BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

令和3年の事始め

2021-01-06 | オンライン授業

オンライン授業、新年 の1回目、もっとも、あと2回すれば、予定通年度末終講になる。テーマは戦後教科書の流れ、AL法を主とする教科書の出現をとらえる、それは1970年代後半で、わたしが用いていたテキストになる。
1978年に事始め、1979年に豊橋にやってきて、なお、大阪上本町から箕面山上まで出かけたころのこと、新幹線通勤という、いまだと定期券が当たりするさまがわり、あのころは、長距離通勤手当が官費では出ない時代だったから、その取り決めを破った新幹線族である。
名古屋と大阪間で交通費を出すなら、官舎に借家して通えという、公務員の規定であったが、パートタイムの私にはそれは、当てはまらない、などというようなことを思い出して、5年通い続けた。
本務で、助手から講師、助教授と、だんだん、掛け持ちができなくなってしまった事情もあり、中国北京に派遣教員で、新幹線通勤の終止符を打った。そんなふうなことがすぐにもよみがえって、このテキストを使った、そのころのむこう意気はさかんであった。
研究留学生の半期、6カ月で行う、日本語集中教育であった。5年10期のこと、思い起こせば随分とハードな、それも遠距離をかけてのことで、そう望まれたことであったのだ。テキスト名は、JFT、by Gakken 新しい日本語である。そしてそのノウハウにはちょっとしたことがあった。教室でそのテキストを開いてやったのではない。各レッスンにある文型をおぼえては、エンドレスのオーラルを手法とした。
説明をしだすと、教授法のかなめのこととなる。



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