終戦の２日前のこと

市内の歴史民俗資料館で平成２７年度の企画展
　太平洋戦争終結７０年展　　郷土危うし　空襲下の山武地域　　を見て来ました。

隣の伊藤佐千夫の生家ではタイトルの昭和２０年８月１３日に起きた成東駅爆破参事の
パネルシアターとドキュメンタリーを鑑賞しました。

成東駅にある石碑「礎」のことは知っていましたし
その時に何があったのかも大まかには承知していました。

　　　終戦２日前、国鉄総武線成東駅に火薬を積んだ貨車が停車していました。
　　　この貨車がアメリカ軍機の攻撃により爆発しました。
　　　この時、兵士２７名、国鉄職員１５名が爆発の犠牲になりました。

この国鉄職員は１０代半ばの子供たちがほとんどでした。


今日はあまりこの話はしたくない無い・・という参事の生き残りの方からお話を伺うことが出来ました。思わず顔をしかめたくなるような内容で・・・
爆発による参事ですから形を残しているものは無いに等しかったようです。駅舎は柱１本も残らず形が無くなっていたと。。。

今ある平和に感謝しながら後世に語り継がなければと言う思いから活動を始めた方々・・・
祈りをささげながら友の分まで生きて行くとおっしゃった方・・・

いろいろなことに思いを馳せた午後となりました。