サガ フロンティアは1997年 7月11日、プレイステーションでスクウェアより発売されたRPG。
7人の個性豊かな主人公が織りなすオムニバス的なストーリーとなっています。
私が初めてプレイしたのは中学2年の時。発売日からひと月経った頃、父が会社の同僚から安く買い取ってきました。父はメカの主人公 T260Gを。私は何を思ったか、放蕩者のリュートを選びました……。リュート編はシナリオ開始ですぐにラスボスと戦えるという特徴があり、つまりキャラ特有のイベントが無きに等しいということでもあります。
結局、リュート編はクリア出来ず、後に割と攻略に時間のかからないエミリア編をクリア。解体真書購入後は、アセルス編、レッド編をクリアした覚えがあります。
今回はPS Vitaからダウンロード購入しプレイ。
当初、PSアーカイブスは for PS3、for PSPと表記があり、Vitaでは出来ないかと思っていたのですが、調べたらプレイ出来るようなので買ってみました。
いわゆるL2、R2ボタンがそれぞれ背面パッドの左右に対応しているようで、ゲーム開始時、名前を入力する画面でそれと気付かず、誤動作すると勘違いしました。
サガフロと言えばR2と△で一時的に且つスムーズにセーブが出来るクイックセーブが便利でしたが、今回は背面パッドと△なので、多少コツが必要です。
今回は、とりあえず全員クリアする目標があったので、まずは主人公らしい主人公。ひょんなことからヒーローにされてしまった青年、小此木 烈人(おこのぎ れっと)ことレッド編をプレイしました。簡単なシナリオ進行状況と感想を述べます。
プレイ期間:2016年 5月17日~2016年 5月18日
クリアタイム:12時間
ブラッククロスなる犯罪者集団に家族を殺されてしまったレッド。
ブラッククロス四天王の一人、シュウザーに戦いを挑みますが、改造人間であるシュウザーに為すすべもなく、レッドは瀕死の重傷を負わされます。そこへ、アルカールと名乗る謎のスーツを身にまとった男が救出に入り、シュウザーを退けます。また、今にも命が尽きようとしていたレッドを助けるため、緊急の処置として自身と同じスーツをレッドにまとわせます。スーツの力によりレッドは一命を取り留めますが、一方でレッドはヒーローとして生きることを余儀なくされます。
理由がよくわからないまま場面は転換。
レッドは父の知り合いであるホーク船長のもと、リージョンシップ・キグナス号の乗船員として働いています(リージョンとは惑星のようなもので、リージョンの周囲は混沌と呼ばれるモノが広がっています。各リージョン間は専用のシップで移動出来ます)。
しばらくはキグナスが航行する先々でブラッククロスの情報を集め、時にブラッククロスの戦闘員と対峙するなどし、ゲームの基本を身に付けていきます。レッド編は初めの内は自由度が低いのですが、サガシリーズに慣れないプレイヤーには比較的わかりやすく進められますね。
キグナス号乗っ取りの事件を経て、このままではブラッククロスを追うことは難しいと判断したレッドは、ホークに船を降りる意を伝えます。
ここからシナリオは四天王との戦い、ブラッククロス本拠地での戦いへと突入していきます。まずはブラッククロスの情報を各地でかき集め、四天王の居場所を突き止めていく中でサブイベントをこなし、パーティーの増加や成長も進めていきます。
レッドはキグナスの事件からみなどで、この世界の治安を維持する組織IRPOと知見が出来ています。シナリオにも関わり、レッド編しか仲間にならないキャラもいるためまずは彼らとの合流を目指します。
マンハッタンでキグナス号乗っ取り事件をともに解決したヒューズ、シンロウで遺跡に向かった弟を探しているというドール、京で情報収集しているメカのラビット、シュライクでは生命科学研究所で何故かとらわれの身となっているモンスターのコットンを仲間に。メカとモンスターは成長のさせ方が若干クセがあるので、とりあえずは人間キャラをスタメンにしていきます。クーロンでブラッククロスの情報を収集する中で出会うアニーも加え、レッド、アニーが剣。ヒューズを格闘。ドールを術+銃で育てる方針。残り一枠は適宜変えていきます。
まずはドールが所持している陰術の資質を取得。このゲームは各術の資質を得ることで、より上位の術を戦闘後に取得出来ます。陰術の資質取得の過程でIRPOの一員でもある妖魔のサイレンスを仲間に。妖魔もやはり育成が特殊なので二軍に常駐しがちです。
次に秘術の資質集めへ。陰術より多くの手順を要しますが、ヒューズが仲間にいると一つ手間が省けます。道中、日本を元にしたリージョン・ワカツ出身のゲンや、元モデルで主人公の一人、エミリアを加えます。
後は各地のダンジョンをまわり、お宝をゲット。地道に戦力を増強していきます。
HP 500辺りでクーロンに潜むシュウザーと対決!
