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経過を振り返ってみました

本文を下にコピーしました。

 又ひとつ ナゾが解けそうです
          「財政計画」見直しが怪しい
 いろんな事があって、忙しさから抜け出せずに「わだい」の発行が遅れに遅れ、読者の皆さんには深くお詫び申し上げます。
 いろんなことが分かってきてお知らせしたいことが次々と出てきます。
整理してみると 
① 「必要最小限の文言の修正」で「新市建設計画」が2015(h27)年度に変更され、その中で市庁舎の建設が決まった。
② その際、財政計画も変更されていたが、議会の質問をはぐらかしていた。
③ 新市建設の「資料編」も変更され、自治区の計画が時期未定など事実上棚上げされていたが、地域協議会に資料も出さず、区役所も内容を把握していなかった。
④ 震災後、2013年から14年度にかけて、鹿島区地域協議会は、行政区の話合いから積み上げた住民参加の「鹿島区ビジョン」を策定していたが、完全に無視された。
⑤ 自治法で地域協議会に諮らなければならない重要事項の第一に「「新市建設計画」に関すること」と明記されているが、無視した違反行為であった。
⑥ 市民の情報公開請求による資料で、これらが明らかになったのは、2年半後の2018年9月。
⑦ 「鹿島民報」等で知った鹿島区民の驚きは大きく、2019年3月と7月の市政懇談会で門馬市長は「タラソのお金あったはず。決算時まで調べて報告し、(アンバランスは)新年度予算から是正」を約束した。
⑧12月議会になって市長は、鹿島区だけにない老人福祉施設(温浴施設)について、「鹿島区に計画は無く、民間に期待」すると答弁し、ダブルスタンダードの姿勢を表明。調べて報告は「年度末まで」と答弁。
⑨ その間、2019年2月末、新聞に「千倉グランドにトレーニングセンター建設」の記事がのり、鹿島区民はびっくり、13名の鹿島区元議員で「将来計画との整合性に欠け税金のムダ遣い、「鹿島区枠」を示せ」と、陳情者を提出。
 議会は9月議会で、ムダ遣いは認めるとしながら法違反ないと否決。
⑩ 市長は、2020年4月に「合併後の総事業の合計」とする表を有志議員代表に送付。表は整合性に欠け、さらに事業内容は公表せず。
市民に不親切 
経過をたどってみて長くなりすぎてしまいましたが。書いてみないといろいろありすぎ、頭の中が混乱しそうだからです。
 一番の元は、どこの市町村も「情報を公開し、しみん参加の市政」をうたっているのに、「税金をどう使ったか教えて」と云っても聞こえないふりの現南相馬市政にあります。
 南相馬市にも市政運営の基本として「自治基本条例」はあるのですが???
特例債のつかい方に大きな疑問
 今回書きたかったのは、「合併特例債とはそもそも何か」と思い、ネットで調べた結果です。
 今の南相馬市のあり方は、根拠となる合併特例法(旧法)の目的に反している、と云うことです。
 「新市建設計画」見直し時に「財政計画」も変更されていたことはお知らせしてきました。
 その見直しの中で、特例債が新庁舎の財源に回される大きな変更があったのです。
 ところが、どんな検討をし、どんな方針変更なのか、本文の中で一切触れていないという謎がありました。
 「怪しいナゾ??」 次号以下に


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住民の疑問や声 聞こえぬふりですか?

ブログに載せたつもりでいました。大変遅れてすみません。
大きな字になるように、下段にコピーを貼り付けました。


      受け取り拒否の可能性
 前号で間違いがありましたので訂正します。「武士は食わねど爪楊枝」と書きましたが「高楊枝」でした。なんか気になっていて2日後に調べて分かり恥ずかしくなりました。
 さて、パブリックコメントなし、市議会の検討経過も市長決裁文書も見当たらない、経過から耐震工事を抹消等々、南相馬市の「新庁舎建設計画」について指摘してきましたが、執行部からも議会からも何の反応もありません。
 市長秘書室と市議会事務局あてに、「わだい」をメールで送り続けてきたのですが、ここ3回ほど「メールが届きませんでした」と返ってきています。
 アドレスの分かる議員さん、その他の方々にも送っていますが、届いているようです。
 市当局と市議会は、迷惑メールにして受け取り拒否している可能性が濃厚です。
 少なくも「わだい」で書いていることは、調べて分かったことの根拠を証拠で示して指摘しているのです。
 「ご意見ご質問歓迎します」と、昨年12月に区民の皆さんからのカンパで、「全市の皆さんへ」と報告を全市の新聞に折り込みました。
 市民の皆さんから励ましやご意見をいただきましたが、市当局も議員の皆さんもだんまりを決め込んでいます。
 市民の税金を預かりながら、つかい方、決め方の指摘にだんまりを決め込むことは、人間としては卑怯なあり方ではないでしょうか。
 まっとうな対応を期待し続けます。
「住民こそ主人公」なのでは
 「住民の声が届くガラス張りの市政」と選挙の際には、市長も市議の皆さんも、表現は多少違っても市民に呼びかけていたと思います。
 「市政のことは私たち上で決めます」と云った人はいないと思います。
 来年は選挙の年、有権者の皆さんに何と訴えるのでしょうか。
「市民不在症候群」
 「合併の約束を守らない」「法律も条例も守らない」「市政の内容を隠すゴマかす」「市民からの声(指摘)に応えない」等々の状況は、いわば「市民不在症候群」と云う重病です。
 鹿島区だけでなく南相馬市の歴史の1ページに残ることになると思います。
 又、現市長も守るといわざるを得ない「合併の理念」=各区に財源を示し、住民の声を反映した計画的なまちづくりは、10年100年先を見越した税金の効率的なつかい方にとって欠かせません。そうならないと、その時その時のつかみ取り的な長い目で見て無駄の多いあり方が続くことになるからです。
 コロナ対応に見られるように、国のトップが専門家や国民の意見を聞かない、国会は何が正しいかの議論抜きに多数派が押し切ってしまう今のあり方は、いずれ国民の支持を失い、変わらざるを得ない。
 市民の疑問に答えない、取り上げて議論する様子も見当たらない南相馬市の現状も、やがて変わる時が来ると信じたいと思います。
歴史に真実を残すために
 「騒いでも何にもならないのでは?」との声も聞こえるような気がして、むなしくもなりますが、黙っていたのでは不条理が通ってしまう、と考えると黙ってしまうことは出来ません。
 合併以来の南相馬市の流れと問題も見えてきたような気がしているので、歴史に真実を残すためにも、警鐘を鳴らし書き続けていきたいと思います。

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