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やまかブログ

小説・漫画・ゲームなどインドア系趣味感想ブログ。
傍らにある統合失調症について真面目に語ることも。

【雑記】あけましておめでとうございます! 2016

2016年01月01日 16時41分42秒 | 雑記
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 昨年は謎のブログ復活を遂げ、戯れに留まるかと思いきや、軌道に乗った感があります。きっかけは、読書メーターにおける意識の改革でした。読書メーターをやり始めて間もなく、文字制限一杯に詰めた自分の感想には数える程のナイスしかつかず、一行二行の感想はおろか、★の数だけで評した感想がたくさんのナイスをもらっているのを見て辟易とさせられました。このことから、一時期、読メも手付かずにしておりましたが、心機一転再開しました。理由の一つには、やはりちゃんとした感想を書いている人がナイスされていない現状に腹が立ち、誰もやらないなら俺がやる! という考えのもと、自分が読んだ本の中から同じ本を読んだ人の感想に、ナイスをつけることにしました。あくまで自分の基準ではありますが、そのような指針のもと、ツール運用を進めたところ、不思議とお気に入り登録して下さる方も増え、少しく交流なども出来るようになりました。

 丹念に事を行えば一定量の結果はついてまわる。
 このことを実践すべく、ゲームや読書といった趣味の拡張、とりわけアウトプットの拡張としてブログ記事を上げていきました。
 ゲームはまだ3作品だけですが(しかも惜しむらくは1作は中途半端に)、プレイ日記を上げていく中で、50~70、80~90、そして100人の方が訪れるようになり、今では記事を更新すると150人もの方が訪れてくれるようになりました。もちろん、アクセス解析で見るにつけ、何割かはbotであるようですが(←botが何かよくわかっていない)、こんな文字だらけのブログを見て下さる方がいる。ありがたいことです。

 2015年の振り返りとして、ブログに書いていない事柄を含め、ゲーム・漫画・小説のカテゴリ毎に触れていきたいと思います。

【ゲーム】
 1月は3DSの『レジェンドオブレガシー』。情熱を抱く若人が企画を立ち上げ、サガシリーズのスタッフと手を組み、昔、自分たちが遊んでいたRPGを作り上げた……コンセプトはゲーマーにとって熱くくるものがあるが実際の内容は……とはいえ2周やりましたが。若さ故に古老を制御しきれなかった感があります。
 2月。3DSの『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』後半のダンジョンで息切れ。
 3月。レジェンドオブレガシーの口直しとばかりにPS2を起動し『ロマンシングサガ ミンストレルソング』を始める。面白い! シフでクリアし、2周目はグレイでクリア。
 4月。前々から中古で探していた『メタルマックス2:リローデッド』が見つかり購入。ガルシアが倒せず積む。
 5月。PS4で買おうと思っていた『無双Orochi2 ultimate』PS Vita版を買ってしまう。無印はXーBOX360でプレイ済みだが。ボリューム増で凄いことになっていた。『小牧・長久手の戦い』というBGMを異常に気に入り、いまでも時折聴く。
 7月。シミュレーションRPGを、買ってはいたものの一つもクリアしていないことに気が付付き、PS2の『ソウルクレイドル』、PSの『ファイナルファンタジータクティクス』、『サモンナイト2』を立て続けにクリア。この辺りからブログに記事をあげはじめた。そして8月、『ドラゴンクエスト8』、『東亰ザナドゥ』、そして現在プレイ中の『イグジストアーカイヴ』に至る。
 今年は『スターオーシャン5』、『ペルソナ5』、『ファイナルファンタジー15』など、やりたいゲームがPS4に集中するので早々に本体を導入したいところ。

【漫画】
 2月ごろから『ゴールデンカムイ』を買い始め、このマンガがスゴい! ランキング10位以内に入るだろうなと思っていた。予想よりも高く、嬉しかった。コンビニで、私が思春期に大きなインパクトを与えられた3人のうちの1人、新井 英樹が新連載を始めているのを見かけ、ビビる。他、『僕のヒーローアカデミア』『ケンガンアシュラ』『あさひなぐ』など定期購読。一瞬、アメコミにかぶれ『ウォッチメン』も読んだ。濃縮された情報量に、小説を読むぐらいの時間を費やす。

【小説】
 ピエール・ルメートルの出会いとともに、学生時代に読んでいた海堂 尊の作品を再読、最新作まで追いかける。文庫化されていない『スリジエセンター』が一番好き。
 あとは、嫌いだったはずの太宰 治にも挑戦。あと少しで新潮文庫で出ているものは制覇できるところまで詰めた。
 他、何人かの新人作家の作品や、刑事小説を3シリーズほど読む。まさか作者のコメントを頂けるとは思わず、嬉しいサプライズでした。


