おらと煙は・・・  ~ Diary of  ”Maikuru” ~

高い所が好き。山の頂上で食べるラーメンが大好物。
密かにアクティブ宣言した勘違いオヤジの日記。

発熱

2022年03月07日 | 日記
令和4年3月1日(火)     晴れ





 かれこれ2年も猛威を振るい続けるコロナウイルスですが、肥満のため重症化しやすいおらは見えない敵にビビりまくりの生活を余儀なくされております。

会社でもムラ意識が強く、どこどこで陽性者が出たとかこんなことしたから感染するんだとか「コロナ警察」が多く、もし自分が感染したら何を言われるかわからない雰囲気に包まれております。

コロナはこういう行為は安全だとかこんな時は安心していいとか頭の悪いおらはわかりません。とりあえず家族以外とのお出かけや食事は行わず、お店で飲んだこともなく、県外にも出ていません。ほかの方のブログとか読んでいると、指をくわえるだけでなくよだれが出るくらい上手に振舞われていて羨ましいです。


朝の日課である起床後の体温測定では36.0度からはじまったこの日、仕事中に体温を測ったところ36.9度ありました。
(これって発熱?)
念のため席を外して誰もいないところでもう一度測定してみると37.7度になってます。コロナが流行し始めてから初めての発熱です。
「ヤバい!ついにコロナにかかったかも?」
急いで女上司に電話で報告すると、
「病院で診てもらえ」
と。
急いで病院に行くと、中に入らないでくれと言われ車の中で待つ様に指示されました。しばらくすると防護服姿のスタッフがやってきてPCR検査の検体を採るということで、運転席に座ったまま両側の窓を開けて鼻の穴にズブリと棒を差し込まれます。
1時間ほどで結果がわかるということで、そのまま車の中で待つこととなりました。待っている間、陽性になった時の会社の反応とか仕事を辞めなくてはいけないとか重症化して呼吸器に繋がれている自分の姿とかを想像してしまい、それはそれは苦しい時間でした。

50分ほどで電話がかかってきて、「陰性だったので病院の中で診察を受けてください」と連絡がありました。この時くらいガッツポーズでホッとしたのはしばらくぶりです。診察結果は前日から水のような下痢(おらは常に下痢ぎみ)があったことから「胃腸炎」とのことで、解熱剤と整腸剤と頂いて帰ってきました。


 陰性だったと会社に戻りますが、みんなとの距離感を感じます。

(イヤ、おら陰性だから)

心の中で叫びますが何も言ってこないのに声に出して言い訳もできません。すると女上司が通りかかって、

「なに職場さいるんだ?家さ帰れ」

と差別的な言葉をかけられます。

「症状あるんだから、治ってから働け」と。

部下たちも帰れと言います。(もうおらの居場所はここにはないんだな)とおセンチな気分で昼過ぎに帰宅しました。




家に帰ると妻は出かけているようです。弁当を食べて、一応具合が悪いんだからとラジオをかけて布団に入りました。するとどうでしょう、一瞬のうちに深い眠りに落ちて目が覚めたのは薄暗い夕方でした。事情を聞いた妻はポカリとアイスと正露丸を買いに行ってくれました。その後夕食を食べて少しの間酒を飲んで(?)布団に入ると、またまた一瞬のうちに深い眠りに落ちました。

 朝までぐっすり眠って、熱を測ると36.0度です。充分な睡眠のおかげか身体も軽い感じです。
いつもの朝のダルさも出勤の憂鬱も感じません。出社してボスに経過を報告し、女上司にあいさつするとよかったと言ってくれます。職場や廊下でもいろんな方から「大丈夫か?」と声をかけてもらいました。

みんなおらが疲れているから帰れと言ってくれたんだと勝手に思いました。

発熱はしてしまいましたが、周りの皆さんに心配してもらっていたことを実感した発熱でした。








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