紅茶館喫茶

QuinRoseさん・Operettaさんの作品好きのブログ。

『クローバーの国のアリス~ブラッディ・ツインズ~』読後感想!

2009年10月06日 | クローバーの国のアリス
読みました~~~!!!




なかなか読み応えがありましたよ(^^)
168Pしか無いんですが、ボリュームがありました。
アリス好きにはたまらない1冊。これぞ、アリスって感じでした。
最初の20Pは『ハートの国のアリス』と『クローバーの国のアリス』の紹介で、
その20Pのうちの4Pはカラーページでしたので、もう満足すぎます。
メインであるディー&ダムの長編は100P超!!双子好きにはたまりませんね!
双子のストーリーは3話構成でした。おそらく書き下ろし。
残りの40Pは、ショートストーリーが4本収録されてました。
ショートストーリーとなったキャラは、ゴーランド、ボリス、ビバルディ、
ブラッドの4人。ショートストーリーの内容ももちろん最高だったんですが、
一言文句を言うなら、公式アンソロジーの再録じゃない方が良かった・・・・・。
これに尽きます。私が持ってるQuinRose発行の公式アンソロジーに
収録されている分だったので、それはちょっと残念な気持ちになりました。
大幅に修正は入っていましたが・・・・・・・・・・・・・・・・ね。
ぶっちゃけ、新たに書き下ろしが良かったなぁ、という感じです。
ちなみに、ユリウス、エリオット、グレイ、ペーターのショートストーリーを
ご希望の方は『恋愛おとぎ話~ToyBox~』の購入をオススメします。




