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怪談を書く怪談 (幽ブックス) |
加門七海 | |
メディアファクトリー |
¥1,300+税 メディアファクトリー 2013/12/21発行
ISBN978-4-04-066188-9
加門七海は怪奇現象に会いやすい人。ていうか、見る人。感じる人。
だからといって霊能者というわけではなくて、本人も自分を素人と言い、お祓いなどできないと言うのだけど、なんつーか、セミプロ?(笑)
本書はエッセイ集というか、怪奇実話集というか。
初期の沢村氏に会ってみたかったなあ。腐女子が萌えそうだなあ。
加門七海はもらう人でもあるという。
……実話? たぶん実話なんだろうな。信じがたい経験談がやまほど。
ポテトサラダを百グラム買ったら、生春巻と蛸めしとグリーンサラダがついてきたって……。山伏にお堂のお供え物をもらうって……。
浮浪者にもらった人形焼を、捨てるのは罰が当たりそうで、でも食べたらおなかを壊しそうで、と逡巡するところは現実的でリアル。