この街のどこかで

鳥は飛べるカタチ、僕は歩くカタチ。

MIRAI。

2015-01-14 22:59:07 | 日記
未来の話をしよう
なんて言ったことあったかなぁ
せいぜい3連休の予定か
一足飛びにあの世の話
車が空を飛んだって
宇宙人と出会ったってワクワクなんてしない
僕らの未来は明日あたりで精一杯
20年も先を思えば鼻がツーンとなる

その時に僕はそばにいれるかな
君は笑っているかな
この家に育ってよかったと
ハナクソくらいは思ってくれるかな

未来の話をしよう
なんて言われたことあったかなぁ
せいぜい保険か不動産
切れた賞味期限に告げられる程度のようこそ未来
大奥みたいなハーレムも
バカでかい宮殿での瀟洒な暮らしもいらない
願いがどんどん小さくなると誰かは言う
ただこいつがかなえば十分に贅沢なことだろう

懐かしの土地から離れて
赤の他人の貴方と出会って
未来の故郷を一緒につくろう
血よりも濃い絆ができたら

20年も先を思って鼻がツーンとなる
思い描くのはハッピーなシーン
それを力に今日を生き抜く
それを力に未来を話そう
それを思って先ずは今日も楽しもう

FLY。

2014-02-05 22:39:27 | RAP
高鳴る 高鳴る 胸高鳴る
抗う 抗う 無理 高鳴る
高鳴る 高鳴る 胸高鳴る
抗う 抗う 無理 高鳴る

新しいことがまた始まる
生き方語らうより生きるから羽ばたく
部屋にたまった男子臭
入れ替えたいからただ今換気中
新しい風が子供心を喚起する
まるで大殺界明けの元日
みたいな感じで自然と躰が歓喜する
万事注意深くやるのもいいけど
不幸含みの冒険がキーでしょ
なんて死んでない人だけで語る世界
そうさ生きている人だけが語る世界
さぁ今は人生のどの辺り
強いて言えば有難いものばかり
今日も飛び交う言葉たち
で紡がれる似たようで違う物語

脈は正常 但し 数値は異常
遥かテイクオフ まさに 尽きないよ
何がって言ってるそばから

LとかR。

2014-02-03 22:31:05 | RAP
分かってる オレは勝ってる
なんて靄がかってる病に罹ってるから
下がってる 自慢の好感度
嘲笑ってる 嫌んなる冗談を
未来はどうなんの?そうなんの?
それって儲かんの?ねぇ儲かんの?

もう反応なんてしてやらねぇ
勝手に失敗して学べ

かなり不快 まさにウザイ

浅い深い どっちでもいいから 朝日向かい
広い狭い どっちでもいいから 緑照らし
気持ちデカい 祈りでない 独り狙い

決めてんだ こっちはもう
そっちがどうでもよっしやろう
ってなった方の勝利だろ

あー だからもう分かってる オレは勝ってる
新たな色眼鏡かかってる 犠牲だって払ってるから
笑ってる 自分のことちゃんと
戦ってる 消さない その感度
欲しくもないのに 共感を!共感を!
まるで満腹でご飯を頬張んぞってな具合に

