TTの日々雑感

ニュース等の日々雑感をイラストや文章でつづっていきたいと思います。

マンションの1割以上は耐震不足

2007年03月30日 | Weblog
「国土交通省は29日、耐震偽装事件を受けて行った全国の中層マンション389棟を対象としたサンプル調査で、1割以上にあたる40棟が耐震強度不足の疑いがあると発表しました。」

予想以上の結果のようですが、耐震強度不足の建物は、実際にはこれ以上の比率で、町には存在しているのでしょう。今回の調査では「偽装」は見つかっていません。設計上の問題が多いとしています。いわゆる、設計ミスのことで、これが発見されないまま建設され、建物が完成してしまったのです。

建物が完成されるまで、1.構造計算、2.構造図・意匠図他、3.施工図、4.現場施工、5.完成、という経過をたどるのですが、建物が安全であるためには、それぞれの段階でミスや手抜きがないことが前提となります。

しかし、この1つ1つの段階には、膨大な作業量があり、また、現場施工などでは膨大な人たちが関与しています。中規模マンションで、設計には数ヶ月、施工図作成にも数ヶ月、現場施工には1年前後の期間がかかります。作業はそれぞれの段階がラップして行われていきますが、そのなかに手抜きは別として、ミスが相当量発生するのは避けられません。

もちろんチェック体制はありますが、そのチェック作業事体も膨大な量があり、完璧とはならないのです。とくに川上でのミス、設計上のミスは気づかれないまま進んでしまうと重大な結果を招きます。各段階でのミスをいかに減らし、チェックのミスをいかに減らすかがよい建物を作る上では重要となります。

複雑な手順、膨大な作業量、関与する人間の多さ、---よい建物を作ることの難しさはここに潜んでいると思います。

初めてマックを買って気がついたこと

2007年03月28日 | Weblog
パソコンといえばウィンドウズしか知らない私が、初めて20インチのマックを購入しました。(MAC-OSX)まず驚いたのは、梱包をあけてみて、付属品の少なさでした。セロハンの袋に入ったCDが2枚と、ペラペラな小さな冊子が数点それに保証書、それだけなのです。

なんという簡素さ。(以前パソコンを購入したときは、説明書やCDなどたくさんの付属品がついてきました。)最近はどこのメーカーもこうなのでしょうか。マックOS関する説明や、パソコン本体に入っているソフトの説明(書)は一切ありません。(ソフトに関する説明がないというのはすごいことです。)

デザイン、操作性はよいので一応満足しています。私は全くの初心者なのですが、少し使ってみて困った点がいくつかありました。

ひとつは、ブラウザがIE(インターネットエクスプローラ)でないため、金融機関などのウェブサイトで一部文字化けや、アクセス不能があること。金融機関などのウェブサイトはほとんどすべてが推奨環境をWIN、IEにしているため、マックでアクセスして文字化けしても文句がいえないのです。

さすがにアクセス不能のウェブサイトに対しては、困るので何とかならないかとメールで問い合わせをしてみました。サイトの入り口でIE以外はダメと拒否され、自分の口座の中に入っていけないからです。

回答は、WIN、IE以外に対応することはコストがかかりできないというものでした。私もそのことは理解できます。営利企業としてはやむを得ません。ただ問題としたいのは、ほかの金融機関などのサイトでは一部文字化けや不具合表示があるとしても、アクセスは可能な状態になっているのです。

教えてgooで調べたら、アクセスが可能であれば、表示不具合はFIREFOXなどのブラウザを使うことにより、ほとんど解決できるとのことでした。自分の口座へのアクセスが可能になるように交渉中ですが、望みはきわめて少ないでしょう。一個人の顧客側の問題と思われることがらに大企業がかまっていられるでしょうか。その金融機関の口座は廃止することになりそうです。

いま思っているもう1つの難点は、いろいろなサイトで公表されているニュースなどの動画が、ほとんどマック対応になっていないので見られないことです。インターネットで臨場感が味わえる楽しみの1つが失われたようで、寂しさを感じます。

最近、パソコンの調子が悪い

2007年03月16日 | Weblog
最近、いや以前からですが、パソコンの調子が悪いのです。
なにしろ、スイッチを入れてから、IEの画面が立ち上がるまで5~6分かかります。
いくらなんでもかかりすぎます。

立ち上がると同時に陰でウィルスバスターが働くからかもしれません。
やっとIEの画面が出て、他の画面を見ようとクリックすると無反応。
1~2分してやっとそこが開きます。なんだかんだで10分ぐらいは仕事になりません。

ふだんもサクサクいくことは少ないのです。時々、勝手にウィルスバスターが作動し、ウィルスチェックの検索をし始めます。これがはじまると、パソコンはこれが最優先となり、ほとんど他の機能は麻痺します。

3時間ぐらいかかり、ウィルスが2匹見つかりましたなどと画面に出ます。
見つかったらすぐに除去してくれ、といいたいのですが、詳細を見て、自分で処理の方法を探さなくてはなりません。

面倒で分かりにくい文章を読んでいくだけでもいやになります。
こんなことを毎週、毎週やらされるのはたまらない。
結局、放置ということになります。(ウィルスが入ったままで)

ウィルスにも危険性が大のものと中、小のものがあり、対応にユーザー判断が必要とのことのようです。パソコンの動きが悪くなるわ、ウィルスチェックに時間と労力を取られるわで、いやになります。

ちょうどもう、4年も使っているパソコンなので、換え時と思い、マックを購入することにしました。なにしろ、ウィルスに感染する心配は不要と、マックのHPに明記してあるのですから、非常に優秀なOSなのでしょう。

