前回、さっぽろ雪まつり・つどーむ会場まで散歩したと書きました。
帰り道、おばあさんが50mほど前方を歩いていました。
僕は毎分100mほどの早足で歩いています。
おばあさんは杖はついていないものの、止まっているのかと勘違いするほどの足取りです。
人は平均、毎分80mのペースで歩きますが、おばあさんは30mくらいでしょうか。
あっという間に追いつき、追い越しました。
5分ほど歩いたところにコンビニがあり、タバコと缶コーヒーを買い、一服。
タバコを吸い終わる頃、さっきのおばあさんがようやくコンビニまでトコトコと歩いてきました。
母も80半ばを過ぎ、足取りは重たいです。
数年後にはどうなっているのか。
このおばあさんと同じように、一歩一歩ゆっくりと地面を踏みしめ、10分程度の距離を30分以上かけて歩いているかもしれません。
そうなったとき、クルマで送り迎えしてあげるのが親孝行なのか。
それとも、自力で歩けるうちは必要以上に手を貸さない方がいいのか…
う~ん。
しばし考えはしたものの、途中で考えるのを止めました。
考えたところで何も始まらない。
取り越し苦労をしすぎると人生が重たくなってしまいますから。
今日も「クマ考」にきてくれてありがとうございます。
灰皿の置いてあるコンビニで一服・・・
たぶんコレが無駄な時間なんでしょう。
だから余計なことを考えてしまうんです(笑)
車道の信号が青になっても、まだ渡っている途中。
ゆっくりと歩くお年寄り。
若い頃は、こんな光景にも腹を立てていた。
ゆったりと、心穏やかに待てるようになったのは、いつの頃からだったかな?
今は超高齢化社会ですからね。お年寄りに苛ついていては生きていけません。