悲しみが瞼を掠めてく
自分のこと忘れてく

諦めない でも張り切れない

足が出ない そんな気持ち分かるから 旅に出ない?
泣き止めない そんな思いもいっそ丸ごと 抱きしめない?
断ち切れない 遣り切れない 恥知れた

そっから始めんだ こっちはもう
そっちがどうでもよっしやろう
ってなった方が超いいだろ

だから 気持ちの向く方へ 気持ちよさそうな方へ
だから 気持ちよさそうでも 気持ち悪いのはNOで

日々変わる攻略法を探して 不毛に変わる夜を明かして
きつい時には友と交わして 今日も開かないドア叩いて

ノックの音でビートを刻め 答えのない意味を祝え
ノックの音でビートを刻め 答えのない意味を祝え

カレーライスのうた。

2014-01-25 14:54:25 | RAP
お腹が減ったらキッチンへ行こう
手を洗って 野菜の皮剥こう
料理の魔法 アンビリーバボー
にんじん、じゃがいも乱切りだよ
タマネギもシャキシャキ刻んで
おっと まだまだこれじゃ未完成
お野菜炒めてお肉も焼こう
仲良しこよしさ 僕たち親子
おいしくなーれのおまじない
気持ちも具材に溶かしたい
グツグツ煮込もう ヴォーノのスパイス仕込もう
火が通ったなら ルウを投入
グルグル混ぜて グウグウお腹にFor You
ご飯にかけたら 出来上がりん
勇気りんりん 召し上がりん

やぶれかぶれでも美味しくできちゃうかね
離れ離れでも2人つなぐんだね
そんな粋で華麗なカレーが出来上がりん
勇気りんりん 召し上がりん

イミテーションのシチュエーション。

2013-12-05 22:43:33 | 日記
天邪鬼なあの子が好きさ
いい加減学べばいいのに
いい友人は言うのさ

きっと手のかかる子供を
愛するために 育てるために
そんな心がついている
荒々しい欲望を
そんな本能で優しく包む

一人暮らしで料理なんて
寂しくてやってらんないわよと
よく知らない子が言うのさ

魚の生きた時間
野菜を育てた農家の人
運んできたドライバー
スーパーのおばちゃん
ひとつの区切りとしての調理を
出来たらいいものにしてみたくて

また期待を裏切って
手のかかる子供
愛されるだろうと高をくくって
またも醜いていたらく
それを隠す 分量違いの塩味を効かした言葉を並べて
それを隠す 易い死の衝動 君はいくつになった?

またそんな青い世界へ
またそんな青い世界へ
潜っていく 潜っていく
青春を 本能を
切実を 探して 探して
渇望を 衝動を
焦燥を 求めて 求めて

夜と酒と他人のステージ
そんな気分じゃない

静脈と動脈をたどって
オレを使って
金を出せば 職場に行けば
もう誰かが動く
青色と赤色に染められて
オレよ オレを使って

牢獄の奥で
朽ち果てかけた欲望に
そんなひび割れた理性で
水を与えてく

与えてく
そして 動いてく 動いていけ

ありふれた人生。

2013-11-25 23:33:07 | 日記
君の生まれた日を知っているだろうか。
晴れてたろうか。雨だろうか。
いずれにせよキラキラと輝く光の粒。
その中でひと際きらめいていたの。
嘘みたいだろう。でも嘘じゃない。
あの日見た景色が僕の知るこの世の楽園。
少し疼く胸も それを覆い隠すほどの喜びも。
ガタゴトと運び流れていく毎日に。
あの日より丸みを帯びた思い。
ギザギザじゃないぶん君に触れる面積は減ったかも。
尖っていないぶん爪痕なんて残せないかも。
だけど近くから遠くから見つめている。
できるだけ柔らかく。
いずれ触れていると分からなくっても
誰も悲しむことがないように。
大仰にそう思う自分だけが少し笑う。
ありふれた人生の一幕。
あふれた愛の一握 ただそれだけでも。

美しき人。

2013-11-24 17:37:28 | 日記
優しい人はなめられる
思うに任せない人生さ
だけど優しくできないくらいなら
なめられ続けで構いやしない

陽気な親父が歌うのさ
オレのメシ食って元気出せよ
でも独り占めはダメさ
みんなニコニコ はんぶんこ

大人になったら礼服買いな
どうせ受けた恩など返せやしない
せめて別れの時くらい
礼を尽くせる人でいな

きっと亡骸見たら分かるのさ
与え続けた人の空っぽさ
それを埋めるかのように
見守る人の思いが溢れる

あまたの思い出と
あなたの思い出と
サヨナラを言うその時に
サヨナラを言うその時に
美しき人よ
美しき人よ

鳴動。

2013-11-20 23:31:18 | RAP
紳士のようにafter you したかと思えば
企む 悪ガキの笑顔でまずやる
数々のハードル軽々超える
清濁併せてかっ食らう