まずはパーティーバトル、後、ヒーロー・アルカイザーに変身したレッドと一騎打ちになります。レッドはアルカイザーに変身することで能力値の底上げやヒーロー技が使えるなど、戦闘力増加が見込めるのですが、メカ以外の種族がパーティーにいると変身出来なかったり(一応、暗闇などの一部状態異常であればOKという条件もある)、戦闘後のパラメータ成長が出来なかったりとデメリットもあります。
シュウザー撃破後は、京でメタルブラックと対決。
敵、かつメカでありながら武人の心を介し、正々堂々とした勝負を望む、主人公のライバル的なポジションです。この時はヒューズが格闘の一人連携と言える隠し技『DSC』を取得していた為、彼の攻撃2発で撃沈。以降、ヒーローを差し置いて彼の無双状態が続きます。
シンロウではベルヴァと対決。初戦で負けることで、アルカイザー変身状態のまま人間パーティーを組める特殊な状況におけますが、ヒューズがいるので苦もなく勝利ルートへ。他の四天王に比べるとややタフです。また、この道中で雷竜と戦い『竜鱗の剣』をゲット。最強クラスの剣で、レア物なんですが、こんなにアッサリ手に入るとは。
さらにマンハッタンに飛んで、ミス・キャンベルことアラクネーとバトル。
トリッキーなボスと思うのですが、ヒューズのDSCが猛威を振るいます。
ワカツの剣客、ゲンさんのWPが70を越えたので、ワカツへ流星刀を回収に。
キグナスで仲間にしていたメカのBJ&Kに交代。流星刀やパワースーツを装備させます。
四天王を全て倒すことで、キグナス号のホーク船長から連絡が入り、敵船への潜入及びブラッククロス本拠地に突入できます。
本拠地ではまずブラッククロスの首領と対決。苦もなく撃破。
続いて四天王のシュウザー、ベルヴァ、アラクネーの実質三連戦。一連の戦いでかなり苦労させられました。WP、JP運用の手際の良さが求められます。
なんとか切り抜けると、アルカイザーに材を得ることで進化を遂げたメタルブラックの最終形態、メタルアルカイザーと決戦! 姿は変われど武人の心は変わらず。こちらを回復してくれます。
メタルアルカイザー戦で真アル・フェニックスを習得。閃きシステムでも随一の演出です。
ラストボスは予想もしない(できない?)存在との対決が……。
回復アイテムも拾い物ばかり。術もヒューズがデフォルトで覚えている自己回復の『克己』、BJ&Kの回復頼り、と見切り発車な戦いでしたが何とか勝利。無事エンディングです。
シナリオとしては特撮モノのパロディで、特に大きく外すこともなく、セオリー通りで可もなく不可もない感じ。
久しぶりにやった印象では、サブイベントが術の資質獲得中心で、フリーシナリオと呼ばれるほど数やバリエーションは無いなと思いました。
閃きシステムに加え、連携システムが加わったことがサガフロの最大の特徴です。バトルに面白さを見いだす人向けかな、と。
最終的には、敵ランクが高めの生命科学研究所でこもって強化していくことで色々な技を覚えたり、連携を練ったり、ドロップアイテム厳選したりという楽しみに時間を費やすことと思います。
1プレイの時間が少な目なので、週末に一気にやれば終われるというのが、気楽にRPGをしたいという人に向いていると思いました。
7人の個性豊かな主人公が織りなすオムニバス的なストーリーとなっています。
私が初めてプレイしたのは中学2年の時。発売日からひと月経った頃、父が会社の同僚から安く買い取ってきました。父はメカの主人公 T260Gを。私は何を思ったか、放蕩者のリュートを選びました……。リュート編はシナリオ開始ですぐにラスボスと戦えるという特徴があり、つまりキャラ特有のイベントが無きに等しいということでもあります。
結局、リュート編はクリア出来ず、後に割と攻略に時間のかからないエミリア編をクリア。解体真書購入後は、アセルス編、レッド編をクリアした覚えがあります。
今回はPS Vitaからダウンロード購入しプレイ。
