わが身世にふるながめせしまに

古き良きもの放蕩三昧・・・したい。

秋 着物でお出かけ

2010-11-27 15:30:59 | 和風三昧
11月は久しぶりに着物ででかけました。

ひとつめのイベントは大切なお友達の結婚披露宴♪八王子の料亭での宴席だったので、ここは迷わず着物です。ただ、私は訪問着や付け下げをほとんど持っていないんですねぇ・・・ということで今回はピンクの鮫小紋に持っている中で一番華やかな帯を締めてみました。鮫小紋や万筋は格がありながら「万能」な着物でつまらないのですが、若草色に金糸も入った花菱の刺繍の帯と金一色の帯締めでそれなりにレベルアップできたと思います!

披露宴は新郎新婦の雰囲気そのままのとても温かな心のこもったもので、私もいっしょに参列した友人一同みんなで幸せな気分になれました。おめでたい席っていいですね。ぜひ末永くお幸せに、素敵な家庭を築いていただきたいです♪

次のイベントが、先日の書道展。こちらは初めてのことでどんな格好をしたらよいのかわからず、一日目は設営作業もあったのでワンピースにしたのですが、二日目はみなさんに倣ってカジュアル着物に。小紋に織の帯、カジュアルな帯留にしてみました。帯の柄は山の草花風だったので、秋の実りをいただきつつ冬ごもりをするヤマネちゃんの帯留という設定です(笑)。お客様を迎えつつ、使い走りするのにちょうどよかったと思います。



母や伯母、師匠の関係の方からの頂き物の着物や帯などにはまだ一度もつけてみたことがないものもあるので、毎回ひとつは何かチャレンジをするようにしています。今月は金の帯締と赤い帯が初めてだったのですが、なかなかよいコーディネートができたのではないかと満足です♪


「パリ、テキサス」「ベルリン天使の詩」(Wim Wenders)

2010-11-23 17:01:28 | 映画三昧
両方とも「幸せ」について考えさせられる映画です。両方とも独特の視点にたったストーリー展開で、人間の身勝手さや思い通りにならない現実にイライラするところもありますが、特に後半は過激に辛い事件を起こすわけではなく、最後はほっこり温かい気持になれます。

「ベルリン天使の詩」では、天使(面白いことにそのほとんどが男性なんですが)がそっと寄り添い、人の心を癒し元気付ける様子が本当にメルヘンチックで不思議な世界です。87年、まだ「西ドイツ」の時代に撮られたものなんですね。私がベルリンを訪れたのは2008年の夏ですが、映画の風景には心当たりがあるところがたくさんありました。ベルリンの壁もめいっぱい映っています。Uバーンもそのままです。

ただ、自分でも驚いたことに、たった2年前ベルリンで考えたことと今思うことになんとギャップがあることか! もちろん、こんなポエムのような映画を見たら自然と見る印象もかわってくるでしょうけれど、この2年で、私は人や家族とつながることのありがたさをしみじみと学んだのかもしれません。


早稲田松竹にて。
*写真は高田馬場のカフェにて

初めての書道作品展

2010-11-22 21:09:21 | 書道三昧

通っている書道教室で、作品展が開催されました。日暮里駅前の貸しスペースで二日間。お習字指導歴20年以上の先生も、主宰の作品展は第一回ということでかなり気合が入っていました♪お教室は少人数でアットホームなところなので、会場を埋めるためにひとり3点くらいずつ展示しました。

トップの写真の色紙は篆書で「世時長強」と書きました。かっこいいなぁと思った文字を並べただけなので意味はないんですが、先生にはチャレンジをほめていただきました(笑)

それから隷書の半切。下の写真の真ん中です。いつも字が大きくなりがちなので、なんとか一文字一文字堪えて書いた作品です。私なりの味がある、というようなコメントをいくつかいただきました。いつかはちゃんとした掛け軸にできるような作品を書いてみたいです。

そのほかには半紙が2点ほど。小学校1年生の女の子の作品「つめ」の右の行書とさらにその二つ右の隷書が私(ちょっと切れてる)。しかしこの小1女子の半紙と色紙の作品が両方ともとっても人気があって、ほとんど話題は持っていかれてしまいました(爆笑)

ご覧になったみなさんによれば、私の字はすんごい私らしいそうで(汗)、そう言われるととても恥ずかしくなってきます・・・踊りでもお習字でも自分が出るからこそ自分の表現なんでしょうけどね。

これは教室の大人の弟子みんなで先生にお礼としてお贈りしたお花。ささやかだったけどとても温かい作品展でした。

10月は昇段試験もあって時間に追われて大変だったんですが、作品を書くのも当日飾り付けるのも面白くって準備の1ヶ月余りはずいぶんと楽しませていただきました。

これで様子はわかったので、次回はもっと多くの人にご案内をさせていただこうかなぁなどと調子にのっています♪みなさん是非いらしてくださいね。


久しぶりのお稽古

2010-11-08 00:48:15 | 踊り三昧
久しぶりに踊りのお稽古に行きました。水曜に仕事で都合がつかなかったのと体調が悪かったことの兼ね合いでしばらくうかがえなかったのですが、やっぱり少し踊ると気持いいものです♪振りが入ったらもっと気持ちよく踊れるんでしょうけど・・・そこはまたすっかり新鮮な状態になっていまして・・・ほとんどこれまでに習ったところのおさらいで今日のお稽古は終わってしまいました。師匠にも姉弟子にもすみませんです。

ところで、この「振りがはいらないことにはどうにもならないでしょう」感、かねがねどこかで同じようなことがあったような気がしていたのですが、思い当たりました。そう、歴史の勉強。歴史を流れとして理解して、小論文をしたためたり、人に薀蓄を語ったりするのが歴史を勉強する醍醐味なんでしょうけど、まずは年号や人名をおぼえないとはじまらないでしょ、という感じ。なんだか近くありません?ちなみに私は世界史が大の苦手で全教科の中で最悪の成績でした。

一方、同じようにお習字をたとえると・・・数学かな。ハネはこう、ハライはこう、という方程式や定理の組み合わせのような気がします。半紙をひたすら浚うのもさながら「ドリル」のようですし。

世界史も数学も基本を覚えないと応用問題は解けないというところは一緒なんですが、でも基本の種類が違いますよね。(え、違わない?)まぁこんなこと考える暇があったら振りでも半紙でも15分さらいましょう~というものですね。はぁ。わかっております。

土曜のお稽古では、師匠のお知り合いのお土産の新鮮野菜や新米をお相伴に預かりました。もうとってもおいしくて♪とってもしあわせでした♪体が潤います♪今度はそのお方の畑のお手伝いにうかがうお話も盛り上がって!今から大地のパワーに癒されるのを楽しみにしています。

カテゴリー「踊り」なのにぜんぜん踊りのこと書いてませんが、お許しあれ~