ことり日記

ことりパパ・ことりママが
ヨーキー『ことりくん・うずらくん』の日常を綴っています。

地震から2日目の夜

2011-03-13 01:17:00 | ことりママ

ことりママです。

地震から2日目の夜。

電気があるのがとってもありがたいと痛感しています。

ことりもよほど疲れたのか、午後からほとんど寝っぱなしです。



ご心配いただいた皆さん、本当にありがとうございます。



幸いなことに、昨日わたしは仕事が休みだったので、地震がおきた時はことりと一緒に家に居ました。

グラグラッとした瞬間、あまりの揺れにこれはヤバイと急いでことりを抱いて

携帯を握りしめ、外に出ました。

立っていられないくらいの大きな、そして長い揺れでした。

当たり前のことですが、震度6強というのは初めての体験です。



少し落ち着いたところで家に入ってみたら、食器棚や家具などが倒れて、足の踏み場がありません。

停電してしまったので、とりあえずガス栓を閉めて

できるだけ厚着をして、ことりとふたりで避難しました。

近所の人たちと、安全な場所でしばらく様子を見ることにしましたが

その後も震度6弱・5強といった余震が続き、とっても怖かったです。

携帯もまったく通じず、誰とも連絡が取れなくて不安で不安でたまりませんでした。

しばらくするとパパから無事を確認するメールが届きました。

その後パパとわたしの実家からも無事を知らせるメールが届き、安心しました。



夕方家に帰ると、どこから手を付けたらいいかわからないくらいにめちゃめちゃになっていたのですが

まず割れた食器類をどけて、通り道を確保して…出来るところから片付け開始。

お隣さんが懐中電灯やろうそくを持ってきてくれたり、カップ麺やパンなど食べ物を分けてくれたり

本当に本当にありがたかったです。

ガスと水道が使えたので、温かいコーヒーを飲むことができました。

ろうそくに灯をともして、ことりと毛布にくるまりながらラジオを聴いていたら、パパが帰ってきました。

パパの会社の工場はところどころ壁が崩れて、中はぐちゃぐちゃになってしまったそうです。

近くの工場では怪我をされた方や亡くなった方もいて、工業団地内は悲惨な状態だったと言っていました。

余震が続き、ことりもいつもと違った様子に落ち着かない感じでした。

一晩中ラジオをつけたまま、寒くて怖くて眠れない夜を過ごしました。



停電が解消されたのは、12日の13時前。

ラジオでは聴いていましたが、テレビで初めて被害の大きさを目の当たりにして

愕然とすると同時に涙が出てきました。

どうかこれ以上被害が拡がらないでほしい。

ライフラインも寸断されて、どんなに不安なことでしょう…

どうかどうか、被災された方々が一日も一刻も早く安心して生活ができるようになりますように。

そして一人でも多くの命が助かりますように…









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