天候は雨模様が多い毎日ですが、雲の切れ間を縫って、下松高校の長く熱い夏が始まりました。
第94回 全国高等学校野球選手権 山口大会 開幕です。http://www.yab.co.jp/kirari2012/
一回戦 対 華陵高校戦。
白熱したゲーム。新聞評などにありましたように、まさに好カード。
写真はキャプテン末冨くんのフェンスも恐れぬ一塁後方ファインプレー。
応援も白熱します。
今年、全国高校総文にも出場する吹奏楽部の鍛え上げられた演奏。
応援団とチアガールの一糸乱れぬ美しい連携。
幾度ものピンチを凌ぎ、8回 ついに1点が入ります。
4番邑中くんのタイムリー!! コーチャー弘くんの好判断で3塁を回る走者 中村くん。キャッチャーへの返球は逸れ、ホームイン!
思わずコーチャーズボックスでも飛び上がって喜びます。
そして最終回のピンチを切り抜けるライト邑中くんの大ファインプレー!
写真では簡単に捕球しているように見えますが、ライトオーバーの大飛球をほぼ背走キャッチのファインプレーなのです。
2アウト1・2塁の場面。抜けていれば間違いなくサヨナラ負けだったことでしょう。
そして念願の校歌斉唱…。みんな大声で歌っていましたね! そう、ここでこれが歌いたかった聞きたかったんだ…。
そして、みんなの待つスタンドの前へ!
選手も応援生徒も、全員なんていい顔をしているんでしょう…。
こんなにも盛り上がれた!一回戦から熱い試合をありがとう…。泣いている人も沢山いましたね!
そして好ゲームをさせてもらえた、相手チームにも感謝します。まさに好敵手。ありがとうございました。
終わってみれば1-0の完封勝利でしたが、スコアボードだけでは伝わらぬ大変な試合でした。幾度もの
ピンチとチャンスが交互にやってくるハードな試合でした。ピンチの時の三振や好捕。
そして無四死球(8回まで)、無失策でピンチを幾度も凌ぎました。
勝ちにいくと言うよりは、辛抱して辛抱しての負けない試合。粘り強く勝利を呼び込んだように感じます。
そして前述のコーチャーズの選手や伝令の選手の大きな声や笑顔が印象的でした。控えの選手であったとしても、
一丸となっての全員野球。
これが『クダコー野球』ですね!!
次は
21日(土)15:30~ 周防大島高戦 ビジコム柳井スタジアム です。
皆さん、次回も沢山の応援をよろしくお願いします。一人でも多くの声を塊にして、下松高校野球部の選手たちへ届けに来ませんか?
そこには理屈抜きで本物の感動があります!!
撮影:下松高校美術部写真班