【ネタばれ有りの感想は以下からです】

・・・・ってか、感想書くの遅っ。もう発売から1か月余り経ってるね・・・。


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■感想■


【bloody twins ~STAGE1~】

STAGE1は『クローバーの国のアリス』のゲームの概要を凝縮させた感じの

お話なので、双子とアリスはそこまでイチャイチャしてません。

双子がアリスのためにシロツメクサの花冠を作ってあげる件が、とても

双子なりの誠意を感じられて、好感が持てました。

アリスの幸せを願って行動する姿には萌えを感じます。

子供のもつ残虐さでもって、双子に捨てられる日のことを考えると不安になる

アリスだけど、一緒にいてくれるその日まで―――――と願う姿に胸が痛みます。


・・・とはいえ、このSTAGE1で一番キャラが立っていたのは、どう見ても

エースです。主人公をしのぐインパクトでもって、君臨してました。

コマ数的には、そこまで登場してなかったのにね。

エースがアリスのほっぺたにキスをした後の、

「お礼は態度で示してほしいな」って台詞を言うときの顔がかなりエロいです。

人が普通はばかるようなことを平気でするエースに個人的には座布団1枚って

感じだなぁ・・・・・・・・・。




【bloody twins ~STAGE2~】

ようやく会合シーズンに入って、身辺が物騒になってきます。

表向き戦闘態勢に入らないのは、役持ち同士だけの話なので、基本的に

物騒なことに変わりはない。それどころか、普段より物騒。

そんな中での、今回のSTAGE2。当然、双子も敵対派に狙われます。

双子と一緒に行動するアリスも狙われます。

始終、大人の姿のままの双子にアリスが動揺しないわけがなく、

始終、翻弄されます。双子が押せ押せな状況で、無視すること自体が無理な話

なんですよね。アリスは恋に相当に臆病になっているので、自分から「好き」

だなんて、たとえどんなに好きでも、なかなか言えないんですね。

そんなわけで、双子との間の溝がどんどん深くなってて・・・・・・・・・・。

そんでもって、外見こそ大人になってしまった双子だけど、その心は子供の姿の

時と対して変わりがないので、子供の姿のときと同様にアリスに接します。

イケメンのお兄さん二人からベタベタ触られて、かなり複雑なアリスです。


会合期間終了前、クローバーの塔周辺の街の散策に出るアリス&双子ですが、

また敵の奇襲に遭っちゃう・・・・。2度目。

今回はアリスは敵に人質にとられちゃって、前回の奇襲とはスリル有りです。

アリスの命は代えられないから、ディー&ダムは敵の言い分をのむことに

なっちゃいます。敵は、ディーにダムを撃つように命じ、ディーはその通りに

します。1発目は急所を外したけど、2度目は本気で撃つ、と宣言したディー。

マジで撃つんかい!って気がしましたが、結局撃ちませんでした。

エリオット&ブラッドが土壇場に表れて、事態は終息。ボスとエリオット強し。

・・・・・・・・・ボスが珍しく、マシンガン構えてました。


傷を負ったダムを連れて、クローバーの塔の客室に戻った、アリスとディー。

アリスったら、大胆にダムの傷口にキスしちゃいます。

アダルトな双子のお色気がムンムンしてます。

アリスは自分の気持ちを素直に双子に告げ、アリス&双子は晴れて結ばれます。




【bloody twins ~STAGE3~】

STAGE3はニヤけながら読むしかないです。

周りに人がいないところで、読むべし・・・・・・ですね。

管理人も思わずこのSTAGE3ではニヤけた・・・・・・・・・・・・・・。

イケメンの双子(大人)に似合うようなレディになろうと頑張るアリスの姿が

可愛いです。

ぶっちゃけ、アリスは背伸びしなくても可愛いので、そんなに頑張らなくて

いいよ~~と声をかけずにはいられません。

というのも、アリスはビバルディのショッピングに同伴してるときに

化粧品を思わず手にとって、化粧したら綺麗になるかも?なことを目論みます。

それを見てたビバルディは若いなら化粧はしなくて良し!とアリスに

実感を込めまくって、告げます。

お姉さま(ビバ様)からの忠告に、ビビったアリスだけど、やっぱり

化粧に興味を惹かれます。アリスだって女の子だしね。


化粧はさておき、風呂のシーンがかなりエロかったです。

双子風呂イベント、艶やかです。

普段は可愛い系のアリスのお姉さんな一面が見れたのが良かったな。

髪をUPにすると、アリスはお姉さんキャラに見えます。


口紅の練習をしていたアリスの元へ突如やってきた双子。

アリスはダムにキスを迫られて、口紅が取れるから・・・・と拒否。

口紅の味を知りたい・・などといって、双子は構わずアリスにキスします。

付き合い始めた頃よりも。随分と恋人同士らしくなりました。


ラブラブな感じになったところで、STAGE3は終わり。

最後、双子二人を相手にして、へたばるアリスの心配をするメイドさんの

台詞が、いかにも【アリス】っぽくてGJ!!






【Ilove you】

ゴーランド×アリスです。おっさんとアリスののろけ話をユリウスが

聞かされる目に遭います。ユリウスもアリスのことが好きなんだろうに

ちゃんと、のろけ話を聞いてあげるところがなんともユリウスらしい・・・・。

ゴーランド×アリスのはずなのに、ユリウスにばかり目がいってしまいます。

ユリウスが好きだからかな?ツンデレ萌え。



【Where are you going?】

ボリス×アリスです。クロアリのボリスルートをそのままなぞっただけの

話だったのが残念でした。クロアリをやってなかったら、十分楽しめるとは

思うんですが、それでもなぁ・・・・・。

このお話が収録されている公式アンソロをもってるんですが、描き直したっぷり

でしたよ~~。面白いくらいに、描き直されてますよ~~~!

公式アンソロと比較しながら読みました。 



【Twilight】

ビバルディ×アリスです。

これも公式アンソロの再録だったと思いますが、このお話が収録された

公式アンソロを持ってないので、かなり楽しめました。

ビバルディ大好きな管理人としては、ビバルディのお話がもっと読みたいです。

でも、あんまり需要が無いみたいなので、供給もあんまり無いです。

ロリーナ×アリスの禁断の姉妹愛とかも読んでみたいとか思いますが、

あるのか・・・?って感じです。自分の脳内妄想に留まらせてる方がいいのかも

しれません。

・・・話がかなりズレた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

お話の方は、ビバルディのことが好きなアリスが、キングに軽く嫉妬する・・・

みたいな感じです。管理人は女×女のときは、百合フィルターがかかるので、

客観的に読んだら、もっと違う内容の話なのかもしれません。

とにかく、キングが邪魔者であることに変わりはないです(断言)。



【egoism】

ブラッド×アリスです。

藤丸豆ノ介さんの描くブラッドの顔は艶っぽくて好きです(^^)

っていうか、全体的にどのキャラも雰囲気がゲームの絵に似てて、違和感を

覚えないんです。

メイド服姿のアリスがボスの手にかかっちゃいます。

いつもけだるそうなボスが、押しが強くなるときにドキッとしちゃいます。






■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

一通り読んでみたけれど、やっぱ買って良かったな(^^)って思いました。

クロアリでも、双子ルートはやってないので、やってみようかな~?って気に

なりました。双子の大人ver、ほんとにカッコいいですね。

ハートの城キャラが好きなんですが、帽子屋屋敷キャラに思わず浮気してしまい

そうになりましたよ~~~。

そういえば、グレイとナイトメアはちらほらとしか登場しなかったなぁ・・・・。

ピアスにもあまりスポットライトが当たってなかった気が・・・・・・・・・・。

クロアリ本だけど、クロアリから登場のキャラは今回はちょっと控室にいる

みたいです。まぁ、1冊に全員出すのも大変だろうけどね。

とはいえ、おなかいっぱいです(^^)こういうマンガがこれからいっぱい

発行されるといいですね!!




























 


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