おらと煙は・・・  ~ Diary of  ”Maikuru” ~

高い所が好き。山の頂上で食べるラーメンが大好物。
密かにアクティブ宣言した勘違いオヤジの日記。

日東ベスト文化祭

2017年11月18日 | イベント
平成29年11月3日(金)     晴れ





 今年も日東ベスト文化祭へ行ってきました。

一昨年初めて中に入ってもみくちゃにされた(⇒その時の日記)にも拘らず昨年も今年もお祭りと聞けばノコノコと出掛けてしまうのは、やはりそれなりの魅力があるからなのでしょう。混雑するのには理由があります。

リュックに大きめのエコバックを3つを装填し、戦闘準備を整え特設駐車場に入ります。近くの道では早くもシャトルバスが走っておりました。







バス乗り場には長蛇の列が・・・・







しかし次々とやって来るシャトルバスの輸送能力も素晴らしく、どんどん前に進んでいきます。結局5分位で乗車できました(^-^)。







ついに戦場へと足を踏み入れます。これまでの経験ではただ順番を待って並んでいては、礼儀を知らないおばちゃんたちに押しのけられ前に行かれてしまい、自分は全然進めなくなります。プログラムをもらい、気合いを入れて会場へと入りました。役員さんもはっぴを着て頑張ってお客さんをもてなしています。







ところが、中に入るといきなり販売ブースが並んで混雑するこれまでの様子とはちょっと違います。冷凍食品とかスイーツだとかのジャンルごとに列ができていて、遥か彼方の売り場まで並んでから順番に買い物するスタイルに変わったようです。










やはり会社側もあのクソババアどもおっと混雑の対策を考えたようです。おらのような弱者の声なき声に応えてくれたんですね。


「売り方変ったね。どさ並ぶ?」


と妻に聞かれます。せっかくの会社側のクリーンな買い方への配慮ではありましたが、列の長さを見ておらの心はすでに萎えておりました。しかもその先に売っていたものはあまり選択肢がないようです。いろいろな物を並べずに同じ物をまとめて品だしする作戦のようで、これまでの先入観を解いて目の前の状況に対応する柔軟さを持ち合わせていないおらは、

「やめっべ。奥で食い物だけ食って帰っベ。」

といとも簡単に戦線離脱を決断しました。

「んだな。なんか違うもな。」

と、昨年まで勇敢に戦っていた妻も賛同してくれたようです。



 ということで、列には並ばず人の流れに乗って奥まで進みます。







おらは1個100円のハンバーグを目当てにしました。妻はソーセージが食いたいとそちらに並んでいます。妻を待っている間、なぜかありがたいことに焼きそばが増えており、お盆の代わりに厚紙の上に載せてもらいました。写真で見るよりも実物の方がかなり量が多いです。










イスとテーブルを確保できず、今回も植え込みの脇で食事です。ソーセージ2本と焼きそばを食べた妻はお腹がいっぱいだそうです。その分ハンバーグ2個と焼きそばとソーセージ2本を食べたおらも口の中が脂っぽくてギブアップでした。ソーセージ3本づつを隣の(知らない)親子2組におすそ分けしてなんとかこの大量の食べ物を処理することができました。


奥のスイーツ工場のブースも人でいっぱい。













その後はいろいろ展示物を見て回ります。







本部の建物の3階で作品展示を見ていると、いつの間にかおらの手の中には(「お茶飲んでけ」という神のお告げとともに)お茶のチケットが2人分握られています。せっかくなので促されるままお茶をご馳走になっていく事にしました。3階から外に出ると眺めのいい庭園がありました。









そして招き入れられた和室には行儀のよさそうな紳士淑女が静かに座っております。
お茶飲んでけ」のお茶とは本当のお茶会風の抹茶(っていうのかな?)の事でした。時代劇で千利休がよくやっているやつです。こんなの初めてだし、作法を間違えると怒られる可能性もあるので逃げ出したくなりました。
奥にはウサギのように横を向いて座った着物姿の女性が窯のお湯をかき混ぜています(何かの作法なのかな?)。

目の前にそれ風の人が正座して座ったかと思うと、両手をついて深くお辞儀をし、日東ベストのタルトを置いていきます。こんなところでの作法をしらないおらは、相手に合わせて同じ事をオウム返しのようにするのみでした。チョー緊張します。





タルトを一口でペロリと食べてしまってから周りを見ると、皆さんは小さく切りながらちびりちびり食べています。フォークに着いた甘い部分をペロペロ舐めながら他の人が食べ終えるのを待ちますが、その時間がやたらと長く感じます。さらに緊張度アップ!
向かって右側の人から次々とお茶を渡されていきます。やはりお辞儀の挨拶は付き物のようです。





「おいしいです。」
と最初の旦那さんが奥さんから言わされています( ..)φメモメモ。何か言わなきゃいけないとは思っていましたが「結構なお手前で」とかじゃなくてよかった。

学校の予防注射のように順番が刻一刻と迫って来て、そして緊張の瞬間、ついにおらの前にお茶が置かれます。礼をして震える両手で持ってクルクル器を回してみて、お茶を口に含みます。

「苦い!」

思わずこんな言葉が出そうになりました。抹茶チョコレートの味をイメージしておりましたが、お茶なんだからやはりこういう味なのでしょう。






貴重な体験をありがとうございました。



そのまま日東ベストを後にし、ポケモン捕獲しながら足湯まで足を延ばしました。







今回はとてもお腹いっぱいの日東ベスト文化祭でした。











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