Kudako News〔ブログ版〕

こんにちは。山口県立下松[くだまつ]高校です。行事の様子や日々のできごとをお伝えします。

H24.12.06. 校長先生特別授業

2012年12月06日 | News

本日は、校長先生の特別授業『江戸時代からの挑戦 和算』がありました。

小説や映画で今年話題になった『天地明察』のお話から始まり、江戸時代中期からブームとなった『和算』(注1)を使った、校長先生ならではの数学の授業でした。



厳島神社(宮島)に奉納されている、『算額』(注2)などに和算の足跡が遺されています。



その題材は、興味深く、現代数学でいえば微分積分などを使う問題まであります。当時の人は、そういった解法とは違った考えで、解答をしていたわけですが、いかに日本人が好学で優秀だったかということがわかるものでした。



江戸時代からの挑戦をうけてたつ下松高校生。解けましたか?



(注1) 『和算』:江戸時代中期に発達した、日本独自の数学。
(注2) 『算額』:江戸時代の日本で、額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納したものである。