台風一家

テーマパーク「みろくの里」に行ってきた

両親と、伴侶と子供たちの6人でテーマパーク「みろくの里」に行ってきた。
とっても良い天気。
動きの激しい子供たちとのテーマパークは、ひいおばあちゃんには、ちょっとしんどいと言うことでお留守番をしていただくことに…。

大変な人出で、駐車場も渋滞するほどであった。
入場して、子供達が一番に乗ったのが、ブランコみたいなこのアトラクション。

初めは怖がって一回ゲートから出てこようとしたいっくん。
ブザーが鳴り、ブランコが浮き、回り始めるとこの笑顔である。

意外と度胸のあるこいちゃん。
面白かったらしく、いっくんと競い合うようにして何度も列に並びアトラクションを満喫した。

この後も、ジェットコースターなどの様々なアトラクションを乗り回した二人。
身長を測るだけでも喧嘩し、乗る順番で喧嘩し、といつもの調子で、呆れるばかりであった。

子供っぽいものでもとりあえず乗ってみる。

高いレールの上を走る車のアトラクションなのに、地上まで二人の喧嘩(何が原因なんだか…)の声が聞こえてきて、思わずため息…。
それでも一緒に乗るんだよね…。

二人が並んだアトラクションの中に、ものすごい人気で長蛇の列のものがあった。
炎天下の中、こいちゃんは汗だくになり、カキ氷を食べたり、フランクフルトやポテトを食べたりしながら、頑張って順番待ちである。

両親と下から見ていると案の定、心配性のこいちゃんは早くからビニールシートをかぶる準備をして、ドキドキ感を楽しんでいるようであった。
水の上を進むボートは、高い位置まで上がり、急降下して辺りに水を撒き散らしながら滑り降りてくる。
出口から嬉しそうに出てくる子供達を見ていると長い列に並んで暑さを堪えた甲斐があったというものである。

休憩に食事をしに入ると、こいちゃんもいっくんも焼きそばやたこ焼きを食べた。
大人もちょっとゆっくり出来てビールなどをいただくと、もう立ち上がりたくない状態に…。
子供達はそんなことおかまいなしに、どんどん次のアトラクションに向かう。

ホラーハウスに入ったこいちゃんといっくん。
入ったばかりの入り口から、文字通り転がり出てきた。
相当怖かったらしく、何度もチャレンジしたが、その度に入り口から逃げ出してきて、ヘタレっぷりを発揮である。

「いつか来た道」は昭和30年代を再現したなつかしの空間。
両親は以前入ったことがあり、外で待っているとのことだったので、私達は4人で入ることになった。
今はめっきり見られない「たたされ坊主」を見た二人は思わず
「かわいそうぅ~」とつぶやいた。

昔の教室に入り、机に座った二人はノートになにやら書き書き。
いっくんは、う○この絵を嬉しそうに私に見せ、恥を書き残して教室を後にした…。
こんなところに来てまで、ほんっとうにやめて欲しい。

居眠り中の先生に落書きする子供の人形を見て二人ともしばらく「?」となっていたが、説明をするとこいちゃんが「やんちゃやなぁ~」といっくんを見るような目で眺めていた。

昔の交番を見て子供達も近寄っていくのだが、「写真とるから、もっと警察さん(人形)に近寄って~」といってもなかなか傍に行ってくれない。
「な、な、なんか怖い~…。」
何でやねん…。

「昔はここでお洗濯したんだよ~」と説明すると二人ともすぐに分担を決めて(?)作業開始。

「お酒でも呑みに、居酒屋さんに行きましょう~」といっくんの手を引いてこいちゃんの「ごっこ遊び」が始まり、段々楽しくなってきたようである。

「文房具でも買いましょう」と路地をすり抜け、ウロウロと文房具屋を探し、「次はおそば食べたい」等と言いながらそばやを探す。

昔の懐かしい雰囲気を感じて私も大変楽しく、子供達も子供達ならではの楽しみ方で、なかなかそこを出ようとしない。
電灯も暗めで、何とも癒される空間である。

「街」を出ても、外には子供向けの懐かしい駄菓子屋などが軒を連ねており、あまりの広さに驚かされた。
伴侶と私は二人で「ニッキ水」を買ったり、いっくんは射的に興じたり。
こいちゃんはあいかわらず自分のお金を使うのが勿体無いらしく、いっくんが駄菓子を買うのを横目で見ては迷いつつも、とうとう何も買わずに出て行った。

私達が買ってあげるものは糸目もつけずにどんどんかごに入れていくくせに、
「おじいちゃんたちにお小遣いもらったんだから、自分で買ってごらん」
と言うと、全く買おうとしないのだ。
いっくんが買った物を一口貰ったり、私達におねだりしながら、着実に自分の懐を潤わせていく…こいちゃん恐るべし…。

外で待つ両親に会うと、二人とも私達があまりに遅いので呆れていた。
あまりに楽しくてあっという間に時間が過ぎていたのだ。
一番初めに乗ったブランコのようなアトラクションにハマった二人は、最後の締め、とばかりにまたもや繰り返し乗っていた。

好奇心にかられて走り続ける子供達に付き合う私達はくったくたであったが、出口の売店では思わず「駄菓子」とかかれた福袋(300円)を買ってしまった。
大人もずいぶん楽しかったのだ。
ぜひまた機会があれば、「いつか来た道」をじっくりと闊歩してみたい。
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