雨が降り続く草津PA。
時間も9時という時間で、観光バスや乗用車が多く通る。1分に何台も通るので、早く捕まるのではないかと思っていた。
しかし・・・
中々捕まらないこの現状。
刻々と時間が過ぎて行くが、止まる気配がない。車の中の人が珍しそうにウチらを眺めて行く。
10時
その時、奇跡がおきた。
後ろから1人の男性が声をかけてくる。
「乗りませんか?」と。
きました、きたんです。
もちろん返事は1つ。
GSに止まってる車に乗り込む、その時GSの従業員の人に「よかったね」と声をかけられる。長かったんですよ・・・。
次はどこへ行くか、まずは車内でお話をする。
一応、仕事があるため神戸へ行くということであるが、福岡にも行く用事があるという。
その2つはどちらから先へ行っても構わないという状態ではあったが、出来れば遠くへ行きたいので、福岡へ行ってほしい。
だが、運転手さんの都合もあるので、それはその人判断だ。ご好意で乗せてもらっているのだから、従わなければならない。
車は進んでいく、このレースの趣旨説明や、その方の身の上話、仕事の話など出た。
途中吹田JCTで中国自動車道とそのまま名神に進むほうに分かれるが、名神に進んだので神戸で降りるという風に思った。
なので、「どこで降ろさせてもらえるのですか?」と聞くと、
「神戸では降りなくて、福岡のほうまで行くよ」という返答が。
「ありがとうございます!」とすぐに返事。
神戸の仕事はいつでもよく、自分たちのために福岡を先に行ってくれるそうだ。嬉しい限りである。
「レースに一役立てれば」、ありがたいお言葉であった。
阪神高速では渋滞にはまってしまう。中国・山陽へ向かうルートを確認するが、結構混んでいていた。
ある程度過ぎると車もスムーズに流れていくが、山陽自動車道に入ったところで寝てしまった。
結構寝ていたことに気づき、運転手さんに申し訳なく思うが、いつも間にか広島にいた。
ここで中間報告としては最後の定時連絡。この定時連絡の後はゴールだ、広島県五日市。
前回草津で報告したときは最下位ではあったが、ここまで来れたので、1位であってほしかった。
そして山口県に入り、定時連絡のメールが本部から来ると・・・
1位 ウチラのペア 広島県五日市
2位 1年生ペア 兵庫県龍野西PA
3位 3年生と他ペア 京都県桂川PA
ぶっちぎりの1位であった。運転手さんも喜んでくれてよかった。
ここである程度の余裕が出てきてしまうが、仕方がない。
車は福岡へ行くということだが、その人は実家が福岡にあるということでそこに行くみたいだ。
そこが北九州であるため、その前に大きなSA、PAに止まる必要がある。
それに実はETCカードを貸したこともあり、それを返してもらう必要もあるのだ。
この車に乗った際、「ETCカードを忘れた」と言ってたので、阪神高速になる前に貸したのであった。
乗せてもらってるわけだし、高速1000円でもあるので、せっかくの機会、貸さないわけにはいかなかった。
降ろしてもらうところは、壇ノ浦PA。関門海峡の目の前である。山口県の端だ。
車に乗って何時間経っただろうか、6,7時間ぐらいは経ったかもしれない。
それぐらい車に乗っていたが、寝させてもらったことには感謝しないといけない。
そして壇ノ浦PAに到着、握手をしてお別れだ。
レースの優勝を願ってくれて、車は再び高速へ戻っていった。
目の前には関門海峡、そして九州。
徒歩で渡れることもあるのだが、かなり近い。
久々に九州に行く、そして陸で。以前バスで行ったときは、いつの間にか九州に入っていたのだ。
ぶっちぎりということもあるので、壇ノ浦PAで少し休憩。
PAではあるが、関門海峡の写真や九州に入るに備えてか、車はかなり多くいた。
そしてここから九州へ入る車を探す、まだヒッチハイクは続くのだ。
【6代目:会社員、男性、日産の大型車、草津PA~壇之浦PA、6,7時間ほど、直線距離472.3km】
Googleマップ 草津PA~壇之浦PA
