くろでんわ。の日記

徒然なままに書いている日記です。

トラ場:今回のお題

2005-09-25 21:18:33 | ブログ
かなり難しいお題ですねえ。
その所為かいつになく意見が拮抗しているように見えますね。
結論から言うと「男のほうが少々得をしているのでは?」という程度
どっちが?とははっきりいえない部分が多々あるんですよ。これって。だって映画館のレディースデーや女性専用車両、女性専用席、一見すると最近は女のほうが絶対得だ!と思うわけです。
ところがどっこい、世間様はまだまだそうではなかった!?
たとえばクレーム処理。最近でこそ女性の上級クラスも増えたのでクレームを出す側も納得するようになりましたが、それでも男の上級クラスが出ないと「謝ってもらった」と感じない人が男女問わずまだ多いのも事実。
そのほか、女性の社会進出云々かんぬん言われていても小中学生の教育方法はそんなに大きな変化はしていないのです。ということは、女性に対して男性は上位、という概念はここで植えつけられる。結局男性のほうが得をしてしまうということですね。
ということで、よっぽど世の中が急激に変化しない限り「生まれ変わったら男が良い」と考える人がまだ多いのではないかと思います。


美術館

2005-09-25 21:04:43 | 日記・エッセイ・コラム
世間様は3連休、しかし私は日曜だけが休み。
たまの休みだから気晴らしにどこか出かけよう!なんて考えても天気もすぐれず。
そんなわけで、近くをしょっちゅう通っていながらなかなか立ちよる機会のなかった県立美術館へ。
ここは、フランスの有名画家「ミレー」を常設展示していることで知られている美術館であり、美術の教科書によく登場する「落ち穂拾い」が展示されているのです。
実物を見てびっくり。教科書に載っているサイズをちょいと大きくした程度ということで多少拍子抜けしましたが、絵に隠された貧しいものと富める者との格差を初めて知ることに。要するにいい部分は税収として上級階層にもっていかれ、貧しい民衆は落ちた穂も残さず拾っていかないと暮らせないというような意味を含んでいるのだとか。
そして、もう一つ。この絵はほぼぼ同じ構図で2つ存在し、一つはパリのオルセー美術館に、もう一つは山梨に。
どちらもミレー本人が作ったものであり、山梨にあるものが少し古いほうになるようです。パリには行ったことがあるんですが、ルーブル美術館の一部を見るのが限界でした。(あそこは広すぎで1週間くらいかけないとまともに見られません)そして、版画で描かれた「落ち穂拾い」もあり、この時代は版画と油絵の両方を残すのことが多かったのだそうで。(美術史はなかなか学校でも教える機会ってないでしょ)
次は隣にある文学館にも足を運んでみることにしましょう。