事項」が貼ってありました。
履物は、ここでお脱ぎください。などなど。
回転装置の重りの説明もありました。
螺旋階段を登ると、扉がありました。
比較的古い灯台にはあり、風除けのためだそうです。
上部らは「灯室」のプレート。
ふり仮名つき、やられました(笑)
間もなく、灯器との逢瀬です。
お~
水銀漕や、点検台も美しい形です。
点検も行き届いています。
免震装置付きですね。
比較的、広いです。
レンズには当然近づけません。
回転していると、危ないですからねぇ。
昔の案内書きも健在です。
なんと、昔の空気穴を利用したのでしょうか?
明かり窓でしょうか??
大立神灯台がみえます。
曇ってきたので、あまりよく見えませんが肉眼では見えました。
内部点検廊の下に方位を示す刻印がありました。
北を示すNが逆なのは何故??
お祭りの様子です。
灯台の近くでは、写生大会、ビンゴゲームなどのイベントが行われました。
こちらは、10年前のタイムカプセルを開けるところです。
灯台下の広場では、お弁当、パンや揚げ物の即売会や
踊りの披露がありました。
お祭りも終盤に差し掛かったころ(すなわち、朝から夕方まで居ました)
下から色々と撮影していると、保安官の方から
「他の見学の方がいなくなったら、レンズのところまで登って良いですよ。
動いているので、気を付けてくださいね。」
との、ありがたい御言葉を頂きました。
しばらくして、見学者がいなくなった時を見計らって、レンズを見せて頂きます。
念のため、外から見えないように暗弧部に身を隠して....
はやる気持ちを抑えて、一段一段梯子を慎重に登ります。
ご迷惑をかけては、いけませんから。
これも、おなじみの「レンズの照らす海」です。
妖艶なるプリズム。
3等大型レンズを上から。
黄金色に輝くレンズ。
この色からは、国産のガラスかと想像できます。
銘板は、灯台局製造となっておりました。
灯器を入れて上から「レンズの照らす海」
レンズを真正面から。
真正面のアップです。
感動ものです。
相面するレンズと灯器。
これも、感動ものです。
このアングル、なかなか撮れませんから。
念願の、3等大型レンズとの逢瀬が叶いました。
結構、最後まで見学者の方が来られ、地域に愛されている灯台と感じました。
見学された地元の方からは、昔話を聞かせて頂いたり、保安官様の方々とも
色々と長時間、面白い話が聞けました。
長崎海上保安部の皆様には、アホにお付き合い頂き、また大変お世話になり
ありがとうございました。
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