氷山モデル

改めまして、ぐり先生、生きづらい発達障がいのお子様の生きていくお手伝いをしています。

氷山モデルというものがあります。

氷山で見えているのは少しだけ。

海中には、大きな氷山が隠れているのです。

その隠れた大きな氷山と、見えている小さな氷山。

その小さな氷山が、その子の問題と呼ばれている部分です。

そこに障がいと呼ばれる生きづらさがあります。

果たしてその見えている氷山に目を向けて、直そう直そうとしてしまうと、海中に沈んでいた大きな氷山が顔を出すこともあります。

大事なのは、見えない海中の氷山です。

その氷山の中に、見えている問題。

障がいと呼ばれている、その原因が隠されているからです。

とはいっても、隠れているものは見えません。

だから、その子を観察して、環境なども見て、ありとあらゆる原因を考えて、そこから消去していき、原因と思われるものを見つけ出し、その問題を解決して、見えている問題を減らしていくお手伝いをするのです。

むつかしいお話をしてしまいました。

その子が抱えている問題。

そこを、直そう直そうとするのではなく、それがなぜ起きてしまうのかを考えて、そこに寄りそう療育がしたいです。

ぐり先生の場合は、絶対にできないと決めつけないこと。

いろんな角度からの挑戦で、意外と、すんなりと、問題が解決することがあります。

お話での伝え方一つでもそうです。

その子の立場になってみて、いろいろ試してみたり、声の強弱をつけたり、言葉を選んだりすることで、意外と理解できているのだと感心させられることもあります。

観察するには、まずはその子のことが大好きになること。

大好きな子には、喜んでもらいたいし、小さな気づきもあります。

子どもたちに教えられること、幸せにしてもらえることは、いっぱいです。(*^_^*)

実感

来週いっぱいで、卒業する子たちと、会えなくなる実感がわいてきました。

日頃は忙しすぎて、思い出に浸る暇もないのですが。

この子と、この子と……。

ひとりひとりの顔と思い出が、頭をよぎります。

お医者さんごっこをして、遊んだなぁ。

ゾンビごっこをして、遊んだなぁ。

お休みしているKちゃんにも、早く会いたいです。

くるくるまわるのが大好きだったKちゃん。

きのうのRくんは、感情のコントロールが苦手でしたが、心を開いてくれるにしたがって、言葉で伝えてくれることもできるようになってきました。

Rくんの気持ちを、お母様とも一緒に、解いていったのを思い出します。

みんなのことが、大好きです。

びっくり！

今日は、今日を合わせて、あと２回のご利用のRくん。

今日は、トレーニングの担当で、簡単なプラモデルの解体と組み立て。

それから、ひらがなの練習をしました。

家まで送迎に行くと、予防接種が次の利用日と重なるとのこと。

もう、会えないのかとびっくりしていると、通常通りお迎えに行って、４時過ぎにお母様がお迎えに来てくださるとのこと。

ホッとしました。

それから、今日は、産休中の職員も、赤ちゃんを連れて、顔を見せてくれ、嬉しかったです。

きのう、新しい作品を、ホームページに、アップしました。

忘れられたものたち。

しがみねくみこ　童話で検索していただき、童話の一番下にあるサイトマップから、一覧２に飛んでいただくと、お読みいただけます。

懐かしい、大切なお話です。

出会いと別れと

週に４日通ってくれているKちゃんも、この春に卒業です。

それなのに、インフルエンザにかかってしまって、今週いっぱいお休み。

すごく寂しいです。

今日は、朝から契約。

久しぶりでしたが、朝、予習して、落ち着いて終えました。

体験が楽しかったと、お子様が、通うことを心待ちにしてくれているそうです。

私たちも、楽しみ。(*^_^*)

出会いと別れの春です。

膝の上で

今日は、今月で卒業の、Hちゃんが、膝の上でにこにこしていてくれました。

思わず抱きしめてしまいました。

りかちゃんのヘアブラシで、髪をといてくれたりもして。

来たばかりのころは、自分に自信がなくて、泣いてばかりいてたHちゃん。

両手を顔にあてて。

でも今日は、家で取り組んでいるひらがなドリルを持ってきて見せてくれました。

誇らしげに。

上手になぞり書きができていました。

成長したことが嬉しいです！(*^_^*)