当初、PSアーカイブスは for PS3、for PSPと表記があり、Vitaでは出来ないかと思っていたのですが、調べたらプレイ出来るようなので買ってみました。
いわゆるL2、R2ボタンがそれぞれ背面パッドの左右に対応しているようで、ゲーム開始時、名前を入力する画面でそれと気付かず、誤動作すると勘違いしました。
サガフロと言えばR2と△で一時的に且つスムーズにセーブが出来るクイックセーブが便利でしたが、今回は背面パッドと△なので、多少コツが必要です。
今回は、とりあえず全員クリアする目標があったので、まずは主人公らしい主人公。ひょんなことからヒーローにされてしまった青年、小此木 烈人(おこのぎ れっと)ことレッド編をプレイしました。簡単なシナリオ進行状況と感想を述べます。
プレイ期間:2016年 5月17日~2016年 5月18日
クリアタイム:12時間
ブラッククロスなる犯罪者集団に家族を殺されてしまったレッド。
ブラッククロス四天王の一人、シュウザーに戦いを挑みますが、改造人間であるシュウザーに為すすべもなく、レッドは瀕死の重傷を負わされます。そこへ、アルカールと名乗る謎のスーツを身にまとった男が救出に入り、シュウザーを退けます。また、今にも命が尽きようとしていたレッドを助けるため、緊急の処置として自身と同じスーツをレッドにまとわせます。スーツの力によりレッドは一命を取り留めますが、一方でレッドはヒーローとして生きることを余儀なくされます。
理由がよくわからないまま場面は転換。
レッドは父の知り合いであるホーク船長のもと、リージョンシップ・キグナス号の乗船員として働いています(リージョンとは惑星のようなもので、リージョンの周囲は混沌と呼ばれるモノが広がっています。各リージョン間は専用のシップで移動出来ます)。
しばらくはキグナスが航行する先々でブラッククロスの情報を集め、時にブラッククロスの戦闘員と対峙するなどし、ゲームの基本を身に付けていきます。レッド編は初めの内は自由度が低いのですが、サガシリーズに慣れないプレイヤーには比較的わかりやすく進められますね。
キグナス号乗っ取りの事件を経て、このままではブラッククロスを追うことは難しいと判断したレッドは、ホークに船を降りる意を伝えます。
ここからシナリオは四天王との戦い、ブラッククロス本拠地での戦いへと突入していきます。まずはブラッククロスの情報を各地でかき集め、四天王の居場所を突き止めていく中でサブイベントをこなし、パーティーの増加や成長も進めていきます。
レッドはキグナスの事件からみなどで、この世界の治安を維持する組織IRPOと知見が出来ています。シナリオにも関わり、レッド編しか仲間にならないキャラもいるためまずは彼らとの合流を目指します。
マンハッタンでキグナス号乗っ取り事件をともに解決したヒューズ、シンロウで遺跡に向かった弟を探しているというドール、京で情報収集しているメカのラビット、シュライクでは生命科学研究所で何故かとらわれの身となっているモンスターのコットンを仲間に。メカとモンスターは成長のさせ方が若干クセがあるので、とりあえずは人間キャラをスタメンにしていきます。クーロンでブラッククロスの情報を収集する中で出会うアニーも加え、レッド、アニーが剣。ヒューズを格闘。ドールを術+銃で育てる方針。残り一枠は適宜変えていきます。
まずはドールが所持している陰術の資質を取得。このゲームは各術の資質を得ることで、より上位の術を戦闘後に取得出来ます。陰術の資質取得の過程でIRPOの一員でもある妖魔のサイレンスを仲間に。妖魔もやはり育成が特殊なので二軍に常駐しがちです。
次に秘術の資質集めへ。陰術より多くの手順を要しますが、ヒューズが仲間にいると一つ手間が省けます。道中、日本を元にしたリージョン・ワカツ出身のゲンや、元モデルで主人公の一人、エミリアを加えます。
後は各地のダンジョンをまわり、お宝をゲット。地道に戦力を増強していきます。
HP 500辺りでクーロンに潜むシュウザーと対決!