金より価値があるものはあれ
即答できるってのに何故
ここにいるのだね?
不穏な種が芽を出すの抑え 振り払う影
所詮とかげの尻尾だね
ってことはもう全部バレバレ
冷めた目 泣き腫れた目
結局下げた手 もういいやって匙投げた手
分かるけど普通にしてりゃ見えるの前だけ
時は流れる 流れるよ
まだやれる また会えるよ

手を伸ばすにはまだしんどい時間
見えすぎるからソフトフォーカスなピントにした
自然にしなきゃっていう不自然
期限のあるはずの痛み 今だけは無期限

君と僕とは違うから
笑顔でいれても別に
君と僕とは違うから
泣いていても別に

テクニック詰め込んで
それなりの感じで日めくり
モヤモヤは誰にも言えずに
だったらもう予定なんて入れずに
何も決めずに そうして ほら期せずに
やってきた今日を少しばかり生きてみる
蛇口を捻れば浴槽にお湯が満ちていく
たぶんそういう感じでしょう
胡散臭く言えばそれが善きことの暗示でしょう

とても小さな鳴動
風が少し吹いた程度
それでも抜け出た迷路
声あげてみよっか せーの

とても小さな成功
言ってしまえば平凡
それでも繋げた手を
振り上げてみよっか せーの

とても簡単にSay HO!
あるいはLet's Go!Ready Go!
勝鬨でもいいならエイエイオー!
一緒にやってみよっか せーの

クマのオジーの話。

2013-11-11 22:32:24 | 日記
ううあにはじいじがいる。ばあばもいる。
そしてなにより大好きなママがいる。
加えて、クマのオジーがいた。

オジーは会うたび、花をプレゼントしてくれた。
いつも必ず違う花で、でもどれも気に入らないということは一度としてなかった。
どうしてこんなに色んな花を知っているの?と尋ねると、
クマははちみつが好きだからね、美味しいはちみつを探していると、
自然と、色んな花を見つけるのさと答えてくれた。
すごいねーと感心していると、決まってママは、そんなに花ばっかりもらっても
置く場所に困るだけじゃないと言っては、オジーを困らせていた。

小さいけれど、ううあには自信満々で知っていることがある。
ううあはハワイの言葉で雨のこと。
そして、オジーがとてもとてもママのことを大好きだということ。

オジーは時々、山から下りてママに会いに来ていた。
軽自動車もろくに駐車できないほどの不器用さで、
クマのくせに大して力持ちでもなかった。
また、いつも調子はずれな歌を口ずさんでいた。
でもなぜかオジーはお金にはまったく困っていないようだった。
どうしてあれこれへたっぴなのに困らないの?と尋ねると、
いつも困っているよ、鮭を取って暮らしているんだけど、
みんなすばしっこくてひとつも取れやしない。
それで途方に暮れてぼんやりしていると、いつか取り損ねた鮭が
大きくなって戻ってくるんだ。そうして仕方ない奴だなと笑って、
今度は僕に取らせてくれる。みんなが助けてくれているんだと答えてくれた。
ママはオジーがとった鮭の卵を食べ終えると、今度は蟹が食べたいなと言った。
ううあは、冷たい海に潜って蟹をとるオジーを思った。
ママ、オジーはシロクマじゃないんだから凍えちゃうよ。
大丈夫、オジーの毛皮はリバーシブルだから。裏返せばシロクマさ。
そう言って笑うオジーの眼は、とても寒い雪の日の朝を思わせた。

北の海でたくさんの蟹をとって帰ってきたオジーは、
ひどく痛んでしまっていた。毛皮はじゅうたんのようにふかふかではなくなり、
歯をぎしぎし言わせて、トドのような鳴き声を上げるようになった。
ママは蟹を食べている間、一言も発しなかった。
ママには、時に奇妙な常識に人生を規定されるところがあった。
そして、すっかり食べ終えた後、オジーに短い別れの言葉を告げた。
震えが止まり、鳴き声も止んだオジーはてくてくと山へと歩いて行った。

