でろんき(DEROSA&Bianchi)といっしょ

Bianchi Passoでスポーツバイクに目覚め、ホノルルまで行って来ました。そしてついにロードバイク購入!

【びあいつ特別編】ホノルルにもびあんきといっしょ 9月23日(練習&下見)

2006-09-28 17:38:55 | Weblog

センチュリーライドの前日は、早朝からのプラクティスライドと午後からの下見ツアーです。いよいよ本番前という期待と緊張が、嫌でも高まりますね。

皆さん滞在中は、こんな風にラナイ(ベランダ)に自転車を置いていました。

プラクティスライドは朝7時にカピオラニ公園集合でした。
昨日のうちにABC STOREで買っておいたサンドイッチとキャンベルのトマトジュースを口にしますが......サンドイッチは味がない(@_@)
トマトジュースは味が濃すぎ。結局バナナが唯一マシな栄養源でした。

プラクティスで30km程度ってことだから、ジャージとレーパンは明日にとっといて、パッドの入ったインナーにTシャツと短パンでいいよね。さっさと支度をして向かいましょう。

早朝のワイキキの街はまだ涼しくていい感じ。
ホテルの前の交差点で信号待ちをしていると、アメリカ人のおじさんに「Congratulations!Century ride?」と声をかけられました。
こういうのって嬉しいなー。
気分良く自転車を漕ぎ出します。右側通行に慣れないけど、あっという間に集合地点に到着です。

早朝7時前のカピオラニ公園。明日はこの辺がスタート地点になります。

 私達が参加したプラクティスライドは「中・上級者向け」でした。ということで、集まってくる人の大半はロードバイク。
しかもみんなジャージにレーパンでキメキメです。さすが、中・上級者向けに集まってくる人は違うなぁ。ちょっと緊張。

 

続々と自転車乗りが集まってきます。さながら「自転車博覧会」って感じ。

Tシャツに短パンなんて私しかいないよ。フラットバーの人も、いなくはないけど少ないなぁ。
ううむ、大丈夫なんだろうか。私、こんなところにいていいんだろうか。

どんどん不安になってきて、緊張が高まってきます。
オットに「だいじょうぶ」と腕を叩かれますが、ううーむ。

明日応援ライダーをやってくださる地元のアスリートの人たち数人が紹介されます。プラクティスライドは、数班に分かれてこの人たちをリーダーにして走ります。
主な目的は、右側通行に慣れる事と、集団走行の時の注意。手信号の出し方とか追い越し方とかね。

私達はCHET(チェット)さんという、トライアスロンのチームリーダーについていくことになりました。
一緒の班には、クロスバイクで一人参加の女性や結構年配の男性お二人(お一人はBianchiのロードだった)などもいらっしゃいました。

公園の中や街中には、こんな自転車専用レーンの標識があります。

 

そして自転車レーンの地面にはこんな記号が。
オットによると、ベトナムの笠のようなヘルメットをかぶったバージョンもあったとか?

そんなわけで一杯一杯だったので、プラクティスライドの写真はありません(^^;

公園の中は専用レーンを、そして街中は車道の右側を走ります。少し乗るうちに慣れてきましたが、路面が結構荒れてます。ひび割れとかが多くて、気をつけないとパンクしそう。
スピードはかなりゆっくりです。時速13~15km/h、速くても20km/hちょいくらい。これなら安心、というか物足りないくらい。慎重に手信号を使いながら走ります。
うーん、早朝のハワイ、気持ちいい!
ダイヤモンドヘッド裏の上りもギアを軽くして難なくクリア。カハラのお屋敷街が凄いなー。

途中の公園で、太朗さんから手信号の大事さをレクチャーされます。
「自分のためじゃなくて、後ろを走っている人のために出すんですよ。だからできるだけ早めに、きちんと出してください」
うんうん。いつも仲間と走っているから、それはだいじょうぶ。自転車の基本だよね?中・上級者なんだし。
でもこうやってわざわざその練習をするってことは、慣れてない人も多いのかな。

プラクティスライドは1時間半ほどで終わり。30kmって聞いていましたが、実際は15kmほどでした。物足りなーい。
中上級者の後は初心者向けで、公園に戻ってきたら初心者向けの人たちが集まっていました。パンク修理講座をやっているので、一緒に見学。


その後、物足りないからとオットと自主練習。今来た道をもう一度走ります。
途中で、さすがに朝食が足りていなかったのか、お腹が空いてきました。
日本から持っていったパワージェルをオットが取り出してくれました。
................(@_@)まずーーーーーーーーーーーーい!!!
ただでさえ美味しくないのに、過剰に甘くて私には拷問です。2口でダウン。

結局トータルで30kmほど走って、いったんホテルに戻りました。
下見ツアーの出発まではだいぶ時間があるので、散歩がてらお昼に出ましょう。

フォートデルッシ公園近くのFriday'sという、日本人観光客なんていないカジュアルレストランでランチ。
Friday's Clubという店の名を冠したサンドイッチに、大量のフライドポテトの付け合せ....

 

ポテトは炭水化物だからカーボローディング!と思って頑張ってここまで食べました。
でもこれじゃカーボローディングじゃなくてファットローディングだなorz
サンドイッチ自体の味は美味しかったですよん。

お昼を食べてからアロハ屋さんで買い物をしつつ、ぶらぶらとホテルに戻る途中......

