つるおか藤ボクシングジム

山形県鶴岡市伊勢原町2-17(☎0235-23-7554)

ボクシングの基礎知識

2007年06月30日 | ボクシング
(写真は五十嵐の右が炸裂中森ダウン=6/4・パシフィコ横浜=)


● グローブ ●

 選手が使うグローブの重さもルールで決められています。一番軽いミニマム級からスーパー・ライト級(63.5キロ)までは片方8オンス(約227グラム)、ウェルター級(66.6キロ)からヘビー級は片方10オンス(283グラム)のグローブを使用します。


● リング ●

 リングもルールで決められています。リング(ring=輪)と言っても形は皆さんもご存知の通り正方形です。(なぜ?後日説明したいと思います)
 一辺が約5.5メートル以上、7.3メートル以内という規定があります。
 大きな選手が多い国では比較的大きなリングが使用され、日本のように体重の軽い選手が多い国では比較的小さめのリングが使用される傾向にあります。


◆ 五十嵐 圭選手(つるおか藤・日本ライト級7位) ◆

 6月4日のパシフィコ横浜での試合(対中森 宏=平仲BS・日本ライト級2位)で
強烈な右がタイミング良く炸裂した。次戦では必ずこの右でKOする。そのために練習をしっかり連日やっているところです。KOの試合が多くなるのでは、と期待している。


 
    

ボクシングの基礎知識

2007年06月29日 | ボクシング
(写真は中森=ライト級3位・平仲=vs五十嵐=ライト級6位・つるおか藤=6/4・パシフィコ横浜)

● 階 級 表 ●

 ボクシングの試合では公平を期すために、できるだけ近い体重の選手同士が戦うということがルールで決められています。
 現在、クラスは体重別に17階級に分けられています。一番軽いミニマム級は47.62キロ以下、一番重いヘビー級は90.72キロ以上で上限はありません。
 ちなみに日本人男子の選手が比較的多い階級はスーパー・バンタム級(55.34)フェザー級(57.15キロ)、スーパーフェザー級(58.97キロ)あたりです。
 また、日本では体重の重い選手選手がが少ないため、スーパー・ミドリ級以上は

1.ミニマム級    (Mm) 105ポンド(47.62キロ)
2、ライト・フライ級(LF) 105ポンドから108ポンド(48.99キロ)
3.フライ級     (SF) 108ポンドから112ポンド(50.80キロ)
4.スーパー・フライ級(SF) 112ポンド~115ポンド(52.16キロ)
5.バンタム級    (B)  115ポンド~118ポンド(53.52キロ)

6、スーパー・バンタム級(SB)118ポンド~122ポンド(55.34キロ)
7、フェザー級    (Fe) 122ポンド~126ポンド(57.15キロ)
8、スーパー・フェザー級(SFe)126ポンド~130ポンド(58.97キロ)
9、ライト級     (L)  130ポンド~135ポンド(61.23キロ)
10、スーパー・ライト級 (SL)135ポンド~140ポンド(63.50キロ)

11、ウェルター級   (W)  140ポンド~147ポンド(66.68キロ)
12、スーパー・ウエルター級(Sw)147ポンド~154ポンド(69.85キロ)
13、ミドル級     (M)  154ポンド~160ポンド(72.57キロ)

14、スーパー・ミドル級(SM) 160ポンド~168ポンド(76.20キロ)
15、ライト・ヘビー級 (LH)168ポンド~175ポンド(79.38キロ)
16、クルーザー級   (C) 175ポンド~200ポンド(90.72キロ)

17、ヘビー級     (H) 200ポンド~無制限。


● 五十嵐 圭選手 ●            


今日はスパーリング相手を代え、4ラウンド行う。
6月のランキング(07/6/22現在)は、ひとつ下がって7位になる。




ボクシングの基礎知識

2007年06月28日 | ボクシング
(写真は五十嵐vs中森=6/4パシフィコ横浜=)


● ラウンド ●

 ボクシングは3分間戦って1分間の休憩を入れるという決まりになっています。
1ラウンドは3分間で、各ラウンドの間に1分間のインターバルが入る、それを4セット行う試合を4回戦と呼びます。 トーナメントの予選4回戦とは違います。

 ちなみに、選手の技量と戦績に応じて6回戦、8回戦、10回戦と上がっていき、日本タイトルマッチは10回戦、東洋太平洋(OPBF)や世界タイトルマッチ(WBA・WBC)は12回戦で行われます。

● 階級・リング。グローブ・レフリーとジャッジ・試合の勝敗・

  採点方法・各ラウンドの採点基準・用語説明  ●

  と記載していきます。

● 試合まで1ヶ月に迫る ●
▲ 今、つるおか藤ジムは、本間 幸樹・上林 勇太の両選手を中心に「暑い」中猛練習をやっています。7月28日(土)ルーキーズマッチ(準決勝)まであと1ヶ月になった。スパーリングもガンガンやっています。目標は「KO勝ち」だ!