まずはパーティーバトル、後、ヒーロー・アルカイザーに変身したレッドと一騎打ちになります。レッドはアルカイザーに変身することで能力値の底上げやヒーロー技が使えるなど、戦闘力増加が見込めるのですが、メカ以外の種族がパーティーにいると変身出来なかったり(一応、暗闇などの一部状態異常であればOKという条件もある)、戦闘後のパラメータ成長が出来なかったりとデメリットもあります。
シュウザー撃破後は、京でメタルブラックと対決。
敵、かつメカでありながら武人の心を介し、正々堂々とした勝負を望む、主人公のライバル的なポジションです。この時はヒューズが格闘の一人連携と言える隠し技『DSC』を取得していた為、彼の攻撃2発で撃沈。以降、ヒーローを差し置いて彼の無双状態が続きます。
シンロウではベルヴァと対決。初戦で負けることで、アルカイザー変身状態のまま人間パーティーを組める特殊な状況におけますが、ヒューズがいるので苦もなく勝利ルートへ。他の四天王に比べるとややタフです。また、この道中で雷竜と戦い『竜鱗の剣』をゲット。最強クラスの剣で、レア物なんですが、こんなにアッサリ手に入るとは。
さらにマンハッタンに飛んで、ミス・キャンベルことアラクネーとバトル。
トリッキーなボスと思うのですが、ヒューズのDSCが猛威を振るいます。
ワカツの剣客、ゲンさんのWPが70を越えたので、ワカツへ流星刀を回収に。
キグナスで仲間にしていたメカのBJ&Kに交代。流星刀やパワースーツを装備させます。
四天王を全て倒すことで、キグナス号のホーク船長から連絡が入り、敵船への潜入及びブラッククロス本拠地に突入できます。
本拠地ではまずブラッククロスの首領と対決。苦もなく撃破。
続いて四天王のシュウザー、ベルヴァ、アラクネーの実質三連戦。一連の戦いでかなり苦労させられました。WP、JP運用の手際の良さが求められます。
なんとか切り抜けると、アルカイザーに材を得ることで進化を遂げたメタルブラックの最終形態、メタルアルカイザーと決戦! 姿は変われど武人の心は変わらず。こちらを回復してくれます。
メタルアルカイザー戦で真アル・フェニックスを習得。閃きシステムでも随一の演出です。
ラストボスは予想もしない(できない?)存在との対決が……。
回復アイテムも拾い物ばかり。術もヒューズがデフォルトで覚えている自己回復の『克己』、BJ&Kの回復頼り、と見切り発車な戦いでしたが何とか勝利。無事エンディングです。
シナリオとしては特撮モノのパロディで、特に大きく外すこともなく、セオリー通りで可もなく不可もない感じ。
久しぶりにやった印象では、サブイベントが術の資質獲得中心で、フリーシナリオと呼ばれるほど数やバリエーションは無いなと思いました。
閃きシステムに加え、連携システムが加わったことがサガフロの最大の特徴です。バトルに面白さを見いだす人向けかな、と。
最終的には、敵ランクが高めの生命科学研究所でこもって強化していくことで色々な技を覚えたり、連携を練ったり、ドロップアイテム厳選したりという楽しみに時間を費やすことと思います。
1プレイの時間が少な目なので、週末に一気にやれば終われるというのが、気楽にRPGをしたいという人に向いていると思いました。
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