読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『怪談を書く怪談』 加門七海

2014年04月30日 | 読書日記
怪談を書く怪談 (幽ブックス)
加門七海
メディアファクトリー

¥1,300+税 メディアファクトリー 2013/12/21発行
ISBN978-4-04-066188-9

加門七海は怪奇現象に会いやすい人。ていうか、見る人。感じる人。
だからといって霊能者というわけではなくて、本人も自分を素人と言い、お祓いなどできないと言うのだけど、なんつーか、セミプロ?(笑)

本書はエッセイ集というか、怪奇実話集というか。
初期の沢村氏に会ってみたかったなあ。腐女子が萌えそうだなあ。

加門七海はもらう人でもあるという。
……実話? たぶん実話なんだろうな。信じがたい経験談がやまほど。
ポテトサラダを百グラム買ったら、生春巻と蛸めしとグリーンサラダがついてきたって……。山伏にお堂のお供え物をもらうって……。

浮浪者にもらった人形焼を、捨てるのは罰が当たりそうで、でも食べたらおなかを壊しそうで、と逡巡するところは現実的でリアル。


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