写真・俳句 ―シニア・カップルの手帖より―

ようこそ、今日も シニアカップルの戯言にお付き合いいただき、有難うございます。

春待ちの雨

2009年01月31日 | Weblog

          待春の上州へ雨降り頻る くるみ

                                    

 

 

 

           この時期には珍しく大雨となりました。

          眠っていた木や草も春に向かって伸びをしたのではないかなぁ。

          かえるさん 起きてください かえるさん もうすぐ春ですよ       もう少し 寝たいヨ~


あめダ~

2009年01月30日 | Weblog

         一月の砂塵へ一と日雨降れり くるみ

 

 

 

 

           これだけカラカラの天気続きだと、この雨が何とも神々しく感じます。

           蝋梅のなかには、雨知らずで散っていった花もあったでしょうに。

        おかわいそーに  お花ちゃん        これで 風邪治るかな~ ゴボ ゴボ


滝行で

2009年01月29日 | Weblog

        息災を乱す三寒四温かな くるみ

 

       【作日の続きです】 

       アレェッ 三国連太郎さん?

 

        足元も肝もシッカリ固めました。

 

        滝に打たれた体は、頭の天辺から足の爪先まで〝真っ赤〟です。

       行をする人達には〝三寒四温〟など 如何様にも対処出来る能力

       が身についているのでしょうね。 


お不動さん

2009年01月28日 | Weblog

          足裏より脳にしみ入る冷気かな くるみ

 

 

 

 

 

 

 

     28日はお不動さんの祭りです。

    旧赤城村棚下不動の滝行を撮影してきました。

    滝行の青年の話では「滝を初めて頭に受けた時には、

    ド・ド~ンという衝撃だ」そうです。

    近隣の県から話を聞きつけた若者が参加するので、

    今年は15名が滝行をしました。

    行を終えた身体は皆 真っ赤っかです。

 

    私は立行で 2時間 濡れ落葉の上に立っての撮影で

    足から冷え上がり 最後は身体がガクガクでした。


葛湯

2009年01月27日 | Weblog

         部屋あかり溶れて澄みゆく葛湯かな くるみ

                           ヘヤアカリイレテスミユククズユカナ

 

 

             午前中は温かいようでも、陽が傾く頃は寒気が背中から

             忍び込んできます。

      そんなとき 「葛湯にしましょうか」の一声〝うれしいね~〟

 

 


冬牡丹

2009年01月26日 | Weblog

         日の申し子か夜も明かし冬牡丹 くるみ

 

 

 

 

       一度は見たいと思っていた 上野・東照宮の冬牡丹を

       作日見に行きました。 咲きそろいだして、最高の状態

       で鑑賞することが出来、思わず〝ヤッター〟と拳を握る

       みるくです。

               でも 牡丹は夜中も花開いて 周りを照らしてるのかなあ~ ムニャ ムニャ

               


お江戸の狛犬さん

2009年01月25日 | Weblog

            冬ざれや威嚇崩さぬ石の獣 くるみ

 

 

 

       思い立って、上野の東照宮へ冬牡丹を撮りに行き、

       そうだ上野の狛犬も載せてやろうと写してきました。

 

 

 

       湯島天神では 今日25日鷽替え神事があると 聞き及び、

       脚を伸ばしましたが、 「学問の神様」が 陣取っていて

       「鷽替え」は隅で小じんまりしてました。

       (やはり、「鷽替え」は亀戸天神かな~?)

               「俺俺詐欺」の面々が、去年ついた嘘を清算して貰おうなんて

       イケズーズーしい気持ちで お参りしていないかと 周りを

       見回しましたが、判りませんでした。

 


狛犬さん

2009年01月24日 | Weblog

        空っ風に怯まず脅す石の獣 くるみ

                  カラッカゼニヒルマズオドスイシノジュウ

 

 

  「 ぉ婆ぁ おっかねぇ~ ぉばあぁ おっかねぇ~ょ― 」

 

空っ風を口に含んで吼える狛犬、 ただでさえ子供にとっては

怖いのに。 昔のお婆ちゃんは孫の子守をしながら、誰が見て

 いようと 〝家の可愛い子を、泣かすんじゃねえ〟 と枝を振り

                        回して、孫のため大芝居を打ったもんです。

                                 

            狛犬 「なんでぇ なんで俺が 怒られるン 意味ワカンネェ」           

              「ごめん 孫のため 堪えてくれ。 後で 償いすっからョ」

        


冬木の芽

2009年01月23日 | Weblog

          日表に並びまどろむ冬木の芽 くるみ

 

 

 

 

       春に白い提灯を連ねて開く〝馬酔木の芽〟が

       今日の温かさに、グ~ンと膨らんだように見えます。

       私ばかりでなく、み~んな春を待ち望んでいるんですネ。


待春

2009年01月22日 | Weblog

           春を待つ世に古り長けし吾なれど くるみ

 

 

 

               広い芝生の上で、幼児をあやすお母さん方

              「早く 温かくなって 欲しいナ~」と、話あって

                いるのでしょうか。

      「私も 冬は嫌だよ 寒い日は 子供たちが

        遊びに来てくれないし、みんな縮こまって 

        元気ないんだもの。

        一チョ唄うか ♪は~るよこい は~やくこい 

        あ~るきはじめた み~ちゃんが… 

        おんもえ でたいとまっている♪」

 

       「ママ おんまさんが うたってるよ〝は~るよこい〟って」 

        「一緒にうたおう ♪ は~るよこい は~やくこい… 」