催眠家のための英語入門

このブログは、作者不詳の催眠誘導からエリクソンまで、英語の催眠情報をホイホイと読むお手伝いをします。

句を(湯をかけて)もどす/ほぐす(英語読みの小ワザその2)

2008-01-28 22:25:52 | Tips
英語はコンパクトな表現が効く言葉で、短い表現や少ない語数での表現が多い。たとえば、「your way」と書いただけで、文脈によっては「you will walk on the way」といった意味を込められる。あるいはよくある「A of B」の表現では、これを文脈によって「BがAする」「BをAする」などとひとつの文のように理解しないと訳がわからなくなる。英単語との対応を重視した(?)直訳がわかりに . . . 本文を読む

催眠書は洋古書を海外の本屋から

2008-01-20 19:09:37 | ToolBox
催眠書(だけじゃないですが)は、洋古書を以前紹介したBookFinder.comで探して海外の本屋さんから買ってます。理由は以下の示すとおりです。日本の本屋の催眠古書の値段は尋常じゃありません。 もちろん某大手電子書店の例は異常なので、ネット上で古書店をあたるともう少しましな値段で入手可能です(ダーク・ヒロカズ『催眠術師になりたい』25,000円なんてひどい例もありますが。) (BookFind . . . 本文を読む

(用語集)hypnotismとhypnosis

2008-01-08 21:10:04 | Word List
Hypnotismとhypnosis 巷では簡単にHypnotismは「催眠術」とhypnosisは「催眠」と訳し分けとけばいい、といったことが言われていますが、少し立ち止まって考える必要があります。 英語の辞書でも定義はまちまちですが、さすがウェブスター(Merriam-Webster’s Dictionary)とおもわせたのが、次の定義です。 Main Entry: mes· . . . 本文を読む

BarberのHypnosis: A Scientific Approachを読む

2008-01-06 20:00:30 | Barber
催眠誘導なしでもあらゆる「催眠現象」が出現することを実証した、「催眠なんかいらない」非状態派のT.X. BarberのHypnosis: A Scientific Approachを読んでいきます。催眠研究とは、実験とは何か、についても参考になるところ大です。 我々は、たとえば睡眠状態における脳波のような、催眠状態を明確に示す指標を持っていません。しかたなく、長い間、科学的な催眠研究においても、 . . . 本文を読む