昔、犬は貰うか拾うかで手に入れる存在だった。
ペットショップなどはかなりの都会じゃ無いと成立しない商売である。
今は地方のホームセンターでも犬を売っている時代だ。
血統書付きの犬を飼う事は金持ちの証でステータスシンボル。
「たくのワンちゃんは血統書付きざーますのよ、おほほほほほ」
とざーます言葉とセットのイメージが出来上がっていた位だ。
そんな時代があって血統書は価値のある証明書だと思う人が未だに多い。
タダの紙切れだ。
血統書なんてタダの紙切れ、普通に犬を飼う人には無意味な代物であるぞ。
ありがたがる必要はノミの糞ほども無い。
繁殖屋には大事なビジネスツールではあるが素人には不要、直ぐ捨てて構わない。
勿論、自分で繁殖をしたい、子犬を売りたいと思うならば大切に保管だけどね。
血統書を公的機関のお墨付きだと勘違いしている人も多いだろうが全く違うから。
専門の団体が発行しているが何も個体の保証書ではない。
そこも勘違いしている人が居る。
日本には血統書発行団体が複数あって勿論お互い仲は極めて悪い。
最大の団体は泣く子も黙らせるJKCである。
ケンタッキー・フライド・チキンじゃないよ、JKCジャパンケネルクラブ。
立派なビルを持った組織だ。
あのビルは血統書発行で出来たと言っても過言ではあるまいなあ。
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