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台風一家

ホテルを出発して実家を目指す

朝、目が覚めると一瞬「ここはどこだっけ」と思うのはよくあること。
次の瞬間とってもレトロで素敵な天井が目に入るとちょっとテンションが上がる。
そうだった、ホテルにいるんだった。
ノロノロ起き上がってスイッチを入れると、裸電球に灯りが灯った。

明け方6時くらいに水音がしていたような気がするので他の宿泊客はさっさとでて行ってしまったのだろう。
しん、と静まり返っている。
私のようにチェックアウトギリギリまで寝続けるという客はいなかったようで…。

とりあえず顔を洗ってさっぱりしよう。
服を着てカーテンを開ける。

もうすっかり明るい。
今回の旅は好きな事だけをしようと思って出てきたので、自分を急かしてしまう様なスケジュールもないし制約もない。
はぁ、我ながら呑気な…。

何度見てもオシャレな洗面台。
リノベーションもセンスある人が作るとこうなるのねー、と誰もいないのを確認しつつ写真を撮りまくる。

顔を洗って昨晩食べ切れなかったお好み焼きの残りを食べる。
ふと気になってお風呂場なども撮影。

シャワーヘッド可愛い。
コンクリートの壁としっくり。

シャワー室も利用方法が分かりやすく、余計なものが無くて使いやすかったのが、この年齢にありがたい…!

女性4人だけということもあって皆んな静かで、また来たいと思える宿泊施設だった。
私が寝ている間、無意識に色んな音を出していない事だけを祈っている…。

こいちゃんやお友達とも来てみたいと思うのだった。

福山の朝(と言ってももう10時前)は涼しめ。
風もあって実に清々しい。
チェックアウトギリギリまで寝ていた私は少しだけ足速にフロントに向かう。

前日の夜撮影した路地を通る。

お祭りのお知らせが貼られている。

所狭しとこちらも沢山の広告が。

新しくて、きちんと管理された広告ばかり。
大切な情報交換の場なのかもしれない。

ホテルの受付になっているカフェに入ってインスタのフォロー画面を見せる。
フォローするとワンドリンクサービスと言う。
ほっと一息つけるのが嬉しい。

痒いところに手が届くホテルだなー、と感動しながらホットレモネードを頂く事にした。

チェックアウトも終わっているし、一息ついてのんびり。

レモンの砂糖漬け、美味しい!
レモネード、ほっこり〜!
で、家に冷凍してある玉のレモンを思い出した。
帰ったら、頑張って作ろう…。

優雅な朝!
ホットレモン!
家に帰ったら色々頑張ろう…、と心に余裕のある出先ではいつも考える私である。

さて、カフェを出て街をぐるりと見渡してみる。
人が増え始めている。

フェスティバルが開催されているらしく、沢山の出店とお客さんが集まり始めていた。
賑やかになりそうである。

裏に回ってみる。
前日は来なかったが、こちらにも面白い路地や飲み屋があったのだろうか?

福山城が見える。

楽しい福山散策とショッピングを終えて、実家を目指した。
両親もいい歳になって、私もいい歳だが、やはり実家に帰るとほっとするものである。

前日にお友達がくれたお菓子や荷物を広げて見ることに。
これは美味しいお菓子の奴(すぐ名前忘れる)だ!

心が焦って、一度開けてしまったが撮影用にもう一度袋に入れたプレゼント。

手紙と、ストールマフラーが!

腕を入れて使えるので肩にかけてもずり落ちない!
え、すご!会社で使える!
彼女は私の私生活が見えているのだろうか。
何故私の欲しいものがわかってしまうのだろう。
もう、感謝しかない。

実家は、相変わらずゆっくり時間がすぎる癒しの空間だった。
山に覆われたのんびりした場所。
こんなところで過ごせたら、心穏やかで何の葛藤も苦しみもないだろうか。
それともすぐに飽きてしまうのだろうか…。
私には羨ましい感覚しかないのでよくわからない。

ミカンも実り始めている。
秋だなぁ…。

柿もなっている。
夫婦二人には多すぎるから、実った頃にまた貰いに来よう、と目論む。

薔薇の実もなっている。
葉っぱが落ちて寂しそうな情景になってきた。

立派。

ローズマリーは今が花期だったか。
我が家の庭に見に行っていないのでわからなかった。

晩御飯には福山の百貨店「天満屋」で購入したサラダを食べることにした。

綺麗〜!
写真を撮り忘れたがこれと鶏肉バジルソテーのお弁当を頂いた。
百貨店のお弁当だと思うと余計美味しい気が!?

そしておじいちゃんのお刺身!

今回買ったサラダの中に、とっても可愛いマリネがあった。

カップに入ったマリネ。
1個600円。
結構する!

変わった野菜が沢山入っている。
優しいお酢の味と、ピンクペッパーの風味がとっても上品。
こんな慣れてないもの食べて、お口が爛れたらどうしよう。

ドロップペッパーとやらも初めて食べた。
上に乗っている黄色の雫型の野菜がそれである。

黒い大根も〜!

子供たちはいないけど、ちょっと豪華な晩御飯。
ゆっくり流れる時間を、美味しい料理と共に堪能したのであった。

コメント一覧

kozuitsu
ハリーさま
こんばんは!
そうなんです、ひたすらホテルには感激しっぱなしでした(^▽^)
もしかしたら、この調子で日本中安上がりで旅できるのでは?なんて考えてしまいました🚙
コロナは確かに怖いんですが、夜の街は人が少なくてまったく密じゃないので、旅に「夜回り」を組み込むのはありだな!と思いましたよ~(^^♪
ハリーさんも旅行がお好きなので、早く色々なところに行きたいですよね…(´ε`;)
ハリー
コロナで長らく閉鎖的な生活を送っていたのでこんな自由なアハ体験一緒にしてるようで楽しかったです。探せばこんなホテルあるんですね~、いいね💞✨✨
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