 今年はどんな作品に会えるか、楽しみにしつつ、少しでも充実したブログになるよう頑張っていきたいです。
 それでは、本年もよろしくお願いします。

ゆめにっき

2015年10月14日 06時06分06秒 | 雑記
 おそろしい夢を見た気がする。支離滅裂であるのが夢であるが、何か一貫性が、テーマの感じられる夢であった。そのテーマは回転、あるいは流転、輪廻、翻って、生まれ直しとうことを彷彿とさせられる。
 基本的には、こういうことをブログに書いてもなぁと思う。しかし今回はなかなか興味深かったし、なにより、新たに書き始めたこのブログが淡々とスタティックにやっていたので若干、戸惑われる部分もあるが、なに、もともと終わったかと思えば急に再開されるような適等なブログじゃないか。ということなので、あげてしまう。友人が夢日記サイトを立ち上げた所為だな。あそこまで毎回あげるつもりもないが。

シーン1 自宅から別世界へ
 夢現の狭間にある。自室にて、外が強風であることが感じられる。布団に寝ている。窓を開けていないのに強風が部屋に入り込み、物が散乱したり、かけ布団がめくれあがったりして困る。これが現(うつつ)に引き戻され、何度か繰り返される。4、5回繰り返されたあと、寝床にあった無線機から、人身事故が起きているという放送が流れる。直後、揺れを感じる。揺れは段々大きくなる。慌てて母の部屋へ駆けつけ、窓を開け、テレビをつける。大震災の報道。震度7。私の地区は4。揺れはまだ収まらないでしょうとテレビから流れる。テレビの時計は、8時34分。地震より会社に遅刻したと思ってしまう私。何よりこんな時間まで一度も目を覚まさずにいるなんて、ありえない。判断を下す。これは夢だ。その瞬間、場面が暗転する。

シーン2 病院、爆発、螺旋階段、箱の中。
 目が覚めると病院の医務室にいる。ベッドから起き上がり、ベランダへ出ると、まちが濁った水で水没している。震災の影響だ……。左手から何かが泳いでくる。でかい魚影。ナマズ? やけに大きい。サメぐらいの大きさだ。2匹が目の前を通過する。オタマジャクシであった。巨大化したオタマジャクシがその後も大量に泳いでくる。成長過程ごとに、まばらに現れ、やがてカエルになる。世界が一変したと悟る。
 目が覚めたかい、と声をかけてくる白衣姿の男。君にはやってもらうことがある。こんな時だ、使えるものは何でも使わせてもらう。そう言って外へ連れ出される。自分がナース姿であることを知る。そんな趣味はないぞ、と思うが、自分が女性になっていることに気付く。
 外へ出ると、ロビーには怪我をした人、簡易ベッドに横たわり、点滴をうっている人たちがいる。天井からはハダカの電球が吊り下げられ、弱々しい光を放っている。
 流しの前に連れて行かれ、布巾が重ねられている。巻くよう言いつけられる。まるで誰かに操られているかのように、やったこともないのにスムーズにおしぼりにしていく。しばらく作業を続けると、停電が起こる。私を起こした男がやれやれ、またか。と電源室へ行き、ブレーカーを上げようとする。嫌な予感が頭の中をよぎり、一つの言葉が浮かび上がる。電源は。電源は? 続く言葉はないが、ブレーカーを上げてはならないと感じる。でんげ、でんげ。必死に言葉にしようとするが、できないでいる。私の態度に首を傾げる男。ガラス貼りの電源室に入り、ブレーカーを上げると爆発が起きる。倒れ込み、丸まって爆風に耐える。背中に細かい粒子が刺さり、痛がる。痛い? 夢じゃないのかよ! 夢に気付く私。必死に隣の部屋に逃げ込む。館内に放送室? から、男の声二人、話し合っているのが漏れ聞こえる。「何故気づいた?」「逃がしてはならない」マイクがオンになっていることに気づいたのか、ひそひそ声から通常の放送を行う男。「○○、逃走中、重要参考人のため、発見次第、捕まえること」、病院の階段を降りていく私。何人かやり過ごしながら下へ下へ。地下へ向かうごとに、病院の様子が怪しくなってくる。夢遊病のようにさ迷う患者たち、中にはゾンビみたいな姿をしたものも。地下の部屋を抜け、螺旋階段に辿り着く私。降りていくと研究者らしき人が。ここに人が来るなんて珍しいな、と話す。階上から男の声が聞こえる。そいつを捕まえろ! 見る見る顔色を変える研究者。ここにいてはマズい。さらに螺旋階段を降りる。階段はどんどん狭まっていき、無理やり体を通して進む状態。最下層についたのか、開けた場所に出る。白衣の男が一人、何人かのナースが立ち働いている。珍しいな、と声をかけてくる男。近付いてくるが、警戒し、一定の距離を保つ私。部屋を動き回ると、下からベルトコンベアに正座して上がってくる老人。介添えして立ち上がらせるナース。ここは何をしている? 箱のような部分からベルトコンベアで上げられてきた。この箱はどこへ続いているのか? のぞき込むと、近づいた男に突っ込まれ、箱の中に入れられる。騙したな! 怒りとともに顔を振り上げる私。白衣の男、ナース、そして老人がこちらを見て、憐れみともつかぬ、慈悲のような笑みを浮かべている。「もう大丈夫だ。安心していい」白衣の男が口にすると、再び場面が暗転する。