ウィルスの心配なしということは、大変なことです。人間で言えば、病気にならないということですから。それを明言できるということも、非常に大変なことだと思います。さて、これから使い始めてみて、どうなのか見極めてみたいと思っています。

天国のような時代

2007年03月09日 | Weblog
3月10日、一晩で10万人が死んだ東京大空襲(1945)から62年がたちました。広島、長崎の原爆と並び、史上最悪の虐殺も、人々の記憶から忘れ去られようとしています。

思えば、私が生まれた1950年はまだ、それからたった5年しかたっていない時代でした。東京下町の砂利道とバラックの中で、テレビも洗濯機も冷蔵庫も車もない中で、若い両親は子供たちを育てたのです。信じられない楽天さと若さで乗り切ったのです。

バナナもタマゴもめったに食べられませんでした。でも、不思議な明るさと希望が漂っていた時代でした。

今、町を歩きながら私は、ここは「天国」だと思うことがよくあります。
花にあふれる街路、行きかうきれいな自動車、店にあふれる商品、快適なマンションや住居の生活。本当に恵まれすぎた環境です。

『---私たちはいつの間にか「天国」というものを手にしていたのです。でもそれは、人の幸せとは別の次元のものでした。幸せとは一人一人の心の中に存在するものだったからです。---』

私たちがいつまで「天国」に安住することができるかはわかりません。
今日までなのか、来年までなのか、10年後までなのか。
いずれにしても、「永久に」ということはあり得ないのです。

何度も思い起こそう原発の恐ろしさ

2007年03月08日 | Weblog
各地で原発でのデータの改ざんが発覚しています。
申告によってデータを報告させていたためにおきたことです。
人の手を加えずに自動的にデータを収集し、解析する仕組みを作ることは、重要な技術を保持していく上では絶対必要なことなのですが、それができていないのです。

ここで原発の恐ろしさを再度、思い起こさなくてはなりません。
発生が懸念される「東海地震」(M8クラス)の発生率は今後30年で87%とされています。(政府の地震調査委員会)

信じがたいことですが、予想震源域の中央には「浜岡原発」(5基)があります。
大丈夫なのでしょうか。
老朽化があり、古い基準で作られている。冷却水系統は破断しないのか。耐震性に問題はないのか。かなり心配です。地震がおきたら、ただではすまないのではないでしょうか。

地震がおきてからストップさせても遅く、炉心制御ができなくなればメルトダウンが起きてしまいます。1基が起きれば2基、3基と連鎖が起きます。

1基がメルトダウンすれば、その放射能は広島原爆の1000倍あり、6時間で東京、首都圏に達します。食料や住むところが汚染されだめになり、体が冒され、3000万人の難民が死の行進を余儀なくさせられることになります。破局を迎えるわけです。

おきてからではもう、手の打ちようがありません。
しかるべきポジションにいる人たちはどう思っているのでしょうか。
危険性を明らかにし、すぐに廃止すべきではないでしょうか。

柳沢発言の怪

2007年03月07日 | Weblog
女性を「生む機械」と例えて批判にさらされた柳沢大臣発言。
全ての論調は女性を人間扱いしない発言として全面否定しています。
しかし、一方的過ぎないでしょうか。

文脈からして、女性の人間性否定、蔑視を含んで発言していないことは明らかです。機械に例えたことは、必ずしも人間否定を感じさせるものだとともいえません。

むしろ、賞賛の意味を含んでいる場合さえあるといえます。侮蔑なのか、人間否定なのか、賞賛なのかそうでないのか、発言の主旨から読み取れば分かることです。

もともと問題にすること自体全くおかしなことだったのです。
全てが一方的解釈に流れる日本。
この異常さには怖さを感じます。

勉強したくなる環境

2007年03月06日 | Weblog
教育改革が叫ばれています。
教育現場に必要なことは、勉強したくなる環境を作ることです。
どうしても勉強したいという気持ちが起きれば、教育環境の良し悪しはあまり関係がありません。

よく、昔の師弟関係で、「教えない」ということがありました。
先生が教えないことによって、知りたいという欲求が増幅され、弟子は先生の技を「盗み」、また自分で学び取ることで技を身に着けていくのです。

同じような教育方法を何かの本で読んだことがあります。
先生はまったく教えず、生徒に質問します。その質問に答えるため、生徒は自分で勉強し、翌週答えを用意し、発言します。

すると先生は、その生徒の答えに対して、また違った質問をします。
こうして先生の質問が毎週繰り返され、生徒は返答を繰り返すことによって、自分で調べ勉強する力、発言する力、そしてそれらへの興味を身につけていくのです。

一方的に知識を伝達するなどというのは、ナンセンスな教育なのです。

ペコちゃん焼 1カ月半ぶり復活へ

2007年03月06日 | Weblog
やっと復活の第一歩が踏み出せました。
かわいそうな不二家。
何かおかしくありませんか。

工場のちょっとした不手際が、この会社の全ての製品の製造を何ヶ月もストップさせ、会社を存亡の危機に追いやってしまった。

このような不手際は製造現場ではどこにでもありそうなことです。
きっと、他の同業者も同じようなことがあると思います。
情報が外部に出てしまったために、マスコミ等に徹底してたたかれてしまったのです。しかし、ここまで徹底して窮地に追い込む必要があるのでしょうか。

数十年もかけて築いたブランドはそんな生易しいものではないと思います。

もちろん、良くない事で、そのような不手際が起こらないような仕組みを作らないといけません。会社運営の責任はその仕組みを作ることです。
不二家は改善しなくてはなりません。ブランドにより磨きがかかる再出発を期待しています。