食事が終わって歩いていたら、なんと鳥の落し物の襲撃にあってしまいました(T_T)
昨日のLIVESTORINGリングといい、なんかついてない。いや、逆にウンがついたのか?(ベタですみません)

ということで、恥ずかしながら、現地でもらったセンチュリーライド2006のTシャツに着替えます。

まず前

(手首にしているのは、ツアーのリストバンド。黄色くてパチもんみたいです)

そして後。模様が大きくてちょっと恥ずかしい。

これを着て、下見ツアーにいざ出発。
バスは50マイルまでのショートコースの人と、75マイル以上のロングコースに分かれます。私達はもちろんロングコース。
私達のバスは全部で40人くらいかな?白戸太朗さんのガイド付きです。

一番の難所といわれているハートブレイクヒルの前で解説が入ります。
「ハートブレイクヒルなんていいますが、たいしたことないんです。傾斜もそんなにきつくないし、誰がハートブレイクなんて言い出したんだ、って感じ。
でもね、日本の坂は安全を優先してどんなところでも蛇行して上らせますが、アメリカはそんなこと考えてないですから、ガーン!とまっすぐ上ります。
これから上る坂が全部見えますからね、そうするとメゲますよ~。
でもギアを軽くして上れば大丈夫。飛ばしすぎて二つ目の横断歩道あたりで降りて自転車を引く人が増えてきますが、ゆっくり上れば大丈夫ですよ。」

うんうん、オットにも、インナーを使ってできるだけ軽くゆっくり上れといわれています。
明日はとにかく足をつかない事だけを考えて上ろう!と思いながら実際に交差点を曲がってハートブレイクヒルの下までくると.....あはははっ、こりゃ確かにメゲそうだ。
でもとにかくゆっくり、無理せずね。

25マイルの折り返し地点を過ぎると、マカプウ(といっても東北電力のマスコットのコイツじゃありませんw)への上りになります。太朗さん曰く
「僕は、このコースで一番きつい上りはハートブレイクヒルじゃなくてここだと思うんですよね。でも距離が短いから上れますよ。
去年参加した人は工事中で展望台が見られなかったと思うけど、今年は工事も終わってばっちりですから。上った甲斐がある景色ですよ」

マカプウ展望台からの景色。いかにも南国の海!明日はここまで自転車で上るのかー。

 

100マイル折り返し地点のスワンジー・ビーチパーク。
明日、本当にここまで来るの?来られる??
というか、来ることはできるだろうけど、ここから制限時間内に帰れるのか?

もう一枚。ジグソーパズルか絵葉書にでもなりそうな風景。

 

同じ時刻、同じように下見ツアーが大盛況。

 

全部で4,5台のバスがいたんじゃないかしら。

別のツアーのバスには、今中大介さんがいらっしゃったようです。太朗さんと今中さんが立ち話しているところを、まるで盗撮のように激写(^^;

赤いTシャツが今中さん、青いジャージが太朗さん。

バスの中で、「明日のために質問ないですか」と太朗さんが呼びかけます。
「お腹を壊しやすい人は今日は生ものはやめたほうがいいかもしれないけれど、基本的には好きなものを飲み食いしてよい。ただし、お酒を飲んだ人は水分を多めに摂っておくように」
など、具体的なアドバイスをもらいます。

でも、このときに太朗さんが言っていた事で何よりも私の心に残り、また、本番で力になった言葉はこれです。 

「明日はレースじゃなくて、サイクリング大会なんです。速く走ろうとか思わなくていい。
景色を見ながら、楽しみながら走ってください。
前の人のゼッケンや、道路の白線ばかりしか思い出に残ってないなんて、寂しいじゃないですか」

そうです。そうなのです。
周りがロードばかりだろうと、速くてびゅんびゅん抜いていこうと、関係ないんです。
ゆっくりでいい、制限時間目一杯楽しんで、辛かったら充分休憩すればいい。
仮に制限時間に戻ってこられなくても、今まで走ったことがないような距離でも、愛車と一緒にハワイにやってきて、この自然と風の中を走れるだけでなにもいう事ないじゃないか。

だいたい、一人で走るわけじゃないんだし。
600kmを2回も走ったオットが一緒なんじゃない。
それに、オットは200kmのあと300km、400kmと距離を延ばしてきたんだ。
私の過去最高は120kmだけど、160kmなんて、たった40kmしか延びてないじゃない。なにも恐れることなんてないんだ。

 そう思ったら、明日のライドが俄然楽しみになってきました。

 

さて、明日に備えての夕飯です。できればカーボローディングをしたいところですが、これといったお店が見つかりません。かといってまた昨日のようにあてもなく歩き回ってディナー難民になりたくないので、泊まっているホテルのレストランへ。

 

チキンとマッシュルームのグリルに、サルサソースとかチーズとかをのせて、トルティーヤで巻いて食べる料理。またしてもつけあわせが半端じゃない.....

CHILI'Sというカジュアルレストランで、さほど期待していなかったのに実は結構人気店だったみたい。出る頃にはお店の外まで並んでました。
お客の大半はアメリカ人。そしてやっぱりここでも料理が大量。
ここでも、カーボではなくファットを大量にローディングしてしまいましたorz

 

さて、明日はいよいよ本番。
スタートが6時15分なので、朝5時半集合です。超早起きをしなければならないので、今日のうちに準備して寝ます。
朝食になるおにぎりとパイナップル、お茶なんかは既に購入済です。あとは当日身につけるものと持っていくものですね。
まずゼッケン。

これはツアーのゼッケン。
この下にセンチュリーライドのエントリーナンバーのゼッケンをつけます。

ヘルメットにもゼッケン。

 

もちろん自転車にも。フレームサイズが小さいとつけるの難しいね。

 

ということで、緊張しながらも早々に就寝しました。
「明日はサイクリング大会なんだ」と思い返しながら。


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1 コメント

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そう! (きや)
2006-10-01 23:24:57
だよね!だから自転車が楽しいんだ
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