シーン3 生まれ直しの失敗? 現実への帰還、あるいは回転。
 回転している。目覚めると自分の部屋の布団を巻き込むように寝ながら横回転をしている。くずや紙吹雪のようなものに塗れ、回転を続ける。夢現の狭間にいる。夢ならいいけど、現実なら片づけが面倒だと思う。回転が止まり、起き上がって鏡を見る。自分が自分じゃないような……、髪が肩口まで伸び、女性になっていることに気付く。鏡の背後、小太りで同年代の黒人女性が現れる。ルームシェアしている関係のようだと悟る。連れ立って母の部屋へ。口を開けて寝ている母に、黒人女性がチューブのからしとわさびを取り出しどちらにするか目配せをする。からしを指さすと、母の口にからしを垂らす女性。美味しそうに口をモグモグさせ、やがて辛さに気づき、身悶えする母。女性と笑い合い、現実に戻ったような安堵感を得る。すると、胸に痛みを感じ、段々膨れ上がっていく。女性が「これでもう大丈夫。確認してきなさい」とトイレへ押し込まれる。女になっちゃったのか? パンツを下ろすと……シッカリついてるじゃねえか! 何故か涙を流し始める私。これからどうやって生きていけばいい? 吐き気を催し、便器に吐く。水を流し、回転する水流を見つめている。

 ここで目が覚め、現実に戻る。うつぶせになり、右手で布団を円上にさすっていることに気付く。回転。

『感想』
 一つのテーマ性を帯びていて印象的な夢であった。
 解説を入れると、螺旋階段のくだりは、実はかなり象徴的で正確に言えば、途中、螺旋階段ではなくなっている。狭い、というより隙間はないに等しい。温かみのあるラバーの間を手で分け入って進むような感じで、あえてダイレクトに表現するなら「胎道」とでも言うべきか。そう考えると、オタマジャクシのモチーフや、箱の中と周りの人の笑みに、ちょっと神秘的なものさえ感じる。一番怖かったのは起きた時、まるで誰かに操られていたように右手で円を描いていたことだ。その感覚のまま、このブログを書いたので、書いている、というより書かされている気持ちもある。
 ん? こんな朝方に玄関のブザーが。珍しいこともある……

150501 最近は

2015年05月01日 23時23分07秒 | 雑記
理由もなく再起動してみる。
最近のゲーム『メタルマックス2:リローデッド』、ニンテンドーDSで発売されたリメイク作。もともとはスーパーファミコンで発売され、当時、友達に借りてやったことを覚えています。借り物だから序盤ぐらいしかプレイしなかったけど。現在は15時間ほどやって船を入手したところ。賞金首を狩って手に入れたお金で、戦車を改造したり武器を改造して、また新たな賞金首を倒しにいくのが基本的なプロセス。店売りの武器がどれくらい強くでき、また、手強い賞金首にどれぐらい有効かサーチしていくのも楽しい。また、賞金首がドロップするアイテムも強力な武器があったりして。しかも同じ武器でも三つ星評価で、星が多いほど強力に改造できたりして。当然、ドロップ率が低い中で吟味する必要があり、どこまで妥協するかはプレイヤー次第。自分はちょいレアが出るくらいは粘ろうかというところ。幸い、アイテムで中断セーブが出来るので、トライ&エラーし易い。3は終盤未クリア、4はクリア。隅々までやり尽くそうとすると、途方もない時間がかかりそうなので、ある程度は妥協しながら進めていきます。

最近の読書。新潮文庫が海外の名作の新訳を出してくれてありがたい。マーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』が月一で5巻出るので、定期的に読んでます。その合間に『その女、アレックス』で有名になったピエール・ルメートルの『死のドレスを花婿に』が文庫落ち。本日読み終わりました。アレックスより前の作品のため、インパクトは下がるものの、その系譜のようなものは構成から感じ取ることができた。

