く-たのアメリカ日記

旦那様の留学にお供し、インディアナ州へ。日々の生活を綴ります。

トーストマスターズ・スピーチ・コンテスト

2012-03-27 23:09:38 | 日記
年明けから授業がほんの少しだけ楽になった旦那さん。精神的に余裕が出てきたのか、色々なことに挑戦したいということで、
フットサルクラブ、ボールダンスクラブ、トーストマスターズクラブ、バドミントンクラブなどに入部しております。

その中で聞き慣れないトーストマスターズクラブ。「トーストマスターズ」と聞いて「食パンを焼く名人の集まり?」と想像したおバカなくーた
トーストマスターズクラブは大勢の人前でスピーチするスキルや、リーダーシップのスキルを磨くためのクラブだそうです。
人前で話すのが得意っていう人ってほとんどいないですよね?ましてアメリカという国で流暢な英語が話せるわけではない日本人だったら余計だと思います。
旦那さんがこのクラブに入部したのは、英語力やプレゼン力を磨くための環境を作るためだけだろうなぁ~と思っていたんですが、
何を血迷ったのか旦那さん、どれだけ自分を追い込むのが好きなのか、学内のスピーチコンテストに申込んでしまったんです
英語が流暢なアメリカ人でさえ参加するのをためらうコンテストで、参加すると言った旦那さんは友達から「クレイジー!」と思われていたようです

参加者は6名。旦那さんの他は全てアメリカ人。審査員はアメリカ人教授陣。完全な負け戦ですよね。
まぁ、参加することに意義があるということで、くーたも陰ながら応援していましたが。。。
ちなみに優勝者には100ドルの賞金が与えられるということで、「100ドル、お願ね!」と冗談まじりに話していました。

そしてコンテスト当日。くーたも見学に行きたいとお願いしたのですが、身内がいると落ち着かないということでお断りされてしまい、
お家で旦那さんの帰りを待つことに
そして帰って来た旦那さん。ちょっと表情が暗かったので、「あらら・・何か失敗しちゃったのかしら?」と思いきや、
「やったよ~!なんと準優勝!」ですって なんとも素晴らしい
そして賞金50ドルまでもらって帰ってきました

優勝者は学部生時代に演劇部で表現力を養っていたアメリカ人女性だったそうで、オーラが違っていたそうです。
そして旦那さんが壇上に上がった時は、「よくもアジア人が乗り込んできたなぁ~」というような雰囲気が漂っていて、完全アウェイだったようです。
そんな中、旦那さんの光ったものというのはスピーチの構成力で、何が言いたいのか一番わかる内容だったそうです。
また、お得意のユーモアで観客全員をこの日一番の笑いの渦に巻き込んだとも言っていました。(本当なのかしら?)
そしてある教授からは「言葉の壁を越えるのは難しいけれど、あなたには国境を越えるユーモアのセンスと話の構成力があるのだから、
このまま継続して練習すれば、ものすごく良いスピーカになると思います。」と絶賛されたそうです。

予習をそっちのけにし、完全アウェイの中、よく戦ってきたと思います。あえて厳しい環境に乗り込んで行く精神力の強さ、
そして乗り込んだにはちゃんと結果をだしてきた旦那さんはとっても素敵だなと思いました
くーたも何かにチャレンジしてみようかしら・・・

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チビミミ)
2012-04-02 11:33:11
すばらしい!さすがな旦那さまだねd(^_^o)
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Unknown (レトロ)
2012-04-02 20:55:37
スゴイ!!すごい!!
感動しちゃった(*^▽^*)

旦那さんにもおめでとうと伝えて♪
賞金の使い道も気になります(笑)
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Unknown (くーた)
2012-04-02 21:59:22
チビミミちゃん、レトロちゃん>ありがとう!旦那としてというか、一個人として彼の精神力の強さ、前向きさにはつくづく感心させられます。そんなところを見習いたいな。ちなみに、賞金でサッカーシューズを買ったら?と言ったんだけど、外食に消えそうです
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