In the Field/大和国中の大地からエッセイ

奈良に暮らす名もなき人間のつたないブログ

「アンカー」が終わる

2015年03月17日 | Weblog

 関西の夕方の報道番組と言えば、関西テレビの「スーパーニュースアンカー」が、この春の番組改編で、3月末で終わるのだそうです。何の利害関係もありませんが、2006年4月より始まった「アンカー」が終わるのは、とても残念です。

 オープニングテーマ『ビヨンド ザ サンセット』(今は別曲です)が流れ、山本浩之アナウンサーが「スーパーニュースアンカー、山本浩之です。今日も7時までお付き合い下さい」と話された後、コメンテーターの紹介をされ、番組がスタートしていきました。

 その後、アンカーマンが岡安譲アナウンサーに変わりましたが、この春まで9年近く続いてきました。局の方針があると思いますが、番組終了は、残念です。

 番組開始から、毎週水曜日は、青山繁晴さんがコメンテーターを務められ、多元的な情報を独力でを集められ、「ニュースのしっぽ」を私達視聴者に判りやすく解説されてきました。青山さんやアンカーの報道とは考え方の違いがあっても、立場の違いを乗り越えて、問題提起されてきた姿勢に、心から感謝いたします。

 青山さんやアンカーの報道とは、私はすべて同じ意見がではありませんが、一国民として、東日本大震災後、民間人としては、初めて福島第一原発の構内に入られ、有権者国民を代表して、真実を伝えてくれたことは、どれだけ役立ったことでしょう。

 出会いがあれば、別れがあります。その一つだということでしょう。

 4月からは、関西も夕方の報道番組は、すべて横並びの時間に、横並びのニュースが流れることになるでしょう。残念です。