そんなこんなで、ボチボチやっていきます。

近況として

2012年08月01日 12時54分06秒 | 雑記
記事を書かないとテンプレートが変わるという脅迫に迫られて書く。
ゲーム熱がとんと下がって、読書熱に移行していた。
ハヤカワSFの、小川一水氏著作『天冥の標』シリーズにはまる。
宇宙を舞台にしているが、壮大な歴史小説としても読める。
後、ウブ方丁(うぶかた とう)氏の短編集が出てたので買う。『天地明察』で一気に一般層に浸透した。『天地明察』の原型ともいえる短編が収録されている。
どういう変遷で、あの長編に変わったか。興味深かったので、『天地明察』、今読んでいる。

ゲームは『スーパーダンガンロンパ2』買って、ようやく始めた。
らしからぬ冒頭を経て、プロローグが終わったとこ。前作で様式がわかっているので、これからいかに予想を越えた展開をしてくれるか楽しみ。

何とも

2012年06月03日 08時11分33秒 | 雑記
更新が滞って恐縮であります。
FF13クリアできた! 一度諦めて再プレイしたら、期待値が低くて冷静に出来たので、それなりに楽しめた。ファングが最後にやらかしてくれるけど、この人はパーティーの中でも特殊なポジションにいるので、その事も交えて後日まとめたい。
その後、FF13ー2も買ってカイアス・バラッドを追い詰めている段階。弱い癖に復活能力があるので厄介。意味深なこと言っては煙にまいて歩み寄りも譲歩もしない、させない面倒くさいやつ! 敵にも戦う理由があるって事を含めたラスボスが多くなってきたけど、ゲームなんだから痛快さとカタルシスをもっと前面に出した物をやりたいのね。この戦いは負けらんねぇな、とか、こいつ絶対倒すとか。そういう「高まる~」気持ちにさせるにはキャラの良さであったり物語の展開であったり戦いの場であったり音楽であったりする。

で、今やってるのがペルソナ2 罰。ペルソナ2 罪の続編。これもこれで、スカッとしないゲームではあったんだけど、罰でどう収拾着けるのだろうか。キャラは良い者揃いである。

今週はTOKYO JUNGLE買う。ポメラニアンがライオンに立ち向かっているビジュアルだけで、でかした! っていう気持ちになる。完全にバカなんだけど。熱い。勝てもしないくせにって冷ややかに笑われて、負けるのが解っているのに戦わなきゃいけない時もあるからって。

twitter始めました。ブクマから行けます。

【雑記】2011年01月07日(金)今後買うゲームについて

2011年01月07日 22時41分40秒 | 雑記
 二ノ国もエンディングを迎えて今は別のゲームをやっている(そのうち記事をまとめてアップ予定/昔買った積みゲー)。今後どんなゲームを買うか検討してみた。

 2月にはアトラスから『キャサリン』が出て、おそらく買うでしょう。
 1月後半に『Dragon Age: Origins』という、外国のRPGが出る。たぶん攻略するのに時間かかるよなぁ。洋ゲーはときおり買うのだけど、まともに攻略したことがない。「面白い」の琴線に届かぬうちに、ふらふらっと別のゲームに手を出してしまうのね。
 このゲームはアクション要素はなくって、ファミ通を読んでいたらFF12のような感じだったので更に購買意欲が上がった。FF12は、あの広大なマップをうろついて仲間に指示を与えて敵を倒し、未開の領域へ突き進んで行く感じが非常に良かった。作戦を組んでやれば、あとは自動でプレイでき、緊急事態には手動で介入するプレイスタイルも、だらだらやりたい自分に合っていた。
 
 3月は『ペルソナ2 罪』リメイクと『ディシディア FF』がかぶって、さぁどうすると思ってたが、無事『ペルソナ2 罪』が発売延期でバッティングを回避しやがるアシストをしてみせたので、よし、腹は決まった……と思ったら『FF4』リメイクが『ディシディア~』の後日ほどに発売されるようで。DS版を買って全然やってないけど、また買ってしまう理由は、携帯で配信されていた後日談が収録されているから。グラフィックがRPGツクールみたいと揶揄されているが、私はあまりそういうところを気にしないタイプなので、懐かしく、面白がってやれると思う。

 最近になって、何やら過去買い逃がしていた作品がDSでベスト版が出るのは何? 決算的な意味? と思っていたら、そうか、『3DS』が出るんだ! と思い当たる。別段やりたいゲームがあるわけではないのに、通りすがりに売っていたら買ってしまうんだろうなぁ。同時発売で買いたいゲームは、今のところ無いのだけど、『パルテナの鏡』『ゼルダ』が出る頃にはたぶん持っているはずだ。