それ以来、ううあはオジーには会っていないし、
家でもオジーのことは話題に上らなかった。
だから、オジーのことはあまりよく覚えていない。
一度だけ、朝ごはんにトーストを食べているとき、
ばあばが、そういえば昔、はちみつが苦手なクマさんがいたねぇとこぼしたのを聞いただけだ。

大きくなったけれど、ううあには分からないことがある。
取り逃がした鮭が戻ってきて、今度は取らしてくれたなんてことがあるのだろうか。
あるいは自分が自己犠牲的な鮭だったとして、その機会に巡りあうのだろうか。

大きくなって、ママじゃない誰かが隣にいる夜もある。
だけれど、一人の夜も増えた。
そんなとき、世界に向かって言えることがある。
どんな夜だってへっちゃっらよ。
だって私には、どこの誰かも分からないオジーがいたんだから。

その日はとても深い夜だった。
まるで北の海のようだ。ううあは思った。
彼女にとって、北の海は恐怖の象徴でしかなかった。
闇の中になにか怖いものが潜んでいるような気がしたし、
自分自身の中にも恐ろしいものが潜んでいるような気さえした。
気づくと、ううあは歌を口ずさんでいた。

おいらはクマのオジー
失敗ばっかのまるきりドジー
キミが怖いもの見ないよに
おいらが代わりに見てあげる

おいらはクマのオジー
いつもかなわぬ恋ー
キミが悲しくないよに
おいらが代わりに悲しむさ

おいらはクマのオジー
キミがひとりの時
決してさみしくないよに
おまじないをしてあげる

いつの間にか彼女は眠りについていた。
もう闇の中には親密なものしか残っていなかったが、夜はまだ続いていた。
鳴くことに関してのみ生真面目な鶏が、タイミングを逸しながらも、
夜の中にささやかな朝の訪れを知らせようとしたその時、
一度だけトドのような、本当に大きな声が街に響いた。
その声に、登るのを渋っていた太陽は驚いて顔を出し、長過ぎた夜の終わりを告げた。
本当に、大きな音であったが、人間たちにはその音は届かなかったようで、街は平静のままである。
ようやく登った太陽の、その燦々たる光のうちの幾つかが、木々を照らし、レースのカーテンを通り抜け、
ううあの頬を優しく照らし出し、涙に濡れた彼女の頬の上に小さな虹を架けた。
その出来事は、ひっそりと、しかし、不思議なまでにしっかりと、彼女の幸せを約束しているようだった。

POPLIFE。

2013-10-20 23:44:29 | RAP
別に皆と変わらぬPOPなLIFE!
だが時にゃ弾けるPOPなLIFE!
オレもお前も今日も明日も

イエー ポップなライフ!
阿呆みたいにこれがDOPEなRHYMEだなんて恥ずかしい
もう30だってのにガキみたいで厚かましい
親父の30じゃ自分の店構えて今日まで続くCOOKLIFE
あるいは兄貴だって経営の世界へMOSHDIVEだってのに
…ん?だってのになんだ?
誰かに憧れたかつての地団駄
で意外と筋肉ついていたんだ
その足で来たこの場所も悪くはないぜ
軽くはないね 固まった思いも
あの日のことは近いようで遠いよ
ステージアップして次のレベルへ
アポロから何年?月も超えるぜ
オレの舞台はスペースじゃなくてビジネス
でも同じように無限の可能性に満ちてる
スーツで包んだクリスタル
飛び出していくぜ 3・2・1!

そして いま再び目指すはACE
魑魅魍魎渦巻く腐ったGAME
強くなけりゃ生きていけない
優しくなけりゃ生きてる価値ない
信じたRAIL敷き詰める過酷なRACE