とっても良い天気。
動きの激しい子供たちとのテーマパークは、ひいおばあちゃんには、ちょっとしんどいと言うことでお留守番をしていただくことに…。
大変な人出で、駐車場も渋滞するほどであった。
入場して、子供達が一番に乗ったのが、ブランコみたいなこのアトラクション。
ブザーが鳴り、ブランコが浮き、回り始めるとこの笑顔である。
面白かったらしく、いっくんと競い合うようにして何度も列に並びアトラクションを満喫した。
身長を測るだけでも喧嘩し、乗る順番で喧嘩し、といつもの調子で、呆れるばかりであった。
それでも一緒に乗るんだよね…。
炎天下の中、こいちゃんは汗だくになり、カキ氷を食べたり、フランクフルトやポテトを食べたりしながら、頑張って順番待ちである。
水の上を進むボートは、高い位置まで上がり、急降下して辺りに水を撒き散らしながら滑り降りてくる。
出口から嬉しそうに出てくる子供達を見ていると長い列に並んで暑さを堪えた甲斐があったというものである。
休憩に食事をしに入ると、こいちゃんもいっくんも焼きそばやたこ焼きを食べた。
大人もちょっとゆっくり出来てビールなどをいただくと、もう立ち上がりたくない状態に…。
子供達はそんなことおかまいなしに、どんどん次のアトラクションに向かう。
入ったばかりの入り口から、文字通り転がり出てきた。
相当怖かったらしく、何度もチャレンジしたが、その度に入り口から逃げ出してきて、ヘタレっぷりを発揮である。
「いつか来た道」は昭和30年代を再現したなつかしの空間。
両親は以前入ったことがあり、外で待っているとのことだったので、私達は4人で入ることになった。
今はめっきり見られない「たたされ坊主」を見た二人は思わず
「かわいそうぅ~」とつぶやいた。
いっくんは、う○この絵を嬉しそうに私に見せ、恥を書き残して教室を後にした…。
こんなところに来てまで、ほんっとうにやめて欲しい。
「な、な、なんか怖い~…。」
何でやねん…。
電灯も暗めで、何とも癒される空間である。
「街」を出ても、外には子供向けの懐かしい駄菓子屋などが軒を連ねており、あまりの広さに驚かされた。
伴侶と私は二人で「ニッキ水」を買ったり、いっくんは射的に興じたり。
こいちゃんはあいかわらず自分のお金を使うのが勿体無いらしく、いっくんが駄菓子を買うのを横目で見ては迷いつつも、とうとう何も買わずに出て行った。
「おじいちゃんたちにお小遣いもらったんだから、自分で買ってごらん」
と言うと、全く買おうとしないのだ。
いっくんが買った物を一口貰ったり、私達におねだりしながら、着実に自分の懐を潤わせていく…こいちゃん恐るべし…。
外で待つ両親に会うと、二人とも私達があまりに遅いので呆れていた。
あまりに楽しくてあっという間に時間が過ぎていたのだ。
一番初めに乗ったブランコのようなアトラクションにハマった二人は、最後の締め、とばかりにまたもや繰り返し乗っていた。
好奇心にかられて走り続ける子供達に付き合う私達はくったくたであったが、出口の売店では思わず「駄菓子」とかかれた福袋(300円)を買ってしまった。
大人もずいぶん楽しかったのだ。
ぜひまた機会があれば、「いつか来た道」をじっくりと闊歩してみたい。