【雑記】2011年01月05日(水)今月のお買い物

2011年01月05日 22時07分27秒 | 雑記
 1月買う本などの備忘録。

<漫画>

 1/ 7(金) のりりん(2)/鬼頭莫宏 講談社
 1/ 7(金) なにかちがってますか(1)/鬼頭莫宏 講談社
 1/19(水) 愛しのアイリーン(下)/新井英樹 太田出版
 1/20(木) 富江(1),(2)/伊藤潤二 朝日新聞出版

<文庫>

 1/12(水) さよならドビュッシー/中山七里 宝島社文庫
 1/14(金) 新世界より(上),(中),(下)/貴志祐介 講談社文庫
 1/28(金) ディスコ探偵水曜日(上),(中),(下)/舞城王太郎 新潮文庫

<書籍>

 1/30(日) ダンガンロンパ ビジュアルファンブック/ソフトバンク


 ざっと挙げてみたが、12月のことを想起すると少ない方か。
 漫画では、特に「ぼくらの」でブレイクした鬼頭莫宏の新作が楽しみ。タイトルが誤植っぽいけど、強調してあるとおり、これで正解。容易には読めなかった昔の作品が復刊されるのは、単純に喜ばしい。伊藤潤二は以前「うずまき」を買って、その画力に圧倒された。美少女がいわゆる「萌え」ではなく、本物の美少女なのだ。少々耽美成分が入っているけど。

 文庫の方では、昨年「このミス」で賞をとった「さよならドビュッシー」が早くも文庫化。同時に大賞をとってた「トギオ」はまだ? 俳優の妻夫木氏が推薦文を書いてた威力か。最もテーマ性からして「トギオ」に比べて、より広く受け入れられるのだろう。
 三分冊の2作品は、いずれ読みたいと思っていたものが文庫落ち。

 月末に発売されるダンガンロンパの資料集も存在を忘れないようにしたい。
 久し振りにゲームでキャラクターにハマった。声優の力によるところも大きい。 

【雑記】2011年01月01日(土)今年の展望

2011年01月01日 20時47分38秒 | 雑記
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 昨年の反省を踏まえて、今年の目標を掲げよう。

 1.環境を整える
  何をやるにしても前提として通用することで、目標というよりはその土台になる。
  昨年の目標、部屋の模様変えもそうだが、事にとりかかる前にやっておかなければならない ことが積載しており、それが為に億劫がって結局何もできないまま無為に日々を過ごす。
  ちゃんとするためにはちゃんとするための環境を整えねば。

 2.文章を書く
  昨年辺りから割りとこまめにブログを更新するようになり、既に実践している。
  たまに過去の記事を見返すと改めて発見が得られる。もともとは自分のために書いていると ころも大きいが、継続ができているのは、見てくれている方々のおかげだ。
  他のブログらしからず、文章が窮屈で、いかにも読み手への配慮に欠ける向きがあるけれど
 文章をうってうって考えてうってうってというプロセスには自分の中に眠っている新たな考え が生まれるものだと今更ながら感得した。無駄無意味の羅列だが、続けて行くなかで練磨され れたい。そして、ひいては昨年の目標へ帰着させたい。

 3.資格を取ろう
  仕事もそれなりに経験をつむと新たな仕事を任せられても培った手練手管でなんとかなっち ゃうことが多い。それなりの勘所をつかめるようになったということだ。そちらはそちらで
 どうとでもすることにして、余裕が生まれると何かが足りないことに気付く。対外的にこれと 提示できるものがないことに。がむしゃらにやれる今この時こそ、万が一に備えたい。

 以上3点。
 何か一歩でも踏み出そう。踏み出さなければもとのもくあみ。

【雑記】2010年12月31日(金)今年の反省

2010年12月31日 21時19分35秒 | 雑記
 今年はお世話になりました。

 さて、元旦に目標を立てたけれど、果たして実践できているのか検証をしたい。

 1.料理のレパートリー
 増えている。職場がまかないを作る環境にあるもので、練習にはうってつけなのだ。
 他人を練習台にするとは不届き者だが。

 2.小説を書く
 こんな野心を持っていたとは……。しかし今でもそういう想いは消え去ってなくて、あっちこっちを行ったり来たりしている。書けないやつは一生書けない。そういうことなんだろうな。

 3.部屋の模様変えをする
 悪い意味では出来ているけど。全く手付かずだ。環境は大事。物事のできるかできないかはここにかかっているのかもしれない。

 簡易ではあるが、こんな感じだ。なんというか、結果が全てを表してしまっている。
 ただ、改めて振り返って見ると何が今1番必要か、やるべきことが見えてくる。
 一端の社会人には程遠いけど、何とかなっているのが不思議だ。
 早く人間らしい生き方ができるようになりたい。リア充なんかに、なれなくっても良い。

