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『ネット右翼とは何か』 樋口直人/永吉希久子/松谷満/倉橋耕平/ファビアン・シェーファー/山口智美

2019年11月12日 | 読書日記

『ネット右翼とは何か』 樋口直人/永吉希久子/松谷満/倉橋耕平/ファビアン・シェーファー/山口智美
¥1,600+税 青弓社 2019/5/28発行
ISBN978-4-7872-3454-4

> 個人情報(ライフログ)と利便性をトレードオフするインターネットの仕組みは、アルゴリズムを用いて情報をパーソナライズする方法を洗練させ、ユーザー一人ひとりの端末それぞれに向けての「おすすめ」や「広告」を提示するシステムが主流になる。その結果ユーザーは「見たいものしか見ない」で自分の世界に「閉じこもる」ことになり、ホモフィリー(同質選好)のエコーチェンバー(共鳴空間)のなかで同質的なユーザーとだけ共振する空間へとインターネットは変容した。(108頁 第4章 ネット右翼と参加型文化 倉橋耕平)

 

そうして思い込みは強化され、自分以外みんなバカの構図が確立し、歪みは正されることなく突き進む。

うーん。であっても、理解不能ではあるなあ。
種類を問わずすべての「差別」を生理的に不快に感じてしまうのは、理屈ではない。その逆に、あらゆるものに差別をしたがる感覚……。しかもそれを隠そうともせず、正しいと信じてオープンにして声高に叫べる感覚。わからん。

 


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