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ときどきダイビングガイド seki の 独り言

ダイビングインストラクターsekiの独り言です。話題は、海、スポーツ、アフリカ、旅など幅広く!

熱海のボートダイビング。エキジット方法

2008-08-12 23:55:38 | ヒヤリハット -安全潜水のために
熱海のエキジットについては、以前もブログに書きました。
2月のブログ「海中に消えたフィン」

先日、一緒にボートに乗ったグループのエキジットを見て気になったことがあります。再度、エキジットの話題です。。

熱海の横磯港から出航するボートのエキジットは、「BCジャケットとウエイトは装着したまま、フィンだけを脱いでボート脇のラダー(梯子)で上がる」ことになっています。
ただし障害がある方、腰の悪いダイバーなどは、BCを水面で脱いでいただくこともあります。



国内外にはボートダイビングのポイントは数えきれないほどありますが、エントリーやエキジット方法は様々です。船長やボートスタッフに事前確認をしましょう。

おもなエキジット方法は、こんなものでしょうか。
① ウエイトとフィンを脱ぐ 
② 全部装着したまま
③ ウエイトとBCとフィンを脱ぐ
④ ウエイトとBCを脱ぎ、フィンは履いたまま

熱海は、ウエイトはつけたままですが、①に分類されます。
②~④の具体例、皆さん頭に浮かびますか?明日のブログで紹介させていただきます。



前置きがながくなりましたがここから本題です。

熱海などのスタイルでおこなうボートダイビングで共通のルールは、
①他のダイバーがいる梯子の下に入り込まないこと。
②フィンはラダーにつかまってから脱ぐこと。

理由は、わかりますよね。。
梯子の下に入り込んだら、もし前のダイバーの手がすべって落下したとき激突します。大怪我の元です。フィンをラダーにつかまる前に脱いでいて、待っている間にもし流されたらフィンなしウエットで水面をボートに戻るのは至難の業です。

ところが件のグループ。
「少しでも早くエキジットしなくては」「他の人を待たせてはいけない」との強迫観念があったのでしょう、誰かがフィンを外しはじめると、ボートの脇に垂らしたロープにつかまり、梯子が空くのをまっていた全員がフィンを外しはじめます。
引率のダイバーもです。。

私が船上から「ラダーにつかまってからフィン外したほうがいいですよ~」と声をかけましたが、反応なし。。。????
しばらくして理由がわかりました。「そっか、“ラダー”じゃあ理解できないダイバーもいるなぁ。。“梯子”と言うべきだった」と反省した私です。

熱海・横磯のボートでダイビングしたときエキジットでは慌てなくても結構です。ラダーにつかまりしっかり膝を固定してからフィンを脱ぎましょう。。




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