黒屋堂

ほぼツイッター用

たかが趣味が犯罪を誘発するわけないだろ もう余計な詮索はやめようよ

2008年12月09日 19時58分38秒 | 表現規制とか
【幸満ちゃん事件】プリキュア、聖闘士星矢、ブリーチ…容疑者自室に子供向け漫画、犯罪性は見当たらず(MSN産経ニュース)
 勝木諒容疑者の自室は「聖闘士星矢」の単行本やポケモンや戦隊もののグッズで埋め尽くされていた一方、今回のような特異な犯罪の誘発をうかがわせるソフト類はなかったことが7日、東金署捜査本部の調べで分かった。容疑者がよく利用していた自宅近くのレンタルビデオ店で借りていたソフトも特撮ものや洋画のヒット作などだった。

 捜査本部は前日に続いて7日も勝木容疑者の自宅を捜索。「勝木容疑者の自室の壁一面は漫画で埋め尽くされていた」(捜査幹部)という。

 捜査本部によると、美少女の主人公が活躍する「プリキュア」のほか、1980年代にヒットした「聖闘士星矢」や死に神高校生の活躍を描いた人気漫画、「ブリーチ」の単行本が並べられていた。

 特にジャンルに分けられることもなく、床に雑然と置かれたものもあった。その中には、「ポケットモンスター」や「プリキュア」の塗り絵のほか、特撮戦隊ヒーローの下敷きやDVDなどがあった。

 児童を対象にしたアダルト物や猟奇的作品はなかったといい、何が犯行の背景にあるのか、捜査本部は幅広い調べを進める。
「児童を対象にしたアダルト物や猟奇的作品はなかった」って、一体何がしたいんだよ警察は。
去年みたく、犯人の部屋からスクイズやひぐらしでも出てくれば満足だったのかよ。

先日書いたとおり、宮崎勤事件当時には、宮崎の持っていたホラービデオに警察が注目し、その影響で東京都などでホラービデオ規制が行われたわけだけど、宮崎に関する書籍を読めば分かるとおり、宮崎にとってホラービデオなんてのは実際には大してデカイ影響のある存在なんかじゃなかったわけで。(そもそも、数千本のビデオの中でホラーものは2桁程度だったと言われている。)

ホラービデオの規制が全く不必要だったとは言わない。しかし、宮崎事件によってブームに乗るかのごとく性急な規制が行われ、冷静な議論が蔑ろにされた事は事実だ。
数年前の「グランド・セフト・オート」だってそうだ。創価学会の会員で父親との関係も良くなかったと言われている加害少年が、たまたま持っていたゲームの一本がそれだったというだけで、神奈川のバカ知事を始めとして、「なんか悪そうだから」という理由だけで各自治体で規制を行い、しまいにゃその「なんか悪そうだから」という、小学生が学級会で考えたような理屈にならん理屈で、CEROに申し立てをしてレーティング制度まで変えさせたんじゃないか。

警察とマスコミは、自分らの偏見がどれだけの被害を生み出したか、いい加減自覚した方がいいんじゃないか。

「痴漢モノのAVを見る奴は痴漢をやっている」っていう、「それでも僕はやってない」で批判されたのと同じレベルのクソみたいな理屈をいつまで振りかざす気だよ。
バカかお前ら。
もう分かっただろ。過激なアニメなんか見なくたってやる奴はやる奴なんだよ。
趣味なんて、犯罪の本質にはならないんだよ。

もう、やめようよ。


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