kumaのblog

広島市安佐南区大町で訪問リハビリマッサージ、はりきゅうをしています

のぼせ

2010-01-13 08:34:16 | 健康・病気

精神的な興奮や、自律神経の失調などの体調の変化が原因で起こる「のぼせ」。

その他、高血圧症や更年期障害の症状として、血圧や血液循環に異常がある時にもみられます。

頭と顔がのぼせ手足が冷えているのが特徴で、東洋医学では「上熱下寒」といい、天(頭)と地(足)のツボをそれぞれ刺激し、血の巡りを天地の境のへその位置に整えるようにします。

天部では、頭のてっぺん中央に位置する「百会(ひゃくえ)」、首の後ろ髪の生え際にある二本の太い筋肉の左右外側に位置する「天柱(てんちゅう)」、さらにその外側のくぼみに位置する「風池(ふうち)」などが有効。

地部では、内くるぶしから上へ指四本分に位置する「三陰交(さんいんこう)」、さらに上へ指三本分からややふくらはぎよりに位置する「築賓(ちくひん)」がよく効きます。

そのほか、へそから指四本分下に位置する「関元(かんげん)」、へその左右外側へ指二本分、そこからさらに下に指一本分のところに位置する「大巨(だいこ)」なども下半身の血行をよくし、のぼせを抑える効果があります。

ツボ療法と同時に「足浴」をすることも効果的。ご家庭で試してみてはいかがでしょう。