 3歩進まないで2歩退がるような生き様ですが、来年もよろしくお願いします。

【雑記】2010年12月28日(火)忘年会シーズン

2010年12月28日 22時58分32秒 | 雑記
 忘年会ラッシュも過ぎ、内臓の節々も悲鳴を上げている。
 私は晩酌を欠かさずやる方なのだが、さすがに忘年会などで飲みすぎた翌日は飲まないようにしている(というか飲めない)。久し振りにお酒を飲まないと、時間が余ってやることが見当たらなくなる。ということは普段酒を飲むことでいかに無駄に時間をなげうってきたか? という事実にいきつく。時にはこうしてゆっくり時間を過ごすことも大事だ...と思うのも束の間の話なのだろうが。
 最近の若い人はお酒を飲まなくなってきたということを聞く。それどころか、無駄なものにお金をかけなくなった。車もたばこもギャンブルもやらない。なんだ良い話じゃないかと思うが、年かさの人達が言うにはハングリー精神が無いのだと。記事の全てを鵜呑みにすると、いつのまにか対立構造の只中に担ぎ込まれていて大変だ。冷静に判断したい。

【雑記】2010年12月26日(日)M-1グランプリ

2010年12月26日 21時07分35秒 | 雑記
 10年続いた年末の恒例行事も、ついに最終回。製作サイドの思惑や審査員の動向、極度の緊張感を孕みながら笑いを提供するという特異な状況など、良くも悪くも話題を提供させてくれる企画だった。新たなスターの誕生を目撃、あるいは発見するライブ感は、何にも代えがたいものがある。以下、今回の出場者順の簡単な感想。

 『カナリア』
 レッドカーペットでも見たことがあるけど、歌ネタを得意としているのか。
 ドレミの歌を定石(じょうせき)からズラすという良くあるネタ。
 ボケ役の人の「水嶋ヒロに似てる」ネタとかもそうなんだけど、「ええかっこしい」の感じはあまり笑えない。パンクブーブーが負けた理由がわからない。

 『ジャルジャル』
 メタ構造。審査員が戸惑ったのが印象的だった。キングオブコントでも思ったが、オーソドックスをわざと壊しにかかっている。シュールを得意とする人達って「素」の感じがあるんだけど、彼らは作為的な感じがする。

 『スリムクラブ』
 今大会のダークホース。前2組のもやもやした感じの空気を一変。戦場カメラマンばりのスローテンポな会話に、散りばめられた言葉のチョイスが良かった。新風が吹き荒れ、決勝戦に押し上げた。

 『銀シャリ』
 オーソドックス。上手いのだろうけど、順番の妙味を感じさせる展開となった。
 スリムクラブ空気と、ABCの「歌かぶり」がアダになったか。
 ボケの人の敵愾心の無い感じとツッコミの達者ぶりが寿命の長さを感じさせる。

 『ナイツ』
 時事ネタの勘違いネタは従来通りだが、一通り行なったボケを回収してかぶせる工夫がされていて好感を持った。上手いけど笑いは起きないジレンマ。

 『笑い飯』
 鳥人再来。今回は上半身がサンタで、下半身がトナカイというサンタウロス。
 フォーマットを作った後は二人共が続々とボケを作り出す。よくもまあそこまでと感心する。
 一方が今回のボケのお題をやってもう一方が「だいたいわかった」という掛け合いはWボケにしか見られない笑い所だなぁ。貫禄? 必然? の決勝戦進出。

 『ハライチ』
 フレーズを変えながら当意即妙にボケるフォーマット。前年こそ、その新しさに注目したが、ナイツのように一ひねり加えてこなかったのが残念。

 『ピース』
 語感いじりネタ。この人達はコントの方が面白い。ゴリ押し感が強い。

 『パンクブーブー』
 前回優勝者が敗者復活。終始的を射ていないボケのズレた答えとツッコミが秀逸で、上手かった。だからこそ、今回選出された中の多くの組に負けた理由がわからない。決勝戦進出の実力がさらに拍車をかける。

 決勝は『スリムクラブ』『笑い飯』『パンクブーブー』の3組。
 結果は、松本の「『笑い飯』に取らせてあげたい」の一言に尽きると思った。
 また何年かに一度、オリンピックのような感覚で放映してくれることを期待したい。

【雑記】2010年12月25日(土) 来期アニメについて

2010年12月25日 06時31分46秒 | 雑記
 今期のアニメも録画ばかりで見ていないのに来年始まるアニメの話。鬼も笑わば笑え。
 
 『レベルE』
 「幽☆遊☆白書」や「HUNTER×HUNTER」で有名な冨樫義博の異色短編集が原作。氏の漫画では、その個性や完成度から見て1番好きな作品。SFベースでホラーやミステリ等、作者の趣味が爆発していて楽しい。

