年齢とともに腕や手に痛み、しびれを感じるようになったら年を取った証拠。
首の頚椎が老化してくると、手首が伸びない、物が握れないなどといった症状が
でてくることがあります。
そんな腕や手の症状に効果的なツボは、首の後ろ、左右外側へ指二本分に位置する「肩中 (けんちゅうゆ)」と鎖骨のくぼみに位置する「欠盆(けつぼん)」、上腕の手のひら側の乳首と同じ高さに位置する「侠白(きょうはく)」、肘のほぼ中央の親指側に位置する「尺沢(しゃくたく)」、肘の小指側に位置する「曲沢(きょくたく)」があります。
さらに、こぶしを握ると中指と薬指が手のひらの中間に位置する「労宮(ろうきゅう)」、手首の関節の小指よりの端に位置する「神門(しんもん)」、肘を曲げてできる横しわの外側に位置する「曲池(きょくち)」、手の甲側の親指と人差し指の間のくぼみに位置する「合谷(ごうこく)」なども効果的です。
若くても手首を激しく使う人の場合、手首の痛みやしびれが起こりますが、これは筋肉の疲労。
この際も前術のツボを指圧するといいでしょう。