東洋太平洋L・フライ級タイトルマッチ

2007年06月25日 | ボクシング
(写真は新しくなった、日本チャンピオンベルト)

◆ 2007年6月24日 大阪・西成区民センター
  東洋太平洋ライトフライ級タイトルマッチ

  王者:ファニト・ルビリアル(比)vs挑戦者:中島健(Gツダ)

   結果:リビリアル5回2分42秒KO勝ち

● 五十嵐圭(日本ライト級6位)は次戦に向け本格練習 ●

 6月4日パシフィコ横浜で中森宏(平仲・日本ライト級3位)と対戦、2回には強烈な右が炸裂ダウンを与えるも、3回以降反撃にあい、惜しくも判定で敗れる。

  新・日本チャンピオンベルトをしっかりと腰に巻きたいものです。
 


 

新・日本チャンピオンベルト発表

2007年06月22日 | ボクシング
(写真は新・チャンピオンベルト)

▼ 新チャンピオンベルトは・・・
  向かって左側には日本地図、右側には日本人初の世界チャンピオン
  白井義男氏、そして中央に百獣の王ライオンがデザインされている。

● 新・日本チャンピオンベルトの発表及び授与式が下記の日程で開催されました。

 ◆ 日時:6月14日(木)14:00~15:00
 
 ◆ 会場;後楽園ホール 5階展示会場

 ◆ 内容
   旧チャンピオンベルト返還
   新チャンピオンベルト授与
   記念撮影 他

 ◆ 出席者
   現日本チャンピオン
   日本プロボクシング協会関係者
   (財)日本ボクシングコミッション関係者


● ベルトも新しくなったし、選手たちもまずは日本チャンピオンめざして頑張ってもらいたいものだ。
ルーキーズマッチ(準決勝・7/28・新宿フェイス・16:30)に出場する、本間幸樹、上林勇太の両選手は今週(㋅18日)から本格的にスパーリングにはいった。




平成19年度JBC/JPBA合同医事講習会開催

2007年06月17日 | ボクシング
(写真は講師の話を聞く参加者)

◆ JBC(財団法人日本ボクシングコミッション)、JPBA(日本プロボクシング協会)合同主催による平成19年度講習会が下記の日程で開催されました。

◆ 日時:6月11日(月) 13:00~16:00

・第1部13:00~15:00 医事講習会、質疑応答
(講師:東京慈恵会医科大学付属病院 谷 論先生、大槻 穣治先生)

・第2部15:00~16:00 トレーナー講習会、質疑応答
(講師:森永製菓株式会社健康事業本部 大江 幸江栄養士)

◆ 後楽園ホール 5階展示会場


・第1部では、大槻、谷両コミッションドクターによるWBC医事会議の報告、脳震盪に関する分析と予後対処方法などが図解やシュミレーションを使って詳しく解説された。

・約80名のジム関係者が参加し、選手の試合におけるダメージや、試合後の練習開始時期などについて、活発な質疑応答が行われ、有意義な医事講習会となった。

・またこの後、大2部では森永製菓株式会社の大江幸江講師による、ボクシングのための栄養とサプリメントの講習が行われ、ボクサーの栄養摂取と減量方法などが栄養学的視点から解説された。

● ルーキーズマッチ準決勝に向け明日より本格的スパーリング ●

7月28日(土) 新宿フェイス 16:30~
(チケット 指定席6,000円・自由席4,000円 つるおか藤ジムまで)

本間 幸樹・上林 勇太の2選手とも、1回戦を劇的なKO勝利し、一段と盛り上がりを見せています。
 明日からスパーリングが始まります。
 KO勝利を目指します。  応援よろしく!!




五十嵐 圭(27・日本ライト級5位)練習再開。

2007年06月14日 | ボクシング
(写真は戦う五十嵐対中森。6/4パシフィコ横浜)

◆ 目指すはライト級王者だ・目標は変わりない!!! ◆

● 07年6月4日(月)、WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級タイトルマッチ12回戦が、王者イーグル京和(角海老宝石)vs八重樫 東(大橋)の試合の、セミファイナル8回戦に五十嵐 圭が登場。

 相手は日本ライト級3位、中森 宏(平仲BS)。試合は、2回に五十嵐の右が炸裂、中森ダウン(プロ・アマ通じて始めてのダウンだそうです)、この回攻めきれず、KOを逃す。3回から五十嵐はこのポイント守ろうと弱気になり、中森の反撃に合い惜しくも判定で敗れる。

 ライト級王者長嶋 建吾(18古河)、ライト級3位中森 宏(平仲BS)と2連敗目標にしていた、今年の日本ライト級タイトルマッチは難しくなった。

 五十嵐圭は、この試合での収穫は「右」でダウンさせたことである。反省としては「精神的弱さが出た」こと、「強気」「攻める」ことで克服できる。

 「一からやり直し」の気持ちで、練習を6月11日から再開した。「やる気は」と「闘志」はまだだあるようです。必ず再起して、チャンピオンなるでしょう。期待しましょう。
 応援よろしく・・・・・。