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時間も9時という時間で、観光バスや乗用車が多く通る。1分に何台も通るので、早く捕まるのではないかと思っていた。
しかし・・・
中々捕まらないこの現状。
刻々と時間が過ぎて行くが、止まる気配がない。車の中の人が珍しそうにウチらを眺めて行く。
10時
その時、奇跡がおきた。
後ろから1人の男性が声をかけてくる。
「乗りませんか?」と。
きました、きたんです。
もちろん返事は1つ。
GSに止まってる車に乗り込む、その時GSの従業員の人に「よかったね」と声をかけられる。長かったんですよ・・・。
次はどこへ行くか、まずは車内でお話をする。
一応、仕事があるため神戸へ行くということであるが、福岡にも行く用事があるという。
その2つはどちらから先へ行っても構わないという状態ではあったが、出来れば遠くへ行きたいので、福岡へ行ってほしい。
だが、運転手さんの都合もあるので、それはその人判断だ。ご好意で乗せてもらっているのだから、従わなければならない。
車は進んでいく、このレースの趣旨説明や、その方の身の上話、仕事の話など出た。
途中吹田JCTで中国自動車道とそのまま名神に進むほうに分かれるが、名神に進んだので神戸で降りるという風に思った。
なので、「どこで降ろさせてもらえるのですか?」と聞くと、
「神戸では降りなくて、福岡のほうまで行くよ」という返答が。
「ありがとうございます!」とすぐに返事。
神戸の仕事はいつでもよく、自分たちのために福岡を先に行ってくれるそうだ。嬉しい限りである。
「レースに一役立てれば」、ありがたいお言葉であった。
阪神高速では渋滞にはまってしまう。中国・山陽へ向かうルートを確認するが、結構混んでいていた。
ある程度過ぎると車もスムーズに流れていくが、山陽自動車道に入ったところで寝てしまった。
結構寝ていたことに気づき、運転手さんに申し訳なく思うが、いつも間にか広島にいた。
ここで中間報告としては最後の定時連絡。この定時連絡の後はゴールだ、広島県五日市。
前回草津で報告したときは最下位ではあったが、ここまで来れたので、1位であってほしかった。
そして山口県に入り、定時連絡のメールが本部から来ると・・・
1位 ウチラのペア 広島県五日市
2位 1年生ペア 兵庫県龍野西PA
3位 3年生と他ペア 京都県桂川PA
ぶっちぎりの1位であった。運転手さんも喜んでくれてよかった。
ここである程度の余裕が出てきてしまうが、仕方がない。
車は福岡へ行くということだが、その人は実家が福岡にあるということでそこに行くみたいだ。
そこが北九州であるため、その前に大きなSA、PAに止まる必要がある。
それに実はETCカードを貸したこともあり、それを返してもらう必要もあるのだ。
この車に乗った際、「ETCカードを忘れた」と言ってたので、阪神高速になる前に貸したのであった。
乗せてもらってるわけだし、高速1000円でもあるので、せっかくの機会、貸さないわけにはいかなかった。
降ろしてもらうところは、壇ノ浦PA。関門海峡の目の前である。山口県の端だ。
車に乗って何時間経っただろうか、6,7時間ぐらいは経ったかもしれない。
それぐらい車に乗っていたが、寝させてもらったことには感謝しないといけない。
そして壇ノ浦PAに到着、握手をしてお別れだ。
レースの優勝を願ってくれて、車は再び高速へ戻っていった。
目の前には関門海峡、そして九州。
徒歩で渡れることもあるのだが、かなり近い。
久々に九州に行く、そして陸で。以前バスで行ったときは、いつの間にか九州に入っていたのだ。
ぶっちぎりということもあるので、壇ノ浦PAで少し休憩。
PAではあるが、関門海峡の写真や九州に入るに備えてか、車はかなり多くいた。
そしてここから九州へ入る車を探す、まだヒッチハイクは続くのだ。
【6代目:会社員、男性、日産の大型車、草津PA~壇之浦PA、6,7時間ほど、直線距離472.3km】
Googleマップ 草津PA~壇之浦PA
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