全国おじてつ撮影紀行

院電ナデ6141号

このたび当工場において走行復元工事が完成した鉄道記念物「ナデ5141号」
は、国鉄が鉄道院といわれていた大正3年に新橋工場(当工場の前身)で製作
し中央線、山手線で運転され、お客様の親しまれた電車で、現存する国産電車
の中では最も古い電動車です。
 この電車は、大正14年に廃車となり、目蒲電鉄(現在の東京急行電鉄目蒲線)
に売却され、昭和5年芝浦製作所へ、さらに昭和12年に鶴見臨港鉄道に移籍、
同18年鶴見臨港鉄道の国有化により国鉄に復帰、同25年に日立電鉄に買い
とられるという波乱の生涯を送りましたが、日立電鉄のご好意と工場の復帰運動
により47年3月ふるさとの大井工場に戻ってまいりました。
 この時には、いたんでいた外板などを取りかえたり、トロリ-ポ-ルをつけたり
製作時の色に塗り替えたりして、生まれた当時の姿になり、今日まで当工場の
生きた歴史として長く保存されてまいりました。
東日本鉄道旅客鉄道株式会社  大井工場
(鉄道記念物「ナデ6141号」電動車のしおり) より記載しました。


87'8    大井工場一般公開日


               

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