どうやったらキャンプ先でフラットなベッドで眠れるか、おじいちゃんに相談し、出来る限り座席を寝かせて板を敷き詰める事に決定した。

フラットにした座席の下はスペースが沢山出来るため、いっくんの迷路と化す。


そしてこの日、やっと切り出しとなった。
慎重に切り出したあとはヤスリをかけ、怪我がないようにしていく。

皆忙しくしていたが、こいちゃんに言わせると車の掃除をしていた私は
「遊んでる」で
汗水たらして作業をしていた伴侶とおじいちゃんは
「たいしたことない作業をしてる」らしい…。



ヤスリをかけたり、もくねじを打ち込んだりと、炎天下の中汗びっしょりである。
いっくんも参加したくなったらしい。


それぞれ分割できる板はフラットに敷き詰めればとめ具で簡単にとめることが出来て安定する。
この上にマットレスを敷き、眠れば今までとは比べ物にならない広さとフラットで心地よい眠りが確保される。
家族全員で完成を喜んだ。
この日は大阪に帰らなければいけない日だった。
完成したベッドを折りたたみ車内後部に収納すると実にいい感じである。
早くキャンプに行きたくて、子供たちは勿論、伴侶も私もワクワクしているのだ。