ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

粗大ごみは粗大ごみ

2017年05月26日 | ●断捨離

●リサイクルショップが引き取る基準●

 

タンスや机、

大きな家具を送り出すことにしたものの、

さてその行く先は……?

 

まだまだ十分使えるし、

ただのゴミにするのはやはり忍びない……と

いくつかリサイクルショップを当たりました。

 

今は車も手離しているので、

自分で運んでいくわけにもいきません。

となると、家に来てもらっての引き取りをお願いすることになりますが、

そういう場合、購入したのが10年以内か

ということがひとつの目安になるそうです。

特別なブランドやアンティーク、となると

話は別なのだと思いますが、

一般的な家具であれば、どんなに綺麗に使っていようと、

新しいかどうか、ということが絶対の基準になるようです。

 

ちなみに、IKEAとかニトリ、というブランドは

新しくても値がつかないとも言われました。

 

 

●行政の粗大ごみ収集は頼れる味方●

 

・・・ということで、

結局、市の粗大ごみの係りに連絡することに。

 

市の粗大ごみ収集は、

リサイクルショップの引き取りより、

迅速に来てくれる気がします。

(リサイクルショップも昨今は混み合い中の模様)

 

  ↑ その他の諸々のゴミたちとともに引き取っていただきました。

 

 

 

●目の前でつぶされる●

 

ところで、粗大ごみの収集車は、

以前は、大きなトラックのようなもので、

粗大ごみたちをポンポンと荷台に載せて、

持って行ってくれました。

 

そうした「粗大ごみ」を集めて展示し、

行政か第3セクターが販売している、という時代もあったように記憶しています。

(正確ではありませんが)

 

なので、持って行ってもらった家具たちは、

うまく認めてもらえれば、

誰かの手に渡って、再び活用してもらえるかも・・・

なんて、淡い期待を持っていましたが・・・

 

なんと、この度は、いきなり、

ゴミ収集車のパワフル破壊力により、

目の前でつぶされて、

車に呑み込まれて行きました・・・

 

たまたま今回は収集のタイミングに家にいたので、

ご挨拶しようと出て行って、

この光景を見ることになりました。

 

あんなに頑丈だった机やタンスが、

バリバリバリッと音を立ててひしゃげていき、

文字通りつぶされて、

「家具」から「ごみくず」へとなった一瞬を目の当たりにしました。

 

なんだか、生きたまま土に埋められるような、

息苦しさを覚えましたが、

タンスにも机にも、心の中で丁寧にお礼を言って、

頭を下げるしかありませんでした。

 

 

●ありがとう●

 

いきなり飛躍するようですが・・・

 

「亡くなった時が辛いから犬を飼わない」なんていう話を

聞いたことがあります。

犬はともかくとして、

別れが辛いから付き合わない、というのは、

わかるけれど、

やっぱり、つまらないよな、と思います。

 

別れがつらい、というのは、

つまり、それだけ深く付き合った、

それだけ豊かな時を共有した、

それだけ深く愛した、

という証拠でもあります。

 

であれば、

傷つくことを恐れて、何もしないのか、

傷つくことは当然として、

ともにいる時を味わうのか、

どちらかを選択するとすれば、

やはり後者だろうな、と思います。

 

喜怒哀楽、大きければ大きいほど、辛さも大きいかもしれないけれど、

それは、生きている証拠。

ならば、思い切りそれを味わう方が、

生の深みが増すのかも。

 

モノとの付き合いも、

人との付き合いと同じと思えば

(そんなふうに、モノに気持ちを載せるからこそ

手離す時にもエネルギーがいるわけですが)、

ともに豊かな時を共有できたことを喜んで、

「ありがとう」といえば、

それで赦してもらえるのかもしれないですね。

 

そして、そもそも「ゆるす」なんてことがあるとすれば、

それは、自分で自分にOKを出すことに他ならないのですし。

 

 

・・・と、わかっちゃいるけどやめられない自分を、

自分で納得させようとするために、書いてみました。

(ちゃんちゃん)

 

読んでくださった方には、お付き合いいただき、

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 



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