昨年七月に完全リタイヤした69歳です。最初は自由になれて「生きているだけ幸せ」でしたが数ヶ月で燃え尽きて今に至っています。
老人シニアが抱えている大きな問題で特に深刻な事柄として「健康・病気」「お金」そして「孤独」だと言われています。
自由が幸せな理由の一つとして「煩わしい人間関係からの解放」があると思います。
好きな人に囲まれていても「どうやってこの関係を維持しようか、見捨てられたらどうしよう」悩み、嫌いな人ができたら「どう、やり過ごそうか」「どういう態度を示せば良いのか」と悩みます。
自分が老人シニアと呼ばれる年ですが「孤独に対する不安」は全くの人ごと「自分には関係ない」と思っていました。
しかし最近その考え方が変わりました。
「人間なんて大した生き物ではない」と気がついたからです。
最近物欲が減ってきました。やりたいことが減ってきました。実際なくなって仕舞えば「万歳」とはならず「寂しさ」を感じます。
「好きなものが減る」は人生がつまらなくなってきたと私には同意語に聞こえます。
極端な言い方をすると「自慢することは下品なこと」「褒めることはただの御機嫌取り」と教育されてきました。
周りに気をつけ「自分が他人の目から自慢と映る言動をしてないか」自らをチェックし続けてきました。
物欲が減ってきたのはもちろん年齢的なことも大きいと思います。
しかし、そもそも「高額な商品が欲しい」「ブランド品が欲しい」と思うのは他人に自慢できるからです。
ましてや「親友」「大事な友達」はこちらが「自慢」しなくても気がついて褒めてくれます。
偉そうなことを言っても人間は「自慢したい動物」「褒められたい動物」なのです。
今更「褒められる人間になる」のは難しいですが「褒める人間」にはまだなれそうです。