◆ 東洋太平洋クルーザー級タイトルマッチ ◆

 2007/6/11・東京・後楽園ホール
王者:高橋 良輔(金子)vs挑戦者:ドミニク・ベアー(豪)

結果:べアー8回46秒TKO勝ち。
 スピード・テクニックで上回るベアーが、序盤から有効打を奪いポイントを連取し、中盤には主導権をにぎった。単発のクリーンヒットを奪った高橋だったが、8回ベアーが、高橋をロープに後退させ、連打を打ち込んだところでレフェリーがストップした。






 

大会・試合予定

2007年06月09日 | ボクシング
(写真はミット打ちする本間選手)

◆ アマチュアの部 ◆

山形県国体予選 山形市  07年7月14日(土)~15日(日)

出場予定選手

● ライトウエルター級 上林 圭太  庄農2年
● フェザー級     船見 悠   鶴東2年


◆ プロの部 ◆

ルーキーズマッチ(準決勝) 07/7月28日(土) 新宿フェイス

出場予定選手
 
 ● フェザー級 本間 幸樹(つるおか藤)
 ● ライト級  上林 勇太(つるおか藤)

2選手とも初戦は1回豪快にKO勝ちを収めている。

(決勝は9月16日=日=、新宿フェイス)
2選手とも決勝戦目差して、連日練習に励んでいます。応援よろしく!!







 

イーグル4度目防衛(07/6/4・パシフィコ横浜)

2007年06月07日 | ボクシング
(写真はイーグルの右ストレートを受ける八重樫=左=)

◆ WBC世界ミニマム級タイトルマッチ ◆

 世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦は4日パシフィコ横浜であり、王者イーグル京和(28)=タイ出身、角海老宝石=が、挑戦者同級6位八重樫東(24)=大橋=を大差の判定で破り、4度目の防衛に成功した。

● WBC世界ミニマム級タイトルマッチ ●
  王者:イーグル京和(角海老宝石)vs八重樫東(大橋)

 結果:イーグル京和3-0判定勝ち(118-108、119-107、119-107)
 イーグルが、初回から迫力の右ストレートが2発炸裂。その後も的確なヒットでを連取した。イーグルは10回終了間際に右カウンターで奪うなど最後まで優位に試合を進め、大差の判定勝ちで4度目の防衛に成功した。

● 八重樫 散った・・・”辰吉超え”ならず ●

 プロ7戦目の八重樫は2回バッティングであごが外れるアクシデントにも見舞われながら最後まで戦ったが、日本最短のの世界王座奪取を逃がした。

 10回には右のパンチを浴びてダウン、大橋会長はタオル投入も考えた。本人が試合続行を希望。24歳の若武者は、痛みに耐え、口が半開きになったまま終了のゴングを聞いた。

 大橋会長は「何もなかったからよかったが、あの状況は止めるべきだった。身を削られる思いだった」とも口にした。

 世界獲りへ仕切り直しを余儀なくされた師弟だが、世界初挑戦という舞台で「最高の経験」をした。

 完全に治して「世界の舞台」に再び登場を期待します。


◆ 五十嵐選手2回に右が炸裂ダウンを与えるも判定負け ◆

 セミファイナル ライト級 8回戦
日本ライト級3位
○ 中森 宏(平仲BS)135P(61.2kg)
判定3-0(77-75、77-74、77-76)
日本ライト級6位
  五十嵐 圭(つるおか藤)134 1/2P(60.9kg)

 ライト級王者長嶋建吾(18古河)・ライト級3位中森 宏(平仲BS)と強豪との戦いで2連敗となったが、まだまだ「戦う気持」はしっかりあるようですので、「一からやり直し」だ。目標の「チャンピオン」は高く掲げて、1週間後には練習を始めます。
 今後も五十嵐圭選手に注目してください。応援よろしくお願いします。










タイトルマッチ

2007年06月04日 | ボクシング
(写真は初防衛に成功した河野公平=ワタナベ=)

◆ 日本S・フライ級タイトルマッチ ◆

  期 日 07年6月2日・東京・後楽園ホール
  王 者:河野 公平(ワタナベ)
       VS
  挑戦者:三枝 健二(新開)

結果:河野9回負傷判定勝ち
   (3-0・・89-83、89-83、89-84)
  両者、スタートからノンストップの打撃戦を展開した。三枝は、4回に偶然のバッティングで左目上、5回にパンチで右目上をカットした。9回、三枝の左目上のカットが大きくなり、試合続行不可能と診断され、レフェリーがストップした。河野が初防衛に成功した。

◆ 東洋太平洋S・バンタム級タイトルマッチ ◆

期 日 2007年6月3日 神戸サンボーホール
王者:ウェート・S(タイ)
    VS
挑戦者:玉越 強平(千里馬神戸)

結果:ウェート3-0判定勝ち
  (115-113、115-113、116-112)
 5回に右アッパーでダウンを奪った玉越だったが、後半をウェートに支配されて判定負け。
 ウェートは、4度目の防衛に成功した。