富山県下の、地方鉄道が合併し設立した富山地方鉄道ですから各社から引き継いだ車両が走りました。モハ10050形は富山県営鉄道からの車両1921(大正10年)に蒸気鉄道として開業し、南富山から岩峅寺・千垣えと路線を延ばし、600V電化~1500V昇圧に合わせ登場したのが汽車会社製のデニ5と日本車輌製のデハ6でした、正面3枚窓の室内はクロスシ-トで富山地方鉄道となり改番で10055.10056となり車内はロングシ-ト化され長らく立山線で活躍しますが、モハ7540形と共に廃車になりました。 80’1.8 富山本線(越中三郷~越中舟橋)10056形