 『放浪息子』
 志村貴子原作漫画のアニメ化。女の子のように在りたい少年と、男の子のように在りたい少女のお話。「敷居の住人」からのファンだけど、思春期特有のもやもやしたわだかまる感じの描写が上手。

 『フラクタル』
 ノイタミナ枠オリジナル作品。
 アニメ化といえば上記のように漫画原作であったり、ライトノベルあるいはアダルトゲーム準拠の作品が跋扈する中(ニーズがあるのだから否定はしない)、一方で、ともすれば思わせぶりで野心的な作品があることが嬉しい。

 今回チェックするのはこの作品ぐらい。もうちょっと調べたら増えるかも。

 ちなみに、今録画しているのは『スタードライバー』と『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』。どちらもまだ2話程度しか見られていないが、共通するのは変態的ということ。

【雑記】2010年12月13日(月)NHK 世界ゲーム革命

2010年12月13日 21時00分00秒 | 雑記
 先日9時ごろにNHKで放映した、世界のゲームに目を向けたドキュメンタリー。
 ゲームというコンテンツが次代に向けてどういった発展、進化、そして飛躍を遂げるかということを、世界国内最先端のゲーム製作会社及び協力会社にスポットを当てている。ゲームというコンテンツが持つエネルギーを凄く取材できているのだろうけど、同時にネガティブな印象を植え付けるかのような番組作りに、なんだか嫌らしさを感じてしまった。
 外国のゲーム会社では、会社が作ったゲームを評価する会社もある。社員は1日中ゲームをプレイして、その評価を出す。番組後半では、彼らを監督する立場の人間が「ゲームに感情はいらない」「ただゲームのためにゲームをし続けろ」みたいな、ブラック企業そのもののシーンが挿入されていて、『ゲーム』というコンテンツに嫌悪を抱かせるようなシーケンスが挿入されている。ねえ? 何がいいたいの? と思わせる演出だ。
 一方で日本のゲームクリエイターも取り沙汰される。
 一人はレベルファイブ社長・日野晃博。ゲームとアニメの融合ということで、ゲームとは交わってこなかった日本屈指のアニメ製作集団・スタジオジブリとコラボした『ニノ国』は発売中。私もプレイ中。
 もう一人が水口哲也というクリエーター。光と音を武器にゲーム業界では最も海外に近しいところにいるらしい。数年前、日本テレビ『スーパーテレビ』内で同じようにゲームのドキュメンタリーに出ていたが、何らか親和があるんだろうか? 『スペースチャンネル5』『Rez』『ルミネス』などが代表作。業界内では評価が高いが、売上げには直結していない。
 そんな水口氏が、海外のマイクロソフト開発するX-BOX360新ツール『キネクト』で作るゲームで、もっと世界に没入するためのアイディアを入れたい、と海外のメーカーに打診されたアイディアが、振動するコントローラーを体に巻きつけてゲームをプレイしてみるという案。一見すると、海外のスーパー技術と比較して何ともショボいのだが、そういうアナログな感覚ってかなり大事なんじゃないの?
 番組内では一切取り上げられなかった、任天堂の『Wii』が、対極に位置していて感慨深い。
 この番組で取り上げられた内容に比べると凄く健全で、外向的で、一般層に向いていることか。任天堂を正しいというつもりは毛頭ないが、番組の構成は、ゲームは悪であるかのような、その兆しを訴えるような感じで、私には気に入らなかった。
 「ゲームは麻薬のようになる!」「いずれ壁をつくらなくてはならない」とかのたまっていたロシアの学者のコメントが、そしてそれを流したことが、端的に表されている。

【雑記】2010年12月11日(土)このマンガがすごい! 2011

2010年12月11日 21時04分14秒 | 雑記
毎年恒例に買っている「このマンガがすごい!」2011年版。
予想では高くて8位、低くて13位としていた『進撃の巨人』が1位!
確かに手垢がついてなくて、一般層は手に取りづらい表紙であること、余りある物語のインパクトからして、確かに「今」推したい作品だろう。有吉言う所の、バカに見つかる状態に近い。

『ドリフターズ』は相変わらずの作者の暴虐が楽しい。歴史上の英雄たちがバトル!
意外な、といっては失礼かもしれないが、『鉄風』が入っていたのは嬉しい誤算。
エアマスター以来、戦う女の子に燃える自己を発見した私が思わず表紙買いしてしまった作品。
戦う女の子といっても、華奢な小娘が身の丈に合わない大剣をふりまわしたりとかじゃない。
筋肉・経験という説得力がものをいう、確かなキャラクター造形でなければ。
他、『乱と灰色の世界』『狼の口 ヴォルフスムント』といった地味だけど堅実な漫画がランクインしていることが嬉しかった。
そんな私が選ぶランキング。


1.『進撃の巨人』
 文句なし。その熱い想いのたけは前日記事参照のこと。
2.『信長協奏曲』
 『進撃の巨人』と鏡の裏表と表した人がいたが、全くその通りで、進撃を語るならこちらも語らねばウソだ。前者が新人らしい熱くがむしゃらな力が嬉しいが、後者は新人らしからぬひょうひょうとした作風が恐ろしい。歴史の間隙を縫うような、最新巻の展開も見事。
3.『からん』
 戦う女の子が好きだと公言しちゃったらば外せない柔道漫画。木村紺という作者は、作品ごとに画風・作風をガラッと変える。要領が良く変幻自在であるから、その異形の才に気付かない。NHKの夜中辺りで丁寧にドラマ化されたら嬉しい。人材登用・育成や心の動きの機微を捉えることに長ける小癪な主人公、「超高校級」の実力を持つバンカラ女子高校生・萌先輩といったキャラクターに、物語の舞台となる京都が持つ因習・因縁、そこへ渦巻く大人達の思惑。
 この面白さは、まだ発見されていないようだ。
4.『狼の口 ヴォルフスムント』
 関所代官ヴォルフラムの、完膚なきまでに徹底された仕事ぶりと、その業の深さに打ちのめされる漫画。物語の良心ともいえる存在の正体さえ看破し、始末するその手際といったら!
 第1話、身分を偽り関所を破ろうとする主従の必死の芝居劇も「やりたきゃいつまででもどうぞ。それとも芝居は終わりにしておとなしく殺されるか」と切って捨てる態度に戦慄。
 第6話、関所を通ろうとする親娘の身体を調べ、「調べ尽くす」。もはや凌辱といってもいい身体検査を終え、放ったヴォルフラムの言葉。「娘が辱めを受けているのを黙って見届ける親の言葉なんて信用できない」もはや絶望よりの使者としか見えない。なのに「いいぞヴォルフラム、もっとやれ」と心の片隅にあるのは何故? 読者の嗜虐性が暴かれる一品。
5.『1/11』
 先日記事にした漫画。誰も言及しないからこそ入れたくなるのは、ひねくれ者の性。


他、『鋼の錬金術師』『天上天下』『ぼくらの』『あたらしい朝』なんかは、「このマンガがすごかった!」と言いたい。いまはつまらなくなってしまったという意味じゃなく、無事完結を迎えたという意味で。

【雑記】2010年12月07日(火)新たなるゲームへの興味

2010年12月07日 20時21分00秒 | 雑記
ファミ通?(笑)
みたいな意見・風潮はネット上で結構目にする。
クロスレビューの点数は信用ならないとか、最新の情報なんてネットで出てるとか。
ただし私の中では一つのボーダーラインとして存在している。

そんな中で、誌面の中に、特に注目する記事がある。
それは、『桜井政博のゲームについて思うこと』というコラム。
ファミ通の中のコラムは、芸人があったり女子的なもの、イケイケな者もあれば
ニッチな者のものがあったりする。
多種多様に対応しているのが一つのボーダーラインと考える理由の一つである。

玄人、とは言わなくても、それなりにゲームを「かじって」いる者が注目したいのが
その桜井政博という人のコラム。
昔、『風のように永田』というファミ通社員のレビュアーのコラムがあったのだけど、
その系譜を継ぐような、スタンダードでありながら発見のあるコラムなのだ。

先週、『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』というソフトを紹介していた。
私は全然知らない。コラム内でも「何だか埋もれてしまいそうなタイトル」と消極的な記述。
そして、コラムは「『スクリブルノーツ』の日本語版です! 来たか!」 と続く。
熱い。
その幸先の熱さが、何か、確信めいているではないか。

適応する英単語を入力して画面に表示された課題をクリアという内容のゲーム。
屋根の上にいる猫を、下にいる女の子の元へ送ればクリアという例で語られる。
「はしご」と入力してもいいし、「ネズミ」と入力して猫をつってもいい。
その解説は、全くゼロの知識でも、読んでいる人をプレイさせたくなる意欲に満ちている。

そういうゲームの出会いもあるのだ。
そして、それが第一線でゲームを作っている人の、しかしの人が作ったわけではない
何の関連もないゲームであろうことが嬉しい。
すごく「参考になる記事」だ。そういうものに私はお金を払いたいと思った。

今回のコラムで紹介されたゲームも楽